相撲で星を貸すってどういう意味?サンクチュアリ聖域で話題!|トレンドジャーニー




スポーツ PR

相撲で星を貸すってどういう意味?サンクチュアリ聖域で話題!

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

ネットフリックスのサンクチュアリ聖域で岸谷五朗演じる龍谷親方が松尾スズキ演じる犬嶋親方に対して、現役時代に星を貸してるんだから返してもらわないと!というシーンがあります。

それがきっかけで猿桜は懲戒解雇をギリギリ免れて無事復帰することになるのですが、相撲のことを知らない人はこの星を貸すって意味が分からないと思います。

いったいどういう意味なのでしょうか?

相撲で星を貸すってどういう意味?

相撲で星を貸すとは簡単に言うと、わざと負けてあげることです。

わざと負けてあげるから次の場所なり、次の次の場所なり今度はおまえが負けてくれよという意味。

サンクチュアリ聖域でいうと、犬嶋親方(松尾スズキ)が星を返す前に現役を引退してしまったので、龍谷親方(岸谷五朗)に星を返さないままいつまにか何年も何十年も経ってしまったんですね。

それであの時の星を返してもらってないから、今度は何らかの形で星を返せということになり、暴行事件を起こした猿桜は懲戒解雇を免れたということ。

以前、大相撲で八百長問題が表面化した時に、この星の貸し借りが問題視され、マスコミでも大きく取り上げられ、実際に八百長に関与していた現役力士が数名解雇されてしまいました。

よって、現在は星を貸すという行為はほとんどないようですが、昔は頻繁にこの星を貸すという行為がされていたようです。

例えば、私が昔相撲を見ていた不思議に思ったのが千秋楽で8勝6敗の力士と7勝7敗の力士が対戦すると。きわめて高い確率で7勝7敗の力士が勝って、8勝7敗の力士が負けます。

そうすることで、2人とも8勝7敗で勝ち越しになるので、星の貸し借りが行われているんじゃないかと思いました。

他に、大関から陥落しそうになった力士もギリギリのところで勝ち越す場面が多く、やっぱり星の貸し借りが行われていたように思います。

例外として、カド番大関の小錦と曙が対戦した時に曙が勝って小錦は負けて、小錦は大関から陥落してしまいましたが、申し訳なさそうに曙が小錦にお辞儀をしていたので、あれはガチンコ相撲だったというところでしょう。

相撲というのは勝てそうな相手でもちょっとしたことで負ける可能性もあり、さらにはケガすることもあるので、100%確実に勝つ為に星の貸し借りという行為がかつて実際に頻繁に行われていたようです。

相撲で星を貸す意味まとめ

  1. 簡単にいうと、わざと勝負に負けることを星を貸すという
  2. わざと負ける代わりに今度おまえが星を返してくれよということで星の貸し借りが行われていた
  3. かつての相撲では確実に勝ちたい時や怪我をしたくない時にこの星の貸し借りは頻繁に行われていたが、数年前に八百長が表面化して現役力士が何人も解雇されてからはほとんど行われなくなった

以上、相撲で星を貸すとはどういう意味かについて説明させて頂きました。

繰り返しになりますが、現在はバレた時のリスクを考えると、こういった星の貸し借りはほとんど行われていないようです。

サンクチュアリ聖域はドラマなので、こういう昔のリアルなところもシーンに入っていてより作品を面白くしているのだと思われます。

error: Content is protected !!