メキシコの伝統的なお菓子 マサパン - ちょいと其処まで

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メキシコの伝統的なお菓子 マサパン

メキシコには美味しいお菓子がたくさんあります。

 マサパン Mazapánはもともとスペインの伝統的なお菓子でアーモンドの粉末と砂糖を固めたもの。メキシコのマサパンはピーナッツと砂糖を固めたものです。
メキシコでよく見かける赤いバラの絵が描かれたドゥルセ・デ・ラ・ロサ Dulce De la Rosa社のマサパンは70年以上の歴史があります。

 

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赤いバラの絵が目印、Dulce De la Rosaのマサパン


このマサパン、甘くて美味しい。口の中の水分を持っていかれるような甘さ。ピーナッツを粉状にしたものと砂糖をギュッと固めたものなのでポロポロと崩れやすいのですが、その食感も良い。粉というかザクッとした歯触りがとても良い。少しづつ食べると本当にポロポロになるので一気にパクッと食べちゃうのがよいかと。初めて食べたとき、ピーナッツと砂糖のキャンディだというような説明をされたのとパッケージにもPeanut Candyと書いてあったのですが、いわゆるキャンディというか日本で言うところの飴ではない(個人の感想です)ちなみにこの写真たちのマサパンにはPeanut Candyという表記がない。なぜなのか。

 

 

 

サイズは知っている限りでは大中小あり。大がgigante、中がoriginal、小がchico。大きさ(直径)は中が4.8cmほど、小は4cmほど。大は買ったことがない。厚さも異なります。気になる(?)カロリーは、中が133kcal、小が58kcal。ちなみに上の写真は大ですが233kcalとの表記が。
一気にパクッと食べちゃうのがよいかと、と言いましたが、大は一口で食べるのはなかなか難しそう。

 

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左が小、右が中

 ほかにチョコレートがかかったものもあります。こちらはさらに甘い。

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チョコレートがかかったマサパン

 

道端の露店で売っていたりするので1個だけでも買えるし、スーパーなんかだと箱でも売っています。露店は場所というか都市によって値段が違いましたが、いままで買ったことがあるのは中で3.5〜5ペソ前後(約20〜30円、1ペソ=約6円)でした。値段のわりには幅があるな、といま書いていて思いました。*2019年の価格なので、いまはもっとするかと。

お土産にもおすすめです。箱買いはしたことはないですが、お手頃価格のようだし、ばら撒き用にもいいかと思います。

 

 

なお、マサパンはこのメーカー以外にもあります。こんなのとか。これはアステカ Aztecaという名前のマサパン。

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メキシコに行った際にはぜひ一度お試しあれ。