はじめに
最近話題のStable Diffusion WebUI Forgeを遅ればせながら使ってみた。
Stable Diffusion WebUI Forgeは、有名なStable DiffusionのWebUIをControlNet等の作者であるlllyasvielさんが改良して、少ないGPUメモリでも高速に動くようにしたものである。
本記事は私がStable Diffusion WebUI Forgeをインストールした際の流れを適宜補足しながら紹介することで、
Python等のプログラミングの知識がない人でもStable Diffusion WebUI Forgeを動かせるように、と考えて執筆している。
NVIDIAのGPUを搭載したWindowsパソコンを前提としているので注意。
インストール
作者公式ページ
このページには二種類のインストール方法が記載されている。
今回は簡単な方(ワンクリックパッケージ)を使ってインストールしてみた。
このページの「Installing Forge」の項の先頭付近にある
「>>> Click Here to Download One-Click Package<<<」
をクリックするとダウンロードが開始されるはず・・・
なのだが、クリックすると同じページに戻ってしまうようだ。
そこで、このページ右上の方にある緑色のCodeと書かれたボタンをクリック。
プルダウンメニューから一番下の「Download ZIP」をクリックしてダウンロード。
ダウンロードが済んだら7-Zipで展開。
7-Zipを持っていない人は下記ページから入手可能。
7-ZipはWindows標準のzipで開けない場合に活躍するので持っていて損はないと思う。
ダウンロード済のファイルを7-Zipで展開すると中身はこんな感じ。
最初に「update.bat」をダブルクリックしてファイルを更新。
次に「run.bat」をダブルクリックすれば、Chrome等のブラウザ上で
Stable Diffusion WebUI Forgeが立ち上がる。
次回以降は「run.bat」のみでOK。
操作方法
多すぎて説明しきれない・・・
というより、私自身がまだわかっていない項目も多々あります。
基本的な操作はオリジナルのStable Diffusion WebUI とほぼ同じだと思います。
ネットには詳しい情報がいろいろあるので、ググってみてください。
書籍であればこの本がお勧めです。なかなかよくまとまっています。
感想
確かに速いです。
画像生成は、最終的には大量に生成して当たり画像を探すという感じになりがちですが(私だけ?)。
この速さなら試しに100枚描かせてみるといったこともそれほど苦になりません。
メモリの少ないGPUを使っている人の方が高速化効果が高い傾向にあるようです。
私のパソコンのGPUはRTX3070 Laptopの8GBと画像生成をするには少な目なので、
まさに私にぴったりなツールです。
では、また