韓国の夏の蝶⑭Favonius koreanus

江原道
夕方5時頃、非常に変わった場所で縄張りを張っていた。普通のゼフを狙って梢や林道沿いを叩いてもほとんど飛び出さなかった。翅表はFavonius離れした金緑色である。
和名にはウリミドリシジミとかチョウセンエゾミドリシジミとかコウライミドリシジミというのがある。
ウリミドリというのは韓国名の「Uri(我が) nokuse(緑色の) pjon rabi(シジミチョウ)」(表記ぜんぜん正しくありません、聞いていると大体こんな感じ)からきている。だからウリミドリといっても日本人には意味は全くわからない。
2番目のチョウセンエゾというのはエゾとの関係が不明な現時点では採用は難しい。Fvonius属の蝶というならオオミドリを使うべき?チョウセンオオミドリは少し語呂が悪い。
コウライミドリは無難。しかし、朝鮮半島のものを何でもコウライとつけるのは能がない。せっかくだからあの金緑色とかから命名できないものだろうか。