さよならの鐘を背に
先週、トリックスターさんのところにフラフラ行ってベソかかされてきました。
さよならの鐘を聴かされた。
http://jp.youtube.com/watch?v=ru8TrCWVQzE
人生は邂逅である。
「 人生 邂逅し 開眼し 瞑目す 」 亀井勝一郎の言葉。
と同時に、出逢いがあれば、別れもある。
もうすぐ暮れる2008年。今年は別れがありました。
邂逅。それこそが人生。
でもこんな哀しみを味わうのなら出逢わなければよかった。と弱気茶屋。
生きる夢も 愛の意味も
あなたがくれたもの (中島みゆき「さよならの鐘」より)
いまでこそ、この世の法則として「愛」こそすべて。なんて
どこぞの宗教団体の勧誘員みたいなことを宣っておりますが、
ブログをはじめる以前のわたしは愛に対して懐疑的だった。
「 こっちとら、生き馬の目を抜く世界で揉まれてきたミドルだぜ
そんな戯言、間違ってもくちを滑らせたことは無いな 」
ってな、感じで粋がっていましたよ。恥ずかしいよぉぅ(涙)
すくなくと、愛の存在やその意味は、その人と出逢って知った。
花に嵐のたとえもあるさ
さよならだけが人生だ (これは井伏鱒二)
来年はもう後のない人生50年の歳だもんね(汗)。
立ち尽くしてなんていられない。さあ気を取り直して漕ぎ出そう。
置き去りされた愛を背負って往きますだよ。老体に鞭打って。
鐘が鳴り始める 時を告げに来る
さよならの鐘がひびく
今夜の除夜の鐘は胸にしみるだろうねえ。
みんさん、よいお年を!
来年は大変な年になるってマスコミは騒いでいるけど、逆バリでいこう。
曲がり屋でいこうよ。
流されないで、下り階段を上ろう。
考え方次第でどうにでも転ぶものです。
ピンチには必ず、チャンスが付随しているものだ。
そして、私は引き続き愛を語るぞ。んん? 誰だあ? 後ろから押すやつは?
おや、小さなモモンガが押してくれているじゃあないか(笑)。
では、参ろうか。
人生は邂逅である。これで、いいのだ。(後半は赤塚不二夫)
画像は「モ〜っと愛して長〜く愛して」という大原麗子のサントリーのCMを想い出してね(古)。