リモートワークやワーケーションなど、場所に捉われない新しい働き方が浸透しつつある今、東京圏へのアクセスが良く、抜群の自然環境と山海の幸、温泉がそろう静岡県伊豆半島への注目がますます高まっています。
この記事では、伊豆移住を検討されている方に向けて、伊豆のエリア特性や暮らしの魅力、補助金・支援制度・物件・仕事情報などをまとめてご紹介します!
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静岡県伊豆半島の4エリア・13市町村
静岡県の東部に位置し、神奈川県との境から太平洋へと伸びる伊豆半島は、東伊豆・南伊豆・西伊豆・中伊豆の4つのエリア、全13市町村から成る自然豊かな半島です。エリアごとに個性と魅力があり、さまざまなワーク&ライフスタイルが叶います。
東伊豆エリア
JR東京駅から熱海駅までは東海道新幹線で約45分。首都圏へのアクセスに優れた、伊豆半島東海岸の玄関口エリアです。
熱海市(あたみし)
天然温泉が豊富な歴史あるリゾート地。昭和レトロな町並みとおしゃれな飲食店などがそろうことから、近年、若者からの人気も高まっています。
伊東市(いとうし)
標高580mの「大室山」や、約4000年前の大室山の噴火によって生まれたとされる「城ケ崎海岸」など、ダイナミックな自然に恵まれた地。
東伊豆町(ひがしいずちょう)
伊豆半島東海岸の中央部に位置し、天城連山を背に海岸沿いからは伊豆七島を望むことができます。
河津町(かわづちょう)
毎年2~3月頃に見ごろを迎える「河津桜」で知られる町。「河津桜まつり」には、全国から62万人余り(2024年の数値)の花見客が訪れます。
南伊豆エリア
伊豆半島の南端に位置する南伊豆エリアは、黒潮の恩恵を受けたおいしい海産物や自然の雄大さをダイレクトに感じられるスポットが豊富です。
下田市(しもだし)
ペリー来航で知られる下田市は、コバルトブルーの海と白い砂浜が広がる美しいビーチに恵まれたマリンレジャーのメッカ。
南伊豆町(みなみいずちょう)
南伊豆町には、日本の渚百選に選ばれている「弓ヶ浜」や、抜群の透明度を誇る「ヒリゾ浜」、景勝地「石廊崎」、「下賀茂温泉」などの名所が揃います。
西伊豆エリア
伊豆半島の西海岸に位置する西伊豆エリアでは、駿河湾が育む新鮮な海産物と富士山の絶景を日々の暮らしの中で楽しむことができます。
松崎町(まつざきちょう)
キャッチフレーズは「花とロマンの里」。桜餅などに使われる塩漬けの桜葉が特産品で、全国シェアの70%を占めています。
西伊豆町(にしいずちょう)
伊豆半島西海岸の中央部に位置する西伊豆町は、夕陽が美しい町として知られる町。夕日を浴びて黄金色に輝く岬「黄金崎」などの夕陽スポットも町内各所に見られます。
沼津市(ぬまづし)
伊豆半島の西の玄関口。市内各所にビューポイントがあり、さまざまな表情の富士山を望むことができます。
中伊豆エリア
伊豆半島の内陸部に位置する中伊豆は、修善寺をはじめとする神社仏閣や、伊豆最古の温泉である修善寺温泉など、伊豆の歴史・文化に触れられるエリア。
三島市(みしまし)
東海道五十三次11番目の宿場町である三島は、古くから交通の要所として栄え、現在も東海道新幹線の三島駅や東名沼津ICなどがあります。富士山の美しい伏流水が注ぐ水の都です。
函南町(かんなみちょう)
東京へのアクセスは、新幹線と在来線で約1時間。豊かな自然に恵まれた地域でありながら、暮らしに不自由しないシティ機能も整うほどよい田舎町です。
伊豆の国市(いずのくにし)
東に箱根山系の山々、西は城山、葛城山などの山々に囲まれ、中心を狩野川が流れる自然豊かな町。中央部には田方平野が拓けていて、山々を望むのどかな田園風景も魅力の一つです。
伊豆市(いずし)
伊豆半島の中央部に位置する温泉地。南側は天城山系の山々、西側には駿河湾の絶景が広がっていて、夏目漱石などの名だたる文豪が通ったとされる「修善寺温泉街」などの歴史・文化も大切に受け継がれています。
伊豆半島移住のメリット・魅力
伊豆半島のどのような点が多くの移住者を惹きつけているのでしょうか?
東京圏へ好アクセス
JR東京駅から伊豆半島の玄関口である熱海駅までは東海道新幹線で約45分、三島駅までは約50分。特急「踊り子」を利用する場合は、東京駅から伊豆急下田駅、修善寺駅まで1本でアクセスできます。また、三島駅から修善寺駅までは伊豆箱根鉄道が通っており、中伊豆エリアへのアクセスにも便利。
東京圏に気軽にアクセスできるため、テレワークを活用した転職なき移住や、ワーケーション先としても注目を集めています。
▼詳細
伊豆観光情報「伊豆半島ってどこ?」
https://izu-navi.com/izu-all/izu-access/
海・山がそろう自然環境、食の豊かさ
心身の健康を作る食が豊かだと、日常の中に幸せを感じる瞬間が増えますよね。
相模湾、駿河湾で獲れた新鮮な魚介類がそろう伊豆半島では、朝獲れ鮮魚のほか、旬の採れたて野菜や果物などのおいしい農産物も豊富にそろいます。
気軽に温泉・アウトドアレジャーを楽しめる
海底火山活動とプレート運動によって生まれた伊豆半島は、約2,300もの温泉源泉数を有する温泉大国。半島全域で源泉が湧出しているため、どのエリアに移住しても日常に温泉のある暮らしが叶います。シュノーケリングやダイビング、釣りなどのマリンアクティビティやトレッキング、キャンプなど、山地里山をフィールドにしたアクティビティも盛んです。
温暖で穏やかな気候
温暖な黒潮の影響や、冬の季節風を連山が遮る地形から、年間平均気温15℃前後と温暖で過ごしやすい気候が特徴です。
また、居住エリアにもよりますが、都会と比べてアスファルトの照り返しが少なく、海風が吹く所も多いため、都心部ほど真夏の体感気温は高くありません。
伊豆半島移住のデメリット・注意点
伊豆への移住を考える際に注意すべき点には、どのようなものがあるのでしょうか?
車移動が前提となる
都会と比べて公共交通機関が充実しておらず、起伏に富んだ坂の多い地域でもあるため、車移動が基本となります。
熱海駅や三島駅、伊東駅周辺など車なしで生活できるエリアもあるため、ライフスタイルに合わせた移住先選びが必要になります。
二次交通に課題
熱海駅からはJR伊東線、伊東から伊豆急下田駅までは伊豆急行等の在来線に乗り換える必要があります。また、西伊豆エリア方面に向かう鉄道路線がないため、東海バス(路線バス)もしくは車への乗り換えが必要です。
医療機関が少ない
伊豆半島に限った話ではありませんが、地方は都会ほど大型病院の数が多くなく、また夜間の救急対応や小児科がある病院も限られます。定期的な通院が必要な方や病院までの移動に車が利用できない方は、もしもの時の対策を事前に考えておきましょう。
大規模地震・津波のリスクがある
最も注意すべきなのが、自然災害のリスクがある点です。伊豆半島は「南海トラフ地震」発生時には震度5強の揺れが生じると予想されており、さらに満潮時の津波高に関しては周辺地域よりも高い20mと想定されています。
各市町村が作成するハザードマップを必ずチェックし、災害発生時に迅速に行動できるよう、避難経路や家族の安否確認方法などを予め決めておくことが大切です。
▼参考
気象庁「南海トラフ地震で想定される震度や津波の高さ」
https://www.data.jma.go.jp/eqev/data/nteq/assumption.html
伊豆市 ハザードマップ
https://www.city.izu.shizuoka.jp/soshiki/1006/1/4/1/279.html
伊豆半島移住で活用できる、市町村別補助金・支援制度
伊豆半島への移住を検討する際に必ずチェックしておきたいのが、各自治体が実施する移住者向けの各種支援制度。上手く活用することで、移住に掛かる費用や住宅購入費等を大幅に軽減できる可能性があります。
ここでは、伊豆半島の移住支援制度・補助金を市町村別にご紹介します。
※記事執筆時点(2024年6月14日)の情報です。実際に活用される際は、各自治体の担当窓口までお問い合わせください。
静岡県による移住支援制度
静岡県移住・就業支援金制度
対象:東京圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)から静岡県に移住して就職・起業した方
金額:100万円(世帯)、60万円(単身)
▼詳細
https://iju.pref.shizuoka.jp/news/ijushienkin.html
令和6年度こどもみらいテレワーク対応リフォーム補助制度
仕事と子育ての両立が出来る職住一体の住環境の整備を推進するため、自宅のテレワーク環境の整備や家事負担軽減に資する設備導入等の住宅リフォームへの補助制度を実施しています。
対象:(子育て世帯)令和6年4月1日時点で18歳未満の子を有する世帯、(若者夫婦世帯)令和6年4月1日時点で夫婦いずれかが39歳以下の世帯
金額:最大10万円(こどもみらいテレワーク対応リフォーム)、最大15万円(子育てライフ対応リフォーム)
https://www.pref.shizuoka.jp/kurashikankyo/kenchiku/garden/1015915.html
移住・定住サイト「ゆとりすと静岡」
熱海市による移住支援制度
移住・就業支援金制度
静岡県移住・就業支援金制度と同一
https://www.city.atami.lg.jp/kurashi/sumai/1000911/1013637.html
結婚新生活支援補助金
新婚世帯の新居の住居費や引越費用を支援しています。
対象:婚姻日において夫婦がともに39歳以下、令和5年分の夫婦の所得を合算した金額が500万円未満など、諸条件あり。
補助額:住宅賃借費用、住宅取得費用又は住宅のリフォーム費用と引越費用の合計
夫婦とも29歳以下の夫婦:1世帯当たり上限60万円
夫婦とも39歳以下の夫婦:1世帯当たり上限30万円
▼詳細
https://www.city.atami.lg.jp/kurashi/sumai/1009812/1009813.html
伊東市による移住支援
移住定住促進 住宅改修支援事業補助金
移住者が行う住宅の改修に要する費用の一部を補助しています。
対象:令和6年4月1日以降に移住された方で、移住後1年未満の方。
補助額:15万円
お試し移住支援事業補助金
移住検討者が、移住の検討材料とすることを目的に伊東市に滞在する際の宿泊費用の一部を補助しています。
対象:移住に向けた現地活動を行う方など、諸条件あり
補助金:対象経費の2分の1以内。1泊に付き3,000円を上限とする。
移住・定住サイト
東伊豆町による移住支援
東伊豆町移住・就業支援金
静岡県移住・就業支援金制度と同一
▼詳細
https://www.town.higashiizu.shizuoka.jp/bg/life/ent/3243.html
東伊豆町若者定住促進住宅取得補助金
東伊豆町への移住を機に住宅を取得する若者夫婦世帯に対し、補助金を交付しています。
対象:夫、妻ともに40歳未満の夫婦で、移住後1年未満若しくは取得を機に移住する世帯など、諸条件あり
金額:基本額30万円
町内業者が新築した住宅取得時10万円、中学生以下の子がいる場合、10万円(30万円限度)の加算額あり
▼詳細
https://www.town.higashiizu.shizuoka.jp/bg/life/ent/1849.html
河津町による移住支援
移住・就業支援金
静岡県移住・就業支援金制度と同一
▼詳細
https://www.town.kawazu.shizuoka.jp/choumin/c205/
下田市による移住支援
移住・就業支援金
静岡県移住・就業支援金制度と同一
▼詳細
https://www.city.shimoda.shizuoka.jp/category/081800koryukyoju/149842.html
移住希望者滞在費補助金
対象:移住を目的に地域活動を行う場合に滞在費の一部を補助する。
金額:1人当たり1泊分の基本宿泊料金の2分の1以内(上限4,000)
▼詳細
https://www.city.shimoda.shizuoka.jp/category/081800koryukyoju/155424.html
オーダーメイド型移住ツアー
市役所の移住担当者または移住定住支援サポーター、地域おこし協力隊が、生活関連施設等を案内する、オーダーメイド型の移住ツアーを開催しています。
https://www.city.shimoda.shizuoka.jp/category/081800koryukyoju/148539.html
南伊豆町による移住支援
移住・就業支援金
静岡県移住・就業支援金制度と同一
▼詳細
https://www.town.minamiizu.shizuoka.jp/docs/2019041200032/
空き家バンクリフォーム補助金
空き家バンク登録物件の「リフォーム工事」及び「家財処分」の費用の一部を補助しています。
対象:登録物件の所有者、入居者又は入居予定者
金額:リフォームの場合、工事費用の2分の1に相当する額又は50万円のうちいずれか少ない額。
家財処分の場合、処分費用の2分の1に相当する額又は20万円のうちいずれか少ない額
▼詳細
https://www.town.minamiizu.shizuoka.jp/docs/2015032700017/
移住・定住サイト
松崎町による移住支援
移住希望者滞在費補助金制度
対象:事前に「伊豆まつざき田舎暮らしサポート隊」に移住相談を行う方など、諸条件あり
金額:1人当たり1泊分の基本宿泊料金の2分の1以内(上限4,000円)
空き家改修等補助金
対象:所有者、入居者又は入居予定者
金額:
改修の場合、工事費用の2分の1に相当する額又は50万円のうちいずれか少ない額
家財処分の場合、処分費の5分の4に相当する額又は10万円のうちいずれか少ない額
移住・定住サイト
https://izu-iju.jp/
西伊豆町による移住支援
西伊豆町若者転入世帯定住促進補助金制度
対象:若者転入世帯であること等、諸条件あり
金額:賃貸借契約に定められた家賃、1世帯当たり月額1万円
https://www.town.nishiizu.shizuoka.jp/kakuka/machizukuri/kikaku/wakamonosetaihojo.html
空き家改修等補助金
対象:空き家情報バンク登録物件の購入者、購入予定者、入居者、入居予定者等
金額:
改修工事費用の1/2相当額(最大50万円)
家財処分費用の4/5相当額(最大10万円)
https://www.town.nishiizu.shizuoka.jp/kakuka/machizukuri/kikaku/akiyahojo.html
沼津市による移住支援
移住・就業支援金
静岡県移住・就業支援金制度と同一
沼津市移住者支援交通費補助金
対象:5年以上継続して県外に居住していた者等、諸条件あり
金額:上限10万円
▼詳細
https://city.numazu.shizuoka.jp/shisei//////iju/howto/shien/koutsuhi.htm
お試し移住補助金
対象:事前に市と移住相談を行うなど、諸条件あり
金額:対象経費の2分の1以内で、1泊に付き3,000円を上限
https://city.numazu.shizuoka.jp/shisei//////iju/howto/shien/otameshi.htm
空き家活用定住支援補助金
空き家のリフォーム工事費用とリフォーム工事し空き家を取得する費用を補助する
対象:65歳未満の世帯であること、など諸条件あり
金額:
リフォームの場合、対象経費の2/3が補助金額で上限20万円(一般世帯)、子育て世帯は子1人につき10万円加算
取得の場合、80万円(一般世帯)、100万円(子育て世帯)https://city.numazu.shizuoka.jp/shisei//////iju/howto/shien/akiya.htm
移住・定住サイト
https://city.numazu.shizuoka.jp/shisei//////iju/
三島市による移住支援
住むなら三島移住・定住サポート事業
住宅を取得し転入した若い世帯と中古住宅を取得した若い世帯に対し補助金を交付しています
対象:県外から移住した若い世帯
金額:100万円
https://www.city.mishima.shizuoka.jp/ipn046804.html
三島市移住・子育てリフォーム事業費補助金について
対象:市外からの移住世帯、子育て世帯
金額:補助率20%、限度額20万円
https://www.city.mishima.shizuoka.jp/ipn046613.html
函南町による移住支援
移住・就業支援金
静岡県移住・就業支援金制度と同一
https://www.town.kannami.shizuoka.jp/soshiki/1002/1/449.html
伊豆の国市による移住支援
伊豆の国市新生活応援補助金
住居費および引越費用の一部を交付しています。
対象:40歳未満の夫婦を含む世帯(若年世帯)、または小学生以下の子どもを含む世帯(子育て世帯)など、諸条件あり
金額:一律10万円
https://www.city.izunokuni.shizuoka.jp/seisaku/ijuu/sinseikatsuoen.html
移住・定住サイト
https://www.city.izunokuni.shizuoka.jp/seisaku/ijuuteijuu.html
伊豆市による移住支援
伊豆市移住定住促進補助金
対象:市内で新たに土地及び住宅または住宅を購入していることなど、諸条件あり
金額:
①夫婦いずれかが満40歳以下の世帯または中学生以下の子どもと同居している世帯
土地及び住宅を購入した場合、上限100万円(住宅のみ購入した場合、上限50万円)
※購入した住宅に居住する小学6年生までの児童1人につき10万円を加算
②その他の世帯
土地及び住宅を購入した場合、上限30万円(住宅のみを購入した場合、上限15万円)
https://iju.city.izu.shizuoka.jp/query1.html?c1=2#1
伊豆半島移住の物件・住まいの探し方
伊豆半島は、湘南・千葉などの東京圏の沿岸エリアと比較して土地・建物共に安く、エリアによっては海が一望できる戸建て住宅でも数百万円代から購入できます。
物件情報は一般的な不動産会社のサイト等でも入手できますが、自治体が整備する「空き家バンク」登録物件をあわせて検討すると、より良い条件の物件と巡り合えるかもしれません。
WEBサイト「空き家バンク しずおか」では、伊豆半島の空き家バンク登録物件を一覧で検索することができます。
伊豆半島移住の仕事の探し方
就職
観光地という土地柄から、旅館・ホテル・飲食などのサービス産業の求人が多く見られます。また、高齢化率が高まっていることから、医療・介護などの求人が増加傾向にあります。
求人情報は一般的な求人サイトに多数掲載されているほか、静岡県の就職支援サイト「しずおか就職net」やハローワークでも検索できます。
▼しずおか就職net
https://www.koyou.pref.shizuoka.jp/
▼静岡県移住・就業支援金の対象となる企業
https://shizuoka-job.jp/
起業
観光地としての強みを活かして、宿泊・飲食、その他観光関連の事業を起業する方も増えています。
静岡県の「しずおか夢起業支援事業」では、地域課題の解決を目的として新たに起業する方に対し、起業支援金として上限200万円(補助率2分の1)を助成しています。
https://www.pref.shizuoka.jp/sangyoshigoto/shokogyoservice/1040895/1028150.html
また、『公益財団法人 静岡県産業振興財団』では、起業に関する相談から研修セミナーの開催、経営計画作りや販路拡大支援に至るまで、包括的な支援をおこなっていますのでご活用ください。
公益財団法人 静岡県産業振興財団
https://www.ric-shizuoka.or.jp/
就農
静岡県では、未経験から新規就農を目指す方向けの相談会や研修会などを実施しています。
特に伊豆半島南部(下田市、東伊豆町、河津町、南伊豆町、松崎町、西伊豆町)地域での就農を希望される方に対しては、オンライン相談会も実施中です。
▼静岡県 伊豆南端で農業をやってみませんか?
https://www.pref.shizuoka.jp/sangyoshigoto/norinjimusho/kamonorin/1043819.html
また、地域農業の次世代を担う49歳以下の就農希望者は、研修を支援する資金として研修期間1年あたり150万円(最長2年)を交付しており、就農直後の経営確立を支援する資金として、1年当たり最大150万円(最長3年間)を交付するなど、資金面でも手厚いサポートを受けることができます。
▼就農準備資金および経営開始資金
https://www.pref.shizuoka.jp/sangyoshigoto/nogyo/1053721/1027089.html
▼静岡県 静岡で農業をはじめる人を応援します(新規就農支援策のご紹介)
https://www.pref.shizuoka.jp/sangyoshigoto/nogyo/nogyoshinkou/1040081/1027104.html
伊豆の暮らしを体験する方法
伊豆半島のリアルな暮らしを体験したい方へ。先にご紹介した移住希望者滞在費補助金制度等を活用し、宿泊施設を拠点に地域を見て周るのも手段の一つですが、お試し住宅を活用したり、各市町村が開催する移住体験ツアーに参加するのもおすすめです。さまざまなヒト・モノ・コトとの出会いを通し、よりリアルな地域の姿を体感でるはずです。
お試し住宅を活用する
伊豆市お試し住宅
子育て世帯・若者夫婦の移住希望者を対象に、最長6カ月間貸し出しています。
<利用期間>
長期型(2棟):30日〜180日
短期型(1棟):7日〜15日
<料金>
2,000円/日(水道光熱費等を含む)
https://iju.city.izu.shizuoka.jp/query1.html?c1=2#3
南伊豆町お試し住宅
<利用期間・料金>
短期:民宿・旅館 2泊〜30泊 2,500円/日〜
中期:町が借上げた空き家・民宿・旅館 1ヶ月〜1年 40,000円/月〜
長期:民間賃貸物件 1年〜5年 契約した家賃に応じた補助
https://minamiizuijyu.jp/trial/index.html
西伊豆町お試し住宅
<利用期間>
7日〜31日
<料金>
1,000円/日
https://www.town.nishiizu.shizuoka.jp/ijuteiju/trial/
東伊豆町お試し移住体験施設
<利用期間>
5日間~31日
<料金>
1人あたり1,500円/日(小学生以下は無料)
https://www.town.higashiizu.shizuoka.jp/bg/life/ent/1697.html
松崎町ゲストハウス イトカワ
ショートステイをしながら、先輩移住者との交流や農業体験イベントなどに参加できます。
<利用期間>
1泊〜
<料金>大人:1泊3,800円/人、小学生:1泊2,500円/円、乳幼児:1泊1,000円/人
https://satosoken.net/about-guesthouse-itokawa/
移住体験ツアーに参加する
下田市オーダーメイド型移住ツアー
市役所の移住担当者または移住定住支援サポーター、地域おこし協力隊が市内を案内
https://www.city.shimoda.shizuoka.jp/category/081800koryukyoju/148539.html
南伊豆くらし図鑑
南伊豆で生き生きと暮らす人たちのもとを訪ねる、一日一組限定の体験プログラム。
https://minamiizu.fun/index.html
【開催修了】伊豆下田 お試し移住体験ツアー
https://iju.pref.shizuoka.jp/event/otameshitua0527.html
【開催修了】三島お試し移住体験ツアー
https://iju.pref.shizuoka.jp/event/newwork-mishima2023.html
TURNSでは今度も伊豆半島の移住に関する最新情報をお届けしていきますので、ぜひご活用ください!
地方移住、田舎暮らし、多拠点居住をお考えの方へ
■知って得する新しい移住のイロハ~その1~
「継業とは?事業継承との違いって?移住後に継業して成功した事例はある?マッチング方法は? 」
■知って得する新しい移住のイロハ~その2~
「二拠点居住(デュアルライフ)とは?その魅力や事例、メリット・デメリット、はじめ方は?」
■知って得する新しい移住のイロハ~その3~
「移住を成功させるステップって?どんな移住支援制度があるの?おすすめの移住先は?」
■知って得する新しい移住のイロハ~その4~
「地方創生とは?取り組み事例や制度、交付金、SDGsとの関係は? 」
■知って得する新しい移住のイロハ~その5~
古民家暮らしを始めたい方へ。物件の探し方や支援制度、知っておきたいメリット・デメリットまでまとめてご紹介!
■知って得する新しい移住のイロハ~その6~
「地域活性化の取り組み事例から学ぶ、成功の秘訣」
■知って得する新しい移住のイロハ~その7~
「”海街移住”のすすめ!」
■知って得する新しい移住のイロハ~その8~
「国内版教育移住が育む、子どもの個性と可能性」
■知って得する新しい移住のイロハ~その9~
「コミュニティビジネスとは?」
■知って得する新しい移住のイロハ~その10~
「”働く”の定義を変える、ワーケーションとは?」
■知って得する新しい移住のイロハ~その11~
「地方に移住して起業するには?」
■知って得する新しい移住のイロハ~その12~
「ふるさと納税の本質が知りたい!」
■知って得する新しい移住のイロハ~その13~
「島暮らし・離島移住のススメ!」
■知って得する新しい移住のイロハ~その14~
「自律的なキャリア形成につながる、複業とは?」
https://turns.jp/77953
■知って得する新しい移住のイロハ~その15~
「田舎暮らしとは?」
https://turns.jp/79175
■知って得する新しい移住のイロハ~その16~
「林業を生業にしたい!」
https://turns.jp/79584
■知って得する新しい移住のイロハ~その17~
「猟師になるには?」
https://turns.jp/89887
■知って得する新しい移住のイロハ~その18~
「地域おこし協力隊とは?活動事例や募集情報、給料をご紹介!」
https://turns.jp/92463
■知って得する新しい移住のイロハ~その19~
「漁師になるには?」
https://turns.jp/94528
■知って得する新しい移住のイロハ~その20~
「消滅可能性都市とは?」
https://turns.jp/97447
■知って得する新しい移住のイロハ~その21~
「里山の暮らしとは?」
https://turns.jp/95026
TURNSのオンラインショップ「TURNS商店」
TURNSバックナンバー
TURNSの若者向け移住・定住促進施策事例
https://turns.jp/78258
移住・地方創生・地域活性化に関するプロモーションのご相談/お問い合わせ/事例集はこちら
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