脱サラ元公務員、現在はブルーベリー&パーマカルチャーの農園をやっています 神崎辰哉(かんざきたつや(@ttykanz) )です。
農園の名前は長野県安曇野市、北アルプスの山麓で「ブルーベリーの森あづみの」といいます。
有機JAS認証を取得した「オーガニックブルーベリー」を栽培しています。
起業コンサルティングの事業を昨年より始めております。
今回は起業等のコンサルタントを始めたわけについて回見ました。
コンサルタントをやり始めたわけ
コンサルタントやってます
私は、主に農村コンテンツ(農業等)での起業や栽培等をコンサルティングしております。
これまで、自分が失敗や勉強を繰り返しながら、事業を手探りで、進めてきました。
その中で、今思うと「こうすればよかった」「あの時知っていれば・・・」ということがたくさんあります。
今でも自分のことを必死にやってはいますが、ふと、立ち止まったときに、当時の自分が知りたかったことをシェアしていく、ことで、やりたいことがスムーズにすすむお手伝いをしたいと考えるようになりました。
きっかけは「教えることが起こす奇跡」に気がついたこと
今思うと、実はサラリーマン時代から、布石がありました。
ある時、若い人や新人ばかりの部署に偶然なってしまった年がありました。
人事のエラーみたいなことが、たまにあります。
それまでは、どちらかというと私は、正直なところ、自分の仕事やスキルアップにしかほとんど関心がありませんでした。
正直、自分があまり仕事を教えてもらった記憶がなく(笑)
「仕事は、自分で勉強して覚えるもの」という意識しかありませんでした。
しかし、強制的に、チームのメンバーの困りごとの解決やスキルアップに関わっていく立場となりました。
自分の仕事に集中して終えて、定期的に相談に乗り、教えたり、わからなかったら一緒に考えて、という毎日を繰り返していく中で、あることに気が付きました。
もともと、やる気のあるメンバーばかりだったので、信じられないくらいチームのパフォーマンスが上がっていたのです。
それだけではなく、自分のスキルもアウトプットすることで、磨かれて、黙々と自分の仕事を進めていた頃よりも格段に成長することができたのです。
周囲から心配されるようなチームでしたが、終わってみれば、大きな問題もなく一年を終えることができました。
自分がアウトプットすることで起こる奇跡のようなものに触れた瞬間でした。
今でも、当時のメンバーとは交流があり、仲が良いです。
その後、非常に多忙な部署に移動して、大変な毎日となりましたが、その中でも、唯一、楽しいと思える仕事がありました。
それは「研修の企画」でした。
職員向けの研修を年何回か開催するのですが、慣れないうちはドキドキしたものの、そのうち、教えるおもしろさが出てきて、さらに、実務上の問題点などもディスカッションするような参加型の研修も企画したりと、けっこう楽しんでしました。
どちらかというと、アウトプットによっておこる化学反応のようなものが楽しかったように思います。
次の誰かにつなぐため、自分がもっと知りたいため
そんなわけで、昨年からコンサルティング事業という形で始めることになりました。
セミナーを時々やっているのも、同じ理由です。
また、起業・ビジネス以外にも、有機認証(有機JAS)の認証申請等の実務のコンサルもやっております。
実際にこの仕事をやってみて、クライエントさんが、「過去の自分よりもスムーズに進めている」時が一番うれしいです。
もちろん、クライエントさん自身が素晴らしいというのが、一番の要因だと思っておりますが、
自分が失敗してきたことを活かして、次の誰かが、そこにたどり着くまでの時間を短縮して、さらに素晴らしい取り組みへどんどん進むという。
まるで技術の革新のような気持ちよさがあります。
そして、アウトプットするその過程で自分自身も磨かれる・・・
教え導くという感じではなく、必要なことを一緒に考えながら、ともに成長していければと思っております。
今回も最後までお読み頂き、ありがとうございました。
お知らせ
テレビ出演
NHK(Eテレ)で放送している「趣味の園芸」に出演させていただきます。
昨年(2023年)に放送された番組を今年も再放送するそうです。
私が出ているのは、少しだけですが、農園でロケをしていただいたので、よろしければご覧ください。
7月28日(日)Eテレ 午前8時30分
8月2日(金)Eテレ 午後2時10分
※放送内容は両日とも同様です。
通信販売(食べチョクと楽天ファーム)
ラビットアイ系のオーガニックブルーベリーの予約販売中です。
食べチョクの先行分は残りわずかとなっています。
ブルーベリー摘み取り体験(ブルーベリー狩り)
2024年、ブルーベリーの森あづみの「オーガニックブルーベリー狩り」予約受付開始しました。
約が対象となります。
ぜひ、信州安曇野の素敵な農村へおでかけください。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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