2011-08-01から1ヶ月間の記事一覧
昨夜、帰ってきました。 東京駅に着いたのは23時前だったでしょうか。 横浜あたりから車窓を雨が濡らしていたけれど 傘がないんだなあ・・・ 八日間におよぶ馬太郎放浪の旅 体力的にかなりハードだった。 うちの田舎の近所が鑑真ゆかりの地で 話には聞いたこ…
お盆もすぎて、残暑お見舞い申し上げます。 お盆休みはいかがでしたか。 わたしの八月は大変忙しい日々でした。 七月中に仕上げる原稿が八月第一週にこぼれて やったあ! 終わったあと思ったら ページに一個注釈を入れないといけない(汗) これが大変で400…
己を空しくさせる(盆と膳) このあいだテレビで浅野忠信の祖父母の ドキュメンタリーをやってた。 ふたりとも、もう他界しています。 出会ったのは昭和20年の広島 進駐軍兵士だった祖父と 満州から逃げ帰った離婚暦のある祖母は 恋におちました。 祖父はア…
己を空しくさせる(三の膳) 人は狭い産道を苦しみながらこの世に ひねりだされました。 泣きながら生まれてきた。 痛い 寒い 暑い ひもじい 眠い・・・ 泣くことが唯一のコミュニケーション まず、自分のために、生きるために泣く。 成長していくと 痛みや…
己を空しくさせる(据え膳) こんな話がはたして己を空しくするに関係するのか たいへん疑問なのですが、 先月、ジブリ祭りとかで二本立てをやっていました。 そのうちの一本が『海がきこえる』だったった。 むかし観たんですが、すっかり忘れていました。 …
己を空しくさせる(二の膳) わたしの知り合いで まったく異質な性格を共有している人がいます。 もともと人間の性格っていうものは 多面性で構成されいて東洋哲学から考察すれば 八面体の一個空洞か もしくは、六面体の一個空洞であると わたしは考えていま…
己を空しくさせる(一の膳) 馬太郎の「己を空しくする」を一番身近で 聞かされ考えているのはJJ.です。 ただ、二人ともバカちんなのでなかなか合点までたどりつけない。 わたしの説明の仕方がへたなんだとも思うけれど まあそうそう簡単に「わかりました…
己を空しくさせる わたしがこの言葉に出会ったのは 30代のはじめだったでしょうか 『坂之上の雲』のなかにありました。 大山巌という人が後年この己を空しくさせる 訓練をした。と司馬さんは記していた。 大山巌とは、日露戦争で現場総司令官を務めた人物で…
者(家)+魔=亡者 について 魔は者(家)といった成人とか完成したものにしか憑かない と言い切りました。 虫とか坊は未成熟なのでまだ実体がありません。 だから、憑きようがないのですね。 その実体がしっかりしていたら問題はないのですが 弱っていたり…
りんちゃんから >焦り魔 絶望魔 投げやり魔 いじけ魔… というコメントをもらった。違うと思う。 「またまた馬ちゃん、めくじらたてないでえ」 と思うかもしれないけれど、違う。 こういう事ははっきりさせておかないと、事故のもと なので、本日はりんちゃ…
V この一連の連作の本丸は 「己を空しくする」ということの意義と効用を 伝えたいというものです。 これが難しくて自分自身やきもきするのですが とにかく匍匐前進でなんとかがんばってみますね。 呪いの話をしましたが、 次は、「魔」です。 魔がさす、魔の…