【長野県岡谷市】ものづくり×「岡谷シルク」のブランド化に取り組む地域おこし協力隊員を募集! | TURNS(ターンズ)|移住・地方創生・地域活性化

【長野県岡谷市】ものづくり×「岡谷シルク」のブランド化に取り組む地域おこし協力隊員を募集!

長野県のほぼ中央に位置する諏訪湖。その西岸に面する岡谷市は、八ヶ岳や富士山を望む湖畔の街。この岡谷市で、明治期からの歴史ある「岡谷シルク」のブランド化に取り組む地域おこし協力隊員を募集します!

湖と山々が彩るコンパクトシティ、岡谷

「高ボッチ高原」から望む富士山と諏訪湖(写真提供:岡谷市)

長野県のほぼ中心に位置する岡谷市は、新宿、名古屋からそれぞれ特急電車で約2時間半。周囲を3000m級の山々に囲まれ、遠くに富士山を望む山と湖のまちです。戦後に精密機械工業の集積地として栄え、現在はものづくりのまちとして発展。今も多くの企業が集まり、市の人口は約4万5千人を数えます。

冬は最高気温が0℃に満たない日も多く、諏訪湖面が全面結氷することもありますが、積雪量は長野県内では比較的少なめです。諏訪湖と山の間に広がる平野部に市街地が集中するコンパクトシティで、病院やショッピングセンター、市役所などが徒歩圏内にまとまっているため、都市圏から移住しても暮らしやすい街です。

現役で製糸業を行う『宮坂製糸所』。『岡谷蚕糸博物館』に併設されており、工程の一部を見学することができる

そんな岡谷を語るうえで欠かせないのがシルクです。岡谷市は明治から昭和初期にかけて、最盛期には国内の製糸生産高の4分の1を占めたほどの生糸の一大産地。品質の良さから海外への輸出も盛んに行われ、「SILK OKAYA」として世界にも名を馳せました。

製糸業の発展に必要なのが、繭を煮るための良質で豊富な水です。岡谷には諏訪湖に流入する河川が多くあり、水質も軟水であるため糸がほぐれやすいという地質上の利点があります。さらに諏訪湖から流れ出る天竜川に大きな水車をかけることにより、繰糸機の動力を得ることができたのです。戦後、和装の減少などライフスタイルの変化により生糸産業の姿も変わりつつありますが、国内に数社のみとなった製糸工場の一つ『宮坂製糸所』が現在も稼働しています

岡谷市では、工程を見学できる岡谷蚕糸博物館を中心に、シルク文化を軸にしたまちづくりを進めています。今回は、この「岡谷シルク」のブランド力を活かして地域を盛り上げる、地域おこし協力隊員を募集します!

地域の伝統文化岡谷シルクに携わる、地域おこし協力隊員を募集!


宮坂製糸所で働く宮原冴佳さん(左)と地域おこし協力隊員の渡邉陽子さん(右)

岡谷市では、令和7年4月1日から活動する地域おこし協力隊員を募集します。「シルクのまちづくり」を前進させるため、岡谷シルクを核としたブランド力向上に、行政や地域と一緒に取り組んでいただける方はぜひご応募ください!

活動業務内容
オール岡谷産シルク製品の生産力基盤強化(養蚕振興・生産者支援等)、製品開発、販売促進、岡谷市のシルク文化・歴史を活用したイベント、ツアー立案など岡谷市のシルクブランド発展に向けた全般的な取り組み。
・オール岡谷産シルクの生産力基盤強化(桑園整備、遊休荒廃地の活用など)
・機織りや染め等のシルク製品作り、新たなシルク商品の開発
・シルクに関する歴史・文化を活かした体験プログラム(企画ツアー等)の立案
・岡谷産繭と岡谷市のシルクに関する歴史・文化の啓発活動
・SNS等を活用した、岡谷市のシルク文化の情報発信

報酬及び活動費用の支給
・報酬月額:231,858円予定(通勤手当と賞与あり)
・協力隊員としての活動に必要な費用(消耗品購入、研修等参加費など)は、予算の範囲内で岡谷市が支出します。

詳しい応募条件、任期、待遇・福利厚生、応募方法などは下記URLよりご確認ください。
https://okayasilk.jp/news/okayashitiikiokoshikyouryokutai/

お問い合わせ
〒394-0021
長野県岡谷市郷田1-4-8(岡谷蚕糸博物館内)
岡谷市産業振興部ブランド推進室
担当:石井・田畑
電話0266-23-3489
FAX 0266-22-3675
E-mail:brand@city.okaya.lg.jp

■東京、大阪で岡谷市地域おこし協力隊に関する個別相談会を開催します!
https://okayasilk.jp/news/kobetsusoudankai/

■おためし地域おこし協力隊も募集しています!
https://okayasilk.jp/news/otameshitiikiokoshikyouryokutai/

お蚕さんの食料となる桑を栽培

岡谷シルクの魅力と課題とは?

着物が普段着だった時代、材料となるシルクはつくればつくるほど売れる一大産業でした。しかし時代とともに需要が減り、生産量は大きくダウン。現在国内で使われる生糸の大半は海外製で、国産生糸は全体のわずか0.1%に留まります。

「化学繊維が全繊維生産量の半分以上を占める現代において、生糸を産業として成り立たせることは難しいですが、岡谷独自の文化芸術としてシルクを守り、育てていくことを目指しています」と、岡谷市産業振興部でブランド推進を担当している田畑幸司さん。

岡谷シルクの発展を支えたのは、岡谷独自の「諏訪式繰糸機」を生んだ「ものづくりの精神」、そして製糸業を支える工女さんを育んだ「人づくりの精神」。これらを地域の文化として継承し、体験・体感できる価値の創造を目指して、2021年に「岡谷シルクブランド協議会」が発足しました。

岡谷市産業振興部でブランド推進を担当する田畑幸司さん

取り組みの一つが「岡谷シルクブランド認証制度」による「オール岡谷産のシルク製品開発」です。シルク産業は分業制で、養蚕農家、製糸工場、撚糸工場、染色工房、織り工房と、多くの担い手を経て製品が生まれます。岡谷は、その全工程を市内で完結できる稀少な地域。地域おこし協力隊員として岡谷シルクのブランド発展に取り組んでいる渡邉陽子さんが、オール岡谷産シルクの背景を教えてくれました。

「戦前の岡谷には多くの養蚕農家がありましたが時代とともに減り続け、一度途絶えてしまいました。けれど“市内の”繭の生産を守るため、2007年に地元有志の方々が『三沢区民農園』を始動したんです。こちらでは現在年間8~12万頭のカイコを飼育し、宮坂製糸所へ繭を出荷しています。こうして養蚕が復活したことで、市内の製糸所と染め・織りの工房と連携し、オール岡谷産シルク製品の開発が実現しました」


地域おこし協力隊員の渡邉陽子さん。養蚕シーズンは桑畑で汗を流す

繭から糸を取る工程を手がけるのは、国内で唯一手作業による糸繰りを続ける『宮坂製糸所』です。染めと織りは、海外でも活躍した岡谷出身のテキスタイルデザイナー、故・宮坂博文さんが立ち上げた岡谷絹工房が担います。同工房は織りの技術の高さと豊かな表現で全国から注目を集め、歌舞伎の衣裳や有名ファッションブランドの服地も手がけるほど。こうして各分野のエキスパートがバトンをつなぎ、「オール岡谷産シルク」が実現したのです。


手作業による糸繰りを行う宮坂製糸所。機械での糸取りでははじかれる形・大きさの繭も、手作業では取ることができる

オール岡谷産シルク製品認証第一号の風呂敷は、地域おこし協力隊のOGである佐々木千玲さんが立ち上げた会社『TINTt』が手がけています。TINTtはシルク製品の企画・販売や教育・体験事業を通じて、国産シルクと養蚕・製糸・絹織物の伝統と価値を未来へ伝えることを目指しています。
オール岡谷産のシルク製品として初めて認証を受けたTINTtによる風呂敷(写真提供:岡谷市)

岡谷のシルク文化は、ものづくりの領域にとどまりません。教育や体験事業に生かすことで文化を広く発信し、継承する取り組みにも力を入れています。

「市内の小学校にお蚕さんを配布して養蚕を体験する『お蚕学習』が、岡谷のスタンダードカリキュラムです。自分でお蚕さんを育てて繭にして糸をとり、コサージュやマスクをつくるところまで体験した小学校もあります。岡谷ならではの教育です」(田畑さん)

岡谷蚕糸博物館』に併設された宮坂製糸所では、生糸を実際に生産している作業を誰でも見学することができます。最近は海外から訪れる観光客も多いのだそう。同館では桑を育ててカイコを飼い、製品をつくるところまで体験できるプログラムも提供しています。岡谷絹工房でも、シルク生地を織る体験をすることが可能です。


蚕糸博物館には、お蚕学習を体験した子どもたちからのメッセージがたくさん寄せられている

「ワークショップや体験プログラムを通じて養蚕や製糸に気軽に参加できることが、岡谷シルクの魅力だと思います。通常なら養蚕農家や製糸工場が専門職として携わっていて、素人が関わるのは難しいのですが、岡谷はそうした壁がないんですよね。

私も協力隊に着任後、岡谷シルクに通年で関わりたい人を三沢区民農園で募集して、ボランティア組織を立ち上げました。というのも、養蚕は桑畑の草刈りや収穫など、想像以上に体力が求められる仕事。さらに、当時農園で養蚕に携わっていた方々は60代から80代まで大ベテランの方ばかりだったんです。シルクの文化を継承していくためには、若い担い手が必要だと実感しました。そこで、養蚕に興味がある方をボランティアとして募ったところ、県内外から多くの方が参加してくださって。現在は約30人のメンバーがいて、草刈りをしたり桑の葉をお蚕さんにあげたり、熱心に取り組んでいます。ベテランのおじいちゃんたちも『もう俺たちのの出番はないな』と言ってくださるほどです。(笑)

こうして地域のつながりが少しずつ生まれているのは、嬉しい変化ですね」(渡邉さん)

シルクの製糸に携わりたいから、移住を決めた

こうした体験プログラム参加を通して岡谷シルクに魅了され、2023年春に移住を果たしたのが宮原冴佳さん。現在は、宮坂製糸場の製造現場に勤務しています。宮原さんに、移住のきっかけや現在の仕事についてお聞きしました。

長野市出身の宮原冴佳さん。大学卒業後、「シルクおかや次世代担い手育成プログラム」に1年間参加したのち、2023年春に岡谷市に移住。宮坂製糸所に就職し、現在は手作業から機械まで糸繰り作業を一通り担当している。

-移住を決めたきっかけは?
母が趣味でお蚕さんを飼っていて、小学生の時から養蚕に親しみがあったんです。大学卒業後に岡谷市が主催する「シルクおかや次世代担い手育成プログラム」に興味を持って参加し、1年間岡谷に通いながら養蚕から製糸、製品化まで学びました。宮坂製糸所で糸を取り、岡谷絹工房で染めと織りを体験してストールを仕上げたのですが、繭から糸を手作業で取る作業が本当に楽しくて。ちょうど宮坂製糸所でスタッフを募集していることを知り、「この楽しさを仕事にしたい」と就職を決めました。


糸繰り作業に取り組む宮原さん

-岡谷シルクの魅力を教えてください。
繭から手作業で糸を取る製糸場は、国内でもここ宮坂製糸所だけ。日々、色々な繭と出会えることがとても楽しいです。繭も農産物と同じ。育てた農家さんによって、糸のほぐれ具合いが違うんですよ。一つの繭から約1500mの生糸が取れるんですが、糸をほぐす技量もスタッフによって違い、熟練した技術のある方はギリギリまで長く糸を取ることができます。とはいえギリギリまで糸を取ると、まっすぐではなく節がある糸になってしまうのでバランスがとても難しい。そうした手仕事を、ぜひ岡谷蚕糸博物館で見てほしいですね。

熱い湯に浸した繭から、巧みに生糸を取り出していく

-胸につけているお蚕さんのブローチは、宮原さんの手作りだそうですね。博物館のショップで販売もされているとか。
そうなんです。最初は担い手育成プログラムで知り合った参加者にプレゼントするためにフェルトで作ったのですが、それを見た上司の方に「すごく良いから、製品化しましょう!」と言っていただいて。せっかく作るのだから岡谷らしく絹を使った製品にしたい思い、シルクとフェルトを混ぜた手作りのブローチを販売しています。一つひとつ違う表情を楽しんでください。


宮原さんがデザインと制作を手がけたお蚕さんのブローチ。岡谷蚕糸博物館のショップで購入できる

自分がいなくても地域が自走することが喜びに

渡邉陽子さんは、2022年から岡谷市の地域おこし協力隊として着任。春と秋は農園で養蚕に取り組み、それ以外の時期は岡谷シルクを広める幅広い活動をしています。

兵庫県出身の渡邉陽子さん。大学卒業後、外務省の仕事に従事し、インドに駐在。帰国後、JICA(国際協力機構)に転職し途上国の支援に携わる。2022年、岡谷市の地域おこし協力隊に着任。現在は養蚕業と岡谷シルクの情報発信に取り組む。現在は岡谷市内で愛犬と暮らしている。

-岡谷市の地域おこし協力隊になったきっかけを教えてください。
岡谷に来る前はJICA(国際協力機構)に所属し、東京で働いていました。2020年にコロナ禍になってリモートワークが始まると、以前から感じていた「東京の暮らしは自分には合わない」という思いがだんだん強くなっていって。もともと登山が好きで、月に一度は長野を訪れていたんです。「こんなに頻繁に来るなら、いっそ長野に移住したい」とぼんやり思っていましたが、コロナ禍でその思いが一気に現実味を帯びていきました。ちょうどそのタイミングで岡谷シルクに関わる協力隊の募集を知り、応募を決めました。

-なぜ岡谷シルクに興味を持ったのですか?
大学在学中にカンボジアを旅したとき、現地の伝統的なシルクのかすり織り文化の復活に取り組んでいる日本人の友禅染職人の方と知り合ったんです。カンボジアは相次ぐ内戦の影響で、さまざまな伝統的な技術が途絶えてしまう危機にありました。その職人さんは「良い人間を育てないと、良いものづくりはできない」と話し、技術の復活だけでなく作り手を育てたり森を育てたり、幅広い視点からシルクの復活に取り組んでいました。森を育てる目的は、植物が豊かな環境でなければ良質な桑が育たず、シルク生地に良い色が表現できないから。シルクを核に、人や自然に幅広くアプローチする彼の活動が心に残っていて、岡谷シルクを知ったときにその記憶が蘇り、「私もやってみたい」と思いました。


着任1年目から養蚕に参加。お蚕さんのシーズンに合わせて桑を大きく育てる

どんなミッションを持ち、どんな活動に取り組んでいますか?
お蚕さんのシーズンは農園で蚕を育てて繭を収穫する仕事に取り組み、それ以外の時期は、岡谷シルクのブランド力を高めて多くの人に知ってもらう活動をしています。例えば博物館を訪れた人に岡谷の歴史を知ってもらうプログラムを企画したり、岡谷シルクを解説する小冊子をつくったり、基本的に自由な発想で活動できるので、自分で地域への知見を深めながら岡谷シルクを広めるための取り組みを考え、周りの方々の協力を得ながら形にしています。

渡邉さんが企画して人気を集めた、岡谷シルクにちなんだ絵柄のエコバッグ。シルクスクリーン手法を使ってプリントした

2年間の活動の中で、どのような発見がありましたか?
岡谷に来る前は、自分がいかに養蚕や製品づくりに関わるかをイメージしていました。けれど活動を始めて感じたのは、「文化」という大きなものに対して私一人にできることは、ほんのわずかだということ。岡谷シルクに関わる人を増やしていくことの方が、ずっと重要だと気づいたんです。同じビジョンを持った人が多く集まれば、文化を引き継ぎ、外部にも広めることができる。地域の人がそれぞれの方法で岡谷シルクに関わって完成するものづくりのストーリーがあり、そこに私も関われる余白があることが、岡谷シルクの魅力だと感じています。

岡谷蚕糸博物館では明治初期からの希少な製糸機械を見ることができる

特に印象的だったこと、嬉しかったことを教えてください。
ボランティアチームや地域の方、いろいろな場所から仲間が集まって岡谷の養蚕に携わる体制ができて、「私がいなくなっても、岡谷はきっとうまく回っていく」と感じたときですね。協力隊の任期は3年で、永遠に伴走できるわけではありません。だからこそボランティアチームが自走し、地域のつながりのなかで回っていく仕組みができたと確信したときは、とても嬉しかったんです。前職で途上国支援に関わったときも感じましたが、外部のサポートはいつか終わってしまうから、地域の方向性や目指す姿を外から押し付けるのは違う。実際、前職では支援の仕組みをつくっても、私たちがその地域からいなくなったら回らなくなってしまったことが何度かあったんです。地域の人たちが自分ごととして関わり、どうするべきか考えながら前進していくことが大切だと感じています。

移住仲間である宮原さんと

岡谷市での暮らしはどうですか?
市街地がコンパクトで、暮らしに必要なものがすべて揃っていてとても便利です。病院、ショッピングセンター、市役所、が一本の道路沿いにあるんです!(笑)一方で山も湖も身近だから、四季をはっきり感じることができるのが日々の喜びです。どのシーズンも違う魅力があって、飽きることがないんですよ。冬は八ヶ岳や北アルプスが冠雪した風景がとてもきれいで、空気がピンと張り詰めた感じも心地良い。冬から春に移り変わっていく時期も好きですね。山々がもこもこと緑に染まっていって、遠くから眺めるとブロッコリーのよう(笑)。家の近くにある横河川堤防は桜の名所で、散歩していると本当に気持ちがいいです。「東京では、どうしてわざわざ人が多い場所にお花見に出かけていたんだろう?」と思ってしまうくらいです。

登山やマラソンなど、体を動かすことも楽しんでいらっしゃるんですね。
去年は「諏訪湖マラソン」に初めて出場を決めたので、体力づくりも兼ねてあちこちの山を登りましたね。北岳を縦走したり、北アルプスの最奥部にある雲ノ平という場所にも行きました。雲の平はテントを背負って50kmぐらい歩いたのですが、これがなかなか大変で(笑)。おかげで、諏訪湖マラソンは完走できました!

渡邉さんの胸にも、宮原さん手づくりのブローチが

岡谷市では、こんな人を待っています!

最後に岡谷市でブランド推進を担当する田畑幸司さんに、協力隊員に望むことを聞きました。

岡谷市出身の田畑さん。「市民の皆さんにこそ、岡谷シルクの文化を知ってほしい」と話す

-地域おこし協力隊になる方に、どんなことを期待しますか?
やりたいことはなんでも、自由な発想で取り組んでほしいです。特に、岡谷シルクをたくさんの方に知ってもらうための発信に取り組んでほしいですね。岡谷市外の方にはもちろん、実は市民の方の中にも、岡谷シルクのことをまだ知らない方もいるので、市民に向けた発信もしてほしいと思います。街を歩いている人、誰に聞いても岡谷シルクの案内ができるように文化が浸透すればおもしろいですね。岡谷シルクを通して、より魅力的なまちづくりにつなげていけたら良いと思います。

\岡谷市をもっと知りたい方へ!/

岡谷市では、地域の“今”をさまざまな方法で発信しています!
以下のリンクからぜひチェックしてみてください!

岡谷市ホームページ
岡谷市移住支援サイト
岡谷市観光情報サイト「旅おかや
岡谷シルク
「シルク岡谷」のシルクスイート

▼この記事に関するお問い合わせはこちら!
〒394-0021
長野県岡谷市郷田1-4-8(岡谷蚕糸博物館内)
岡谷市産業振興部ブランド推進室
担当:石井・田畑
電話0266-23-3489
FAX 0266-22-3675
E-mail:brand@city.okaya.lg.jp

 

文・石井妙子 写真・宮崎純一(特記以外)

 

                   
都道府県+市町村長野県岡谷市
募集状況募集中
勤務地岡谷市内
募集職種岡谷シルクブランドのPR
給与・報酬月額:231,858円予定(通勤手当と賞与あり)
・協力隊員としての活動に必要な費用(消耗品購入、研修等参加費など)は、予算の範囲内で岡谷市が支出します。
福利厚生・保険等
 労災、社会保険(雇用保険、厚生年金、共済組合)に加入します。
・有給休暇
 年次休暇があります。(年間20日)
・隊員としての活動時間以外において、予め市長に届け出た場合は副業可能とします。ただし、協力隊の業務に影響がない場合に限ります。
・岡谷市の所有する共用車両を使用します。その際、岡谷市役所車両管理規則第6条に準じることとします。
・住居に関する費用
 任意の民間賃貸もしくは市営賃貸住宅へ入居いただきます。住居にかかる賃料・光熱水費は隊員負担となります。
仕事内容◎オール岡谷産シルク製品の生産力基盤強化(養蚕振興・生産者支援等)、製品開発、販売促進、岡谷市のシルク文化・歴史を活用したイベント、ツアー立案など岡谷市のシルクブランド発展に向けた全般的な取り組み。
・オール岡谷産シルクの生産力基盤強化(桑園整備、遊休荒廃地の活用など)
・機織りや染め等のシルク製品作り、新たなシルク商品の開発
・シルクに関する歴史・文化を活かした体験プログラム(企画ツアー等)の立案
・岡谷産繭と岡谷市のシルクに関する歴史・文化の啓発活動
・SNS等を活用した、岡谷市のシルク文化の情報発信
勤務時間原則として、12月29日から1月3日までを除く週5日勤務とします。なお、休日に勤務を行った場合には振替(代休)等が可能です。
勤務時間は1日につき7時間とする。原則として8時30分から16時30分まで(うち1時間の休憩)としますが、活動内容により、7時間を超えない範囲で変更できるものとします。
※勤務時間・副業希望などによる勤務日数・時間の調整については、相談に応じます。
募集期間募集開始から令和6年10月31日まで(必着)
選考プロセス(1)1次選考
書類選考の上、令和6年11月中旬を目途に文書で通知します。
(2)2次・3次選考
1次選考合格者を対象に、令和6年11月下旬から令和6年12月下旬にかけて、2次選考(オンライン面接)・3次選考(リアル面接)を行います。詳細は、1次選考結果の通知の際にお知らせします。
採用問い合わせ先〒394-0021
長野県岡谷市郷田1-4-8(岡谷蚕糸博物館内)
岡谷市産業振興部ブランド推進室
担当:石井・田畑
電話0266-23-3489
FAX 0266-22-3675
E-mail:brand@city.okaya.lg.jp

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