2010年 04月 29日
ヒラタクチキウマ属の一種 |
去年は直翅目にハマり、採集だけでなく写真も出来る限り撮影したが、まだ興味の無かった頃に写した写真の中に、気になる直翅がいた。
それは、ヒラタクチキウマ属 Alpinanoplophilus と思われる個体を写したもの。
ヒラタクチキウマ属は去年、トウホクヒラタクチキウマを確認したが、それとは尾肢の形状が異なるため、おそらく別種だろうと思われた。
それを撮影したのがちょうど今時期だったので、とりあえず様子を見るつもりで夜の森へと赴いた。
久し振りの夜の森は、もうエゾヒグマも活動しているであろうからかなり怖く、自分の存在をアピールするのと気を紛らわせるのとで歌を歌ったり独り言を言ったりしながら、立木や倒木を見ていった。
そして、以前の時もそうだったが、広葉樹林内では見つからず、ヒノキアスナロ林内に入ってからぽつりぽつりと見つかり始めた。 最初に見つけた個体は左後脚が無かった・・・
2時間程の探索で3♂を発見し、そのうちの2♂を採集(1♂は捕まえ損ねた)。
しかし、採集個体はどう見てもまだ幼体だったので、また夏にでも探しに来なければならないと思った。 3個体目は完品だったが、躊躇いながら掴んだら逃げられた・・・
写真はいずれも2010年4月22日撮影
北海道には、エゾヒラタクチキウマ・ツヤヒラタクチキウマ・マツモトヒラタクチキウマ・トウホクヒラタクチキウマ・ヒダカヒラタクチキウマ・ドウナンヒラタクチキウマの6種のヒラタクチキウマ属が分布している。
それらの標本写真や解説(分布・形態等)を基に考えたところ、採集した個体はドウナンヒラタクチキウマかと思われたが、どうだろう?
この続きは、成体を採集してから、また改めて考えてみたい。
それは、ヒラタクチキウマ属 Alpinanoplophilus と思われる個体を写したもの。
ヒラタクチキウマ属は去年、トウホクヒラタクチキウマを確認したが、それとは尾肢の形状が異なるため、おそらく別種だろうと思われた。
それを撮影したのがちょうど今時期だったので、とりあえず様子を見るつもりで夜の森へと赴いた。
久し振りの夜の森は、もうエゾヒグマも活動しているであろうからかなり怖く、自分の存在をアピールするのと気を紛らわせるのとで歌を歌ったり独り言を言ったりしながら、立木や倒木を見ていった。
そして、以前の時もそうだったが、広葉樹林内では見つからず、ヒノキアスナロ林内に入ってからぽつりぽつりと見つかり始めた。
2時間程の探索で3♂を発見し、そのうちの2♂を採集(1♂は捕まえ損ねた)。
しかし、採集個体はどう見てもまだ幼体だったので、また夏にでも探しに来なければならないと思った。
写真はいずれも2010年4月22日撮影
北海道には、エゾヒラタクチキウマ・ツヤヒラタクチキウマ・マツモトヒラタクチキウマ・トウホクヒラタクチキウマ・ヒダカヒラタクチキウマ・ドウナンヒラタクチキウマの6種のヒラタクチキウマ属が分布している。
それらの標本写真や解説(分布・形態等)を基に考えたところ、採集した個体はドウナンヒラタクチキウマかと思われたが、どうだろう?
この続きは、成体を採集してから、また改めて考えてみたい。
by tsuchihashia
| 2010-04-29 22:33
| 直翅目