プールの水が緑色！　流れるプールは「アマゾンエリア」と呼ばれ、ルアー、フライ、エサ釣りそれぞれの専用エリアに仕切られています。

フィッシングエリアの受付。釣り道具は、ルアー釣り用のサオとリールのセットを借ります。ルアーは受付で購入できます。持参することも可能です。

釣れるお魚たち。今回のターゲットはニジマス。

レンタルの竿とリールは、スピニングタックルと呼ばれ、糸の先に結んだ小型で軽いルアーを遠くに投げます。そして、リールで糸を巻き取って、ルアーを引く（泳がせる）ことができます。

スプーンというジャンルのルアー。糸に結んで水中を引くと、ヒラヒラと泳ぎます形、重さ、形、色などが違う豊富なバリエーションがあります。晴れか曇りか、水温、水の色、魚の状態などによって、その日に有効なルアーが違うので、多くのバリエーションがあるのです。

竿の持ち方。リールの脚（リールとロッドの間にある支柱）を、利き手の中指と薬指ではさむようにして、ロッドを軽く握ります。ギュッと強く握る必要はありません。

●キャストする（投げる）準備
サオ先から垂れ下がるルアーまでの糸の長さ（タラシ）を15cm以内にする。そうすると投げやすい。次に人差し指に糸を掛けて、左手でリールのベールアームを開いて、糸が出る状態にします。

●キャスト方法（投げ方）
①投げ方は、ボールを前に投げるのと同じような動作です。

②ボールを投げるときに、ボールから手を離すのと同じようなタイミングで、人指し指に掛けた糸を（指を伸ばして）放すと、ルアーが前に飛んでいきます。

③サオとリールで実際にやってみます。軽い力でサオを後ろから前にビュンと振りながら、ボールを投げるときと同じタイミングで、人指し指に掛けたラインを放すとルアーが前に飛びます。

④時計の針でイメージすると、自分の後ろの２時くらいからサオを振り始めて、自分より前の10時くらいで指から糸を放すと、ルアーが前にビューンと飛んでいきます。軽い力でコンパクトにサオ振って、サオをしならせて投げるイメージです。

●キャストに挑戦だ！
投げる前に背後に人がいないことを確認します。まず、竿を後ろにもっていきますが、時計の針で２時くらいの位置でOK。写真だと４時くらいになってます……。

竿を前に降りながら、時計の針で10時の位置で指から糸を放すと、ルアーが前に飛んでいきました（成功！）。ルアーが着水する瞬間に、竿を握っていないほうの手で、リールから糸が出ていくのを止めます。そして、リールのベールアームを元の位置に戻します。
ルアーが飛んでいくコースがフライではなく、ライナーになるように、竿の振り方と糸を放すタイミングを研究してください。キャストは繰り返し練習するとコツがつかめます。

一定のスピードで引くと、ルアーがいい動きをして、魚を誘います。

竿を使ってルアーをキャストして、リールで糸を巻いてルアーを泳がせる、という動作をひたすら繰り返します。

先生がお手本としてニジマスを釣ってくれました！

１日のなかでも天候などの状況、魚のコンディションによって、釣れる有効ルアーが変化します。なので、いろいろな種類のルアーがあるのです。

先生が選んでくれたのは、細長くて薄い緑色のルアー。

駒澤さんがナイトプールに来ていた同じ場所を、ニジマスの群れが泳いでる！

魚の反応を見た先生から、リールを巻くスピードは速めのほうがいいかも、とアドバイスをいただき、スピードアップ！

ルアーをキャストして、リールのハンドルを一定のスピードで巻き、サオ先をブレないようにして、ルアーを回収したらまたキャスト。

釣れた！　駒澤さん、ルアー釣りでニジマスをキャッチ（人生初）。

先生オススメの、細長くて薄い緑色のルアーにチェンジして、さらに巻くスピードを速くしたらヒット！

駒澤さんが、プールの底に沈んでいたルアーの小さな穴に、自分のルアーのハリを通すという奇跡の珍事件を起こした。やろうとしたら何年かかるのだろうか……。

駒澤さんにヒットして、引き寄せる途中でニジマスがジャンプ！　ハリが外れて逃げられてしまった。釣り用語で「痛恨のバラシ」と言います。

何かに目覚めた河﨑さんに連続ヒット。無言でファイトして本能でネットイン。

スプラッシュをくらいましたが、このあと無事にハリを外してリリースしました。

ふたりが注文したのは、お店のおすすめ「エビのスパイス炒めごはん・カレー２種付き」です。

スパイスの香りが立ちのぼる本格的なカレーです。辛いのが苦手な人はお店のスタッフにメニューや辛さ調整を相談してくださいね。