SARAの土産物屋兼雑貨屋のご主人に友人が「ガトーバスクを買いたいんですがどこがおススメですか?」
と尋ねて「広場にあるキオスコのが良いよ」と教えられて行った広場。
小さな村なのですぐわかりました。ホテルが販売しているガトー・バスクのようです。
見るからに素朴な「村の焼き菓子」といった風貌ですね。
カスタードクリーム入りと黒さくらんぼジャム入りの2種ありますが、これは黒さくらんぼジャム入り。
おみやげ用に買う前に試しに1個買ってその場で割って3人で食べてみました。
その時は「甘いね」という感想で(3人とも甘党ではないのでw)買わずに村を散策し始めたのですが
しばらく経ってみると、お茶も何も飲んでないのに口の中に甘ったるさが残っていなかったので
これはかなり「自然」な素材と工程で作られたものなんだろうな、と散策の終わりに2種買って帰りました。
ちなみにキオスコの真向かいにパン屋さんがあって、そこでもガトー・バスクを売っていました。
(食べ比べはしていません)
レストラン併設のホテル。
この日は村の中にはほとんど人がいませんでしたが、初夏になれば徐々に人出も増えて
7,8月のハイシーズンはここのテラス席も賑わうのでしょうね。
まだプラタナスの木は「裸木」ですが、夏には葉も茂って気持ちよい木陰を作るでしょう。
SARA(サラ・バスク語)は、「フランスの最も美しい村Les plus beaux villages de France)」のひとつに
選定されている村です。
選定の基準は、
・人口が2000人を超えないこと
・最低2つの遺産・遺跡(景観、芸術、科学、歴史の面で)があり土地利用計画で保護のための政策が行われていること
・コミューン議会で同意が得られていること
だそうです(Wikipediaより)
SARAは、公共の交通機関を使ってのアクセスが不便そうなのが難ですが。
SARAからスペインへの帰路のため Saint Jean de Luz 方面へ向かうことにしたのですが
途中の景色があまりにも綺麗だったので車を停めて降りてみました。
振り返って見たSARAの村
フランス側バスクの風景はスペイン側と比べて線がなだらかです。
山バスクではまだ桜が咲いていました。
Ascain(アスカイン)にも寄ってみました。
ここでお茶休憩することに。バスクカラーそのもののコーディネートですねw
可愛い看板
フランスバスクの地ビールらしいです
海側の街Hendaye(エンダイヤ)に戻ってきて今日の遠足は終了です。
Etxalar(エチャラール)からここまでの周遊時間およそ4時間の行程でした。