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「あべ旅館」今月末に閉館・山形県最上町赤倉温泉
宮城県大崎市から気軽に訪問できる山形県最上町・赤倉温泉。
その温泉の質は昔から良質で、宮城県鳴子の温泉と戦えるほどの素晴らしい温泉が湧き出ています。
私達、ウジャトも最上町・赤倉とは切っても切れない場所なのですが、
有名な旅館でもある「あべ旅館」が今月末で正式に閉館することになってしまったようです。
2013年3月に帝国データバンク山形支店によると、2012年4月期末時点で約10億5000万円の負債総額がでていた。
旧経営会社の破産手続きに伴い、最上町赤倉温泉の老舗旅館「あべ旅館」の営業を引き継いだエムケーコーポレーション(仙台市)は22日、今月末で閉館することを決めた。
今年に入ってエムケー社は精力的に再起改善をめざして、料理などの改善や宿泊プランなどの新たなる設定、旅行会社による宣伝広告などに力を入れ、営業継続に向けて破産管財人に対して賃料を支払う方針を示していたようですが、建物の修繕費がかさむ見通しなどを考慮、撤退することにしたようです。
一部、話によると無許可営業(経営母体の変更無届け)だったらしく、6月7日から行政指導により営業休止していたようです。
様々な問題があったのだと思いますが、管財人が建物を即時明け渡すよう、山形地裁に提訴したことを受け、エムケー社は営業自体が競売法に抵触しないことを確認した上で継続を視野に管財人と賃料について交渉。管財人は建物使用を認める方針を固め、9月の競売で建物の新所有者が決まるまでの間、営業が続けられる見通しとなっていたようです。しかし、部屋の老朽化、ボイラーや空調などの設備修繕に高額な投資を要することなどからエムケー社は継続を断念したとのことでした。
あべ旅館は、昔から何度か、夜帰りで利用したりしていましたが、
個人的な意見としては、これほどの有名な温泉地域なのにお客さんが少ないため、町に活気がありません。
料理も温泉も、本当に素晴らしいのですが、昔も書いたことがありますが
人口密度も低下し、現実的にも利益を得るためには非常に厳しかったと思うのですが・・。
何かが足りないんです。
私達も様々な温泉施設を巡り、またアドバイスなどもしてきていますが
問題のある旅館施設の場合、ある一定の問題が必ず起きている物です。
その改善ポイントを初心に戻って取り組む勇気がないと、いくら料金を改正しても、料理を変えても
お客様は再度、足を運んではくれません。特に旅館関係は注意しなくてはならないことです。
本当に今回は残念な結果となってしまいました。
今回のあべ旅館の倒産は、今後の赤倉温泉旅館全体にとって最大の問題となるはずです。
最上町の観光課さんも含めて、今一度話し合いの場を設けて、同じことが繰り返さないよう
対策が講じられることを期待したいです。
本当に残念です。。。
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コメント
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驚くと言うよりも、やっぱり…と思いました。一度宿泊させてもらいましたが、お湯は素早いもので、ゆっくり休むことができたことを思い出しました。残念ですが負債額が大きいだけに再建するのは現実的に無理ではないかと。