公団フォントのこと。
なかなか記事を作る時間が無いので簡単なもので・・・
これは先月末に撮影した「日本道路公団」の看板。
智理:道路公団って2005年に廃止になった筈・・・
NEXCOになって15年以上経っても、まだJHが残っている場所があるんですね。
場所は、道央自動車道の滝川ICになります。
出口にある公団フォントの文字。
公団フォントは、高速道路で使われていた「遠くからでも、そして速く移動するクルマからでも認識できるよう、直線的なデザインかつ画やハネなどが省略されるなど、独特のフォントが特徴的です。
2010年にヒラギノW5角ゴシックが採用されてからは、公団フォントの看板からヒラギノフォントの看板への更新が進んでいる為近年は数が減っています。
ヒラギノ角ゴシックの例。(新千歳空港IC)
2018年に道央自動車道(=北海道縦貫自動車道)のナンバリングを札幌ICを1として函館方面と旭川方面に数字を増やしていく方式から函館ICを1として札幌・旭川方面へ数字を増やしていく方式に変更となった際に一斉に更新された為、公団フォントは道央道からはほぼ姿を消しました。
これに伴って番号が大きく変わり、大沼公園ICは18→5、登別室蘭ICは10→17、札幌ICは1→33に、旭川鷹栖ICは10→44、最北の士別剣淵ICは12→48となりました。
(新川IC~札幌北IC間)
公団フォントが比較的よく生きている札樽(さっそん)自動車道の札幌JCT~札幌西IC間。
ここは札幌新道の上の札樽道のさらに上をJR学園都市線が交差する3層構造となっておりタイミングが合えば学園都市線の通過を見ることもできます。
公団フォントとして、「駅」という文字が特徴的ですね。 馬偏の下の4つの点を横棒1つで表現しています。
「駅」の公団フォントは全国的にも珍しいのではないかと思います。
公団フォントは時間があれば撮影と並行して記録してはいるのですがなかなか運転しながら撮るのは難しい為あまり数はありません。
文字フォントの違いという点では鉄道は「もじ鉄」という分野があります。
例として1月に撮影したJR四国の新改駅(最初期Ver.)と讃岐塩屋駅(最新Ver.)。結構違いますよね。
文字フォントに興味を持ちましたら是非自分の街や身近なものの文字フォントを調べてみてください。
お子さんの自由研究にもどうぞ。
最後まで見ていただきありがとうございます。
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