脱サラ元公務員、現在はブルーベリー&パーマカルチャーの農園をやっています 神崎辰哉(かんざきたつや(@ttykanz) )です。
農園の名前は長野県安曇野市、北アルプスの山麓で「ブルーベリーの森あづみの」といいます。
有機JAS認証を取得した「オーガニックブルーベリー」を栽培しています。
ブルーベリー園に隣接するハーブ園で、ローズヒップを栽培しています。
販売用と、最近、ハーブティーの注文が入ったので、収穫しハーブティーをつくります。
ローズヒップは「バラの実」
ローズヒップはバラの実の総称です。
うちの農園では、主にハマナスとアップルローズを栽培しています。
ハマナスは、四季咲きの性質が強めなため、果実も夏でもぽつぽつとできていきますが、私はまとまった収穫は秋にしています。
ローズは花びら(ローズ・レットと言います)も収穫し、ハーブティーとして販売中です。
赤く色づいてから収穫
赤く色づいてから収穫します。
熟しすぎると、その後の作業がやや、やりづらくなるため、硬めの実の方がおすすめです。
ハマナスのローズヒップは扁平の丸形、アップルローズはしずく形と、けっこう特徴があります。
アップルローズの方が時間がたっても硬いので、やや作業性がいいと思っています。
種とわたをとる
種と「わた」をとります。
ほとんど皮だけみたいに見えますが、なるべく内側の果肉も残しています。
マドラーやくるみをほじくる器具が、細かい作業に便利なので愛用しています。
水洗いして、干す
種とわたを取り終えたら、水洗いして、水をよく切ってから、風通しのよい日陰で干します。
私は、密閉して販売しているため、干した後に念のため食品乾燥機(フードドライヤー)で仕上げていますが、
ご家庭用であれば、1カ月ほどの自然乾燥でも大丈夫のように思います。
仕上がったものです。
ビタミンCたっぷりのローズヒップティーになります。
ローズヒップなどの「実」系は、抽出されにくいため、お湯を入れてから10分くらいは抽出した方がいいと思います。
味も色あまりないので、ローゼル(ハイビスカス)とブレンドするのもおすすめです。
一般的なローズヒップティーは赤色と酸味が強いローゼルとのブレンドが多い気がします。
ローズヒップティーは赤いイメージがありますが、ローズヒップ単体ではあまり赤くならないためです。
レモンの20~40倍くらいの驚異のビタミンC量が含まれている、美容健康食品です。
一般販売は来月からになります。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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