最終更新日:2024年7月23日
新島のところどころに現れる謎のモアイ像、もといモヤイ像たち。
モデルはもちろんイースター島のモアイですが、新島方言の『もやう』(力を合わせる、助け合うの意)という意味もあります。
モヤイ像たちは新島で産出される抗火石(コーガ石)という石材でできています。世界でもイタリア・リパリ島と新島でしか取れない貴重な石材で、耐火・耐水性にすぐれ、軽量で加工しやすい特徴のため、石倉や塀などの建材に利用されてきました。新島の白く美しい砂浜も、コーガ石の欠片でできています。
なお、モヤイ像といえば渋谷駅の待ち合わせスポットが有名ですが、こちらもかつて新島村から渋谷区へ寄贈されたものです。