神さまって　いるのでしょうか

保護した８頭のうち　エイズ陽性猫が５頭

辛い現実です

幸い発症はしていません

この先　なんとか穏やかに過ごさせてあげたいです

この世に神さまがいるのなら

どうか　どうか　この子たちを守ってやってください

みんな　あなたの子でしょう

そして

その猫たちを　のたうち回りながら

命を削って助けている人がいます

どうか　どうか

神さま助けてください

お願いします

シロは　いじらしいですよ

もうたまらんです

おじさんが　そろそろ来そうな時刻には

少し離れた住処（すみか）から先回りして来て　待ってます

この時は　おじさんがいつも車を止める駐車場で待っていました

そして　おじさんをみつけたら

「ニャーーーー」

と　長ーい　ひと鳴き

そして鳴きながら

おじさんの後をついていくわけです

何が　いじらしいかと言いますと

ごはんは　もう他所で食べてきているのです

ただ　おじさんに会うためだけに来るのですね

おっと危ない

今日は　ひとりぼっちのコイも出てきました

コイが　ごはんを食べている間

シロはしゃべりながら　いっぱい甘えます

おじさんも嬉しそうですが

体調がすぐれないため　お疲れ気味です

私も　おこぼれに預かり幸せ

カプ

夢の甘噛みですよ（笑）

「おじさーん　おじさーん　おじさーん」

連呼状態

「ねえねえ　もう帰っちゃうの？」

「そうだな　また明日だなぁ」

そんな会話が聞こえてきそうです

「明日も来てくれる？」

「ああ　もちろん来るよ」

シロの河原生活も　終わりに近づいています

「うふふふ　わたしをつかまえてごらん」

チーがそう言ったので捕まえさせていただきました

オスなのかメスなのかも分からず

手術のため病院へ

河原猫さん達のために　少しこのシリーズお待ちください

猫は気ままと

よく言いますね

テーブルの上に乗るのははダメだと

あれほど言っていたのに（知らんがな）

今や寝床となりつつある

猫に言うことを聞かせるというのは

無理だと気付く50の夏（笑）

けれど

飼っている人間も

考えてみたら勝手なものです

気持ちよく寝ているとらまるの腹をモフり放題

肉球握り放題

抱き上げお腹に顔を埋め放題

猫って言うことは聞かないけど

我慢はしてくれますね

要は気ままな人間ほど猫を飼う傾向にあるんでしょうかね

コイです

慎重で警戒心が強いコイは　未だに捕獲できないでいます

捕獲器にも入りません

他の猫達を（他所に行っているシロを除いて）すべて捕獲したこともあり

かなり警戒するようになりました

おじさんの体調が良くないのもあり

なかなか本格的な捕獲作業に踏み切れないでいます

今日も　ごはんを置いて帰るだけのおじさんでした

コイの世話と捕獲　チャーの心配　捕獲済みの8匹の世話と健康　里親さま探し

おじさんの心配は続きます

そしてシロは・・・　次回で

この河原

ここを縄張りとし　

群れをまとめていたのは

まぎれもなくボスでした

見てあげてください　この姿を

体はボロボロ　顔はクシャクシャ

おじさんは　いつもボスには敬意を表していました

今回も捕獲前には　しばらく話をされていました

そして

彼は必死で抵抗しました

おじさんも断腸の思いだったでしょう

これで　この時から彼のボスとしての役目は終わりました

もう外敵から群れを守ることもしなくて済むのです

彼のボスとしての「誇り」を　

一枚の写真にして残してあげたい

そう思いました

少しだけ　ほんの少しだけは表現できたんじゃないかと思います

ボスはまぎれもなく　この河原のリーダーでした

鳥ならばエサのあるところに飛ぶことも出来ます

猫たちは　人間とともに生きてきたのです

人間が手を差し伸べなければ

あっというまに

消えていなくなってしまうでしょう

捕獲は続きます

河原で食べるのも　これが最後だよ

「いっぱいお食べ」

おじさんは　これ以上ない優しい表情で　ごはんを与えます

避妊去勢のための捕獲じゃないから　お腹いっぱい食べても大丈夫

ゆっくりとした　おじさんのペースで進んでゆきます

「ミケ　お前は顔が汚いね　きれいにしなくちゃね」

「ミーは　あとだよ　ちょっと待っててね」

ひとつひとつの動作に愛情が感じられます

お腹は膨れ　安心させて

抱き上げ　ミーはケースの中に

次はミケも

ミャーミャー鳴いていたので　顔が見えるように置きました

そしてやはり　ボスが心配そうに見ていました

コトラ

トラ

こうして　捕獲は2日間に渡って進んでゆきました

（私も少しお手伝いしたので　全頭の写真は押さえておりません）

梅雨の合間の　穏やかなお天気

雨よ　もう少しだけ待ってください

雲ひとつない日

とうとうこの時が来ました

いつもと違う日になることを

彼らは分かるのかしら

離れた場所にいたチビタを　ミカと一緒に呼びに行き

ニャーニャー鳴きながら戻ってくるチビタ

イヤな予感がして　ぴたりと止まる

ポリポリ

ゴロゴロ

チビタ　早くこっちへおいで

チビタ　なかなか動かない

頼むよチビタ

えーい　もう待てない（笑）

捕らわれのチビタ　心配そうに見に来るボス

出してよー

「このままにはしておけない」

河原猫に関わった皆の総意です

ボランティア団体「犬猫救済の輪」さまの　協力を得ることが出来て

とりあえず捕まえられる子から捕まえていき

健康チェックをして　一時預かりさま　里親さまを

平行して捜していく事になりました

彼らにとって良いことなんだと信じてやるだけです

旅立ちの日です

皆さんの大切なものを大事に大事にしてください

その大切なものを守ってあげられるのは

皆さんそれぞれしかいないのです

3ヶ月くらいの時にとらのおっぱいを吸っていた円

もちろん出ませんでしたが

円はとらと離れることはないでしょう

ボスは　やっぱりボスでした

何をするわけでもないですが

皆に慕われていました

とくに女性には

モテモテです

ごはんもレディーファースト

怖がりコイを守る

コトラには特に好かれています

オスなのにクーも一目おいてますね

誰もが認める　河原猫代表ボスです

やっぱりチャーも紹介しておかないといけないですね

出てきたときに備えておかないと

おじさんはチャーを「チャカちゃん」と呼んでいました

ですから　はじめ私はチャカちゃんという名前だとばかり思っていたのです

ところがあらためて名前を聞いてみると「チャー」だとおっしゃる

尋ねてみると　「チャー赤ちゃん」ということらしいんです

この河原猫たちの中で一番あとに生まれたチャーは

おじさんの中では　いつまでも赤ちゃんだったのですね

河原猫はどの子も大事な存在だったでしょうが

おじさんにとって一番可愛い子はチャーだったのだと思います

おかあさんのひとりである　ミケとグルーミング

しあわせだったでしょう

チャーまで目線をくれましたよ

次に会ったら　皆で一緒に暮らそうね

おじさんもずっと待ってるからね

かわいいチビタ

「おじさーん待ってたよ」

やはりチビタの可愛いところは　おじさんが帰るとき

「帰らないでよう」

なんて言っている気がします

でも　おじさんもずっといるわけにはいきません

駄々をこねているようなチビタに向かって　「チビタ　もう先に行くよ」

「はっ　おじさんが行ってしまう！」

「ダーッシュ！」

タタタタタ

ピュン　抜いた・・・？？

キキキー　急ブレーキ

パタリ

以下　何回か繰り返し（笑）

「帰らないでー」

あれ？

今日はすねちゃったのか

土手の下で　お見送り（笑）

「チビタ　また明日な」

かわいいチビタ　幸せになって欲しいです

ちょっと気が強いという噂の

ミカちゃんです

私の知る限りでは　そういう感じはあまりしませんでした

なぜなら河原の猫たちで　唯一スリスリしてくれたのが　このミカちゃん

可愛いですよ

チャーとも挨拶でスリッ

他の子たちとも仲良くやってます

ひとりでどこかに行くことがあるので　他の誰かにごはんもらってる可能性大

ちゃっかり上手くやっているミカちゃんです

印象の薄いコイちゃん

なぜかというと　ひとりでぽつんといることが多いんです

普段こうやって草むらに隠れているのがデフォルト

さすがにごはんの時には出てきますが

また草むら付近へ帰ります

といって他の猫と仲が悪いわけでもないのですよ

まあやっぱりこの子も怖がりなのかな

うーんそれにしても昼間の猫は　にゃん相が悪く写ります

本当に申し訳ないです

きっとそのうち可愛く撮るからね

この子は毛並みもいいし可愛い子なんです

河原のねこで　もう一組　仲の良い似た子がいます

トラ（右）とコトラです

この子がトラ

で　この子がコトラ

わかんないって（笑）

もう10回くらいは通っていますが　写真を見ても私もよく分かっていません

でも　肉眼で見るとこれが不思議になんとなく分かるんですね（ホントか？）

たぶん・・・

トラ

ボスに甘えるコトラ

あー　やっぱりよくわからん（笑）

この子達も　できればずっと一緒にいさせてやりたいですね

ミケとミー

このふたりは姉妹なのか　とても仲良しです

ミケ

ミケ

現在行方不明のチャーを　ふたりで育てました

ふたりとも子供を産んでもいないのに　おっぱいが出たといいます

ミー

ミー

出来ることなら　ずっとふたりで一緒に暮らせればいいなと思います

じっとして雨が上がるのを待っているのでしょうね

さて　このシロちゃん

おじさんの他に　近所にもう一箇所　ごはんを貰っているところがあります

ですから他の猫よりは栄養状態は良く　普段も河原にあまりいないので

体もきれいなんです

ちゃっかりものですね

でも

長年お世話をしてくれている　おじさんは大好きです

今日の夕方　シロは久しぶりに河原に現れたそうです

しかし　ごはんは食べずに　おじさんに甘えるだけで帰って行ったそうです

（20：35追記）

猫瓶を使った子猫写真を見つけたので紹介します

あと何点かあったのですが　フィルム時代に撮影したものですから

データ化できていないんです

ついでにこんなのもありました

上野の近くのかっぱ橋で揃えました

サンマのサンプル　よく出来ていますね