ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの『ハリー・ポッター』をテーマにした大人気エリア「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」は、2024年7月15日にグランドオープンから10周年を迎えました。
アニバーサリー・イヤーとなる2024年は、数々の魔法体験がかなうイベントが開催されています。
2024年、「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」開業10周年!
2014年7月15日のグランドオープンから今年10周年を迎えた「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」。本当に魔法をかけられる「ワンドマジック」や、ホグワーツ城を舞台にした壮大なキャッスルショー「ホグワーツ・マジカル・ナイト」など、この10年で数々の魔法体験をかなえてきました。
2024年はアニバーサリー・イヤーにふさわしい魔法体験が1年を通して開催されています。まず、昨年期間限定で開催された、魔法生物と触れ合える「マジカル・クリーチャーズ・エンカウンター ~魔法生物との出会い~」が3月15日に復活。
ちょうど開業10周年となる7月15日には、ホグワーツ城の内部を探索する「ホグワーツ・キャッスルウォーク」も復活しました。
そして、9月6日にはデス・イーターとの死闘が目の前で繰り広げられる「デス・イーター ~ホグズミードの危機~」が登場し、冬には魔法でホグワーツ城が美しく彩られる「ホグワーツ・マジカル・ナイト ~ウインター・マジック~」も5年ぶりに復活を遂げます。
今冬開催「ホグワーツ・マジカル・ナイト ~ウインター・マジック~」
ホグワーツ城に美しい冬の魔法がかかる「ホグワーツ・マジカル・ナイト ~ウインター・マジック~」がこの冬、5年ぶりに復活します。
「メテオロジンクス」で雪化粧をまとい、「ルーモス」で温かな光に包まれ、お馴染みの呪文とともに魔法界が次々と姿を変えます。最後は全員で「ルーモス・マキシマ!」を唱え、ホグワーツ城にツリーを灯しましょう!
- 開催期間
- 2024年11月20日(水)~2025年1月5日(日)
- 開催場所
- ホグワーツ城
- 開催時間・回数
- 約10分間(開始時間、回数は日によって異なる)
さらに、ホグワーツ魔法魔術学校の生徒たちと魔法界のカエルが奏でる「ホリデー・フロッグ・クワイア」も、5年ぶりに復活。原作にも登場する魔法界のクリスマス・ソングから、ちょっぴり不思議な合唱まで、魔法界ならではの冬を楽しめます。
- 開催期間
- 2024年11月20日(水)~2025年1月5日(日)
- 開催場所
- パフォーマンス・ステージ
- 開催時間・回数
- 約20分間(開始時間、回数は日によって異なる)
7月15日から復活!「ホグワーツ・キャッスルウォーク」
壮大なホグワーツ城内を、普段は見られない特別なルートでゆっくり歩ける「ホグワーツ・キャッスルウォーク」が、7月15日に待望の復活を遂げました。
入口を入ってまず出合うのが、ホグワーツ建築家の金の像。右手にはホグワーツ模型、左手には設計図を持ち、まわりにはグリフィンドールの獅子(ライオン)、ハッフルパフのアナグマ、レイブンクローのワシ、スリザリンのヘビと4寮のシンボルの像も見られます。
次に見られるのが、組み分け帽子の儀式やパーティー会場、食事などに使われる大広間に飾られている砂時計。ホグワーツ4寮の点数を記録していて、先生らがスコアの増減を発すると、自動的に砂の量が変化します。本来、エメラルド、サファイヤ、ルビー、ダイヤモンドが詰まっていると言われています。
続いては、ホグワーツ初代校長の像。トム・リドル(ハリーポッターと格闘するヴォルデモート卿の本名)が学生時代のシーンに登場します。
正面奥に鎮座するのは、ダンブルドア校長室を護る大きなグリフィン像。
校長室に入るときの合言葉は、ダンブルドア校長のお気に入りのお菓子「レモンキャンディ」。合言葉を唱えると、像が回転して部屋に続く階段が現れます。
そして、おしゃべりな肖像画が高い天井近くまで壁一面にかけられた廊下。
肖像画からは、4寮の創設者たちが、その日行われる魔法界のスポーツ「クィディッチ」の試合について言い合っているのが聞こえてきます。
キャッスルウォークではそのほか、ホグワーツ内の地図が描かれたタペストリーや、映画に登場するユニコーンのタペストリーなども見られます。
- 開催期間
- 2024年7月15日(月)~2024年12月31日(火)
9月6日~11月4日の期間限定!「デス・イーター ~ホグズミードの危機~」
9月6日~11月4日のハロウィーン・シーズンに期間限定で開催される「デス・イーター ~ホグズミードの危機~」。ヴォルデモートに忠誠を誓う闇の魔法使い「デス・イーター」が、8年ぶりにユニバーサル・スタジオ・ジャパンに降臨します。
ホグズミード村へ向かう小道が「禁じられた森」を彷彿とさせる闇に包まれる秋の夜――。ホグワーツ城に「闇の印」が浮かび上がり、不穏な気配漂うホグズミード村にあのデス・イーターが続々と降臨します。
目の前で繰り広げられる、黒のローブをまとって杖を振りかざし、マグルを探して徘徊する邪悪な魔法使いと村人たちとの壮絶なバトル。戦いに巻き込まれたかのような臨場感に震撼が走ります。
- 開催期間
- 2024年9月6日(金)~11月4日(月・祝)
- 時間
- 18:00~パーククローズ
また、ホグワーツ魔法魔術学校の先生や生徒たちもお気に入りの老舗パブ「三本の箒(ほうき)」には、ハロウィーン限定メニューが登場。
ポークリブやローストチキン、イギリスの伝統料理であるシェパーズパイに、とうもろこしが丸ごと1本のった豪華なプレートです。ジャック・オー・ランタン型のパイや、映画のハロウィーン・パーティのシーンにも登場したロリポップ・キャンディもついて、ハロウィーンを存分に楽しめます。
ホグワーツ魔法魔術学校を象徴するお祝いのプレートも「三本の箒」のメニューに加わりました。 ローストビーフやポロネギとポテトのスープ、4寮をイメージしたミニ糖蜜タルトなどがのっています。
「ヒッポグリフ・マジカル・レッスン」も開催中!
ハリーが魔法生物飼育学の最初の授業で出会った、鷲のような頭に、馬のような身体、鋭いかぎ爪に、うろこで覆われた羽根を持つ、半鳥半馬の魔法生物「ヒッポグリフ」。「ヒッポグリフ・マジカル・レッスン」では、ヒッポグリフが目の前に現れ、羽を広げます。
4寮の生徒たちと一緒に、敬意の表示を重んじる誇り高い魔法生物の機嫌を損ねないよう、近づき、触れ合う方法を学べます。「ホグワーツ魔法魔術学校」の生徒のように、荘厳なヒッポグリフと実際に触れ合う、活き活きとした魔法体験が待っています。
- 開催場所
- パフォーマンス・ステージ
- 上演時間・回数
- 1日8~10回、約10分(開始時間、回数は日によって異なる)
小さな魔法生物と触れ合える「ホグズミード・マジカル・クリーチャーズ・ミート」
「ホグズミード・マジカル・クリーチャーズ・ミート」は、魔法使いが住む活気に満ちたホグズミード村のあちこちに愛らしい魔法生物たちが出現。触れ合ったり、一緒に写真を撮ったりできます。
ふくろう便の前でカートの郵便物をあさっているのは、キラキラ光るお宝が大好物の「ニフラ―」。
ホグズミード駅横の広場で生き物商人がこっそり連れているのは、卵からふ化したばかりの「ベビードラゴン」。
そして、ゾンコの「いたずら専門店」の前で鳴いているのは、ふわふわピンクの「ピグミーパフ」。どれも賢くてかわいらしいけれど、魔法生物ゆえに予測不能なことが起きるので、触れ合う際は慎重に!
- 開催場所
- ニフラー:オウルズポスト前
ベビードラゴン:ホグズミード駅横の広場
ピグミーパフ:ゾンコの「いたずら専門店」横 - 上演回数
- 1日8~10回開催(開始時間、回数は日によって異なる)
▼2023年開催時の体験レポート
加藤清史郎さんが登壇し、10周年記念セレモニーを開催
開業からちょうど10年となる2024年7月15日には、俳優の加藤清史郎さんが登壇し、10周年記念セレモニーが開催されました。加藤さんは10年前の開業時のイベントにも登場し、大のハリー・ポッターファンでもあるそう。
セレモニーには、ホグワーツ魔法学校だけでなく、他校の生徒も参加して特別なパフォーマンスを披露。ダームストラング専門学校の生徒たちは杖を使った力強い動き、ボーバトン魔法アカデミーはリボンを使った華麗な踊りを見せてくれました。
4寮の生徒たち、ニフラー、ピグミーパフらも集まり、みんなで10周年を祝いました。
▼詳細記事
バタービールは10周年記念マグカップが登場!
「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」の人気メニュー「バタービール」に、10周年記念のプレミアムマグカップ付きバタービールが2種類登場。華やかな10周年仕様のロゴが入った、今だけの特別なマグです。
プライベートでも頻繁に「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」を訪れているという加藤清史郎さんから、10周年セレモニーの際、バタービールで上手に口ひげを作るコツも伝授。「マグの中をのぞくように、鼻と口の間で飲むイメージで。泡を吸うように飲む」と教えてくれました。
さらに、動物性の原材料を使用せず、植物由来の原材料で作られたプラントベースのバタービールも新たに登場。あっさりめの味が好みという方には、プラントベースのバタービールがおすすめです。
ホグワーツ魔法魔術学校の4寮をイメージした特製チュリトスも復活
映画『ハリー・ポッターと賢者の石』公開20周年を記念し、2020年から期間限定で販売され、人気を博した特製チュリトスも再登場しました。
ラズベリーフレーバーの赤いグリフィンドール、ハチミツレモンシュガー味の黄色いハッフルパフ、ブルーベリーフレーバーの青いレイブンクロー、マスカットシュガーをまぶしたグリーンのスリザリンと、ホグワーツ魔法魔術学校の4寮をイメージした4種類のカラフルなチュリトスが勢ぞろい。
クィディッチの対戦カードに合わせて、4種類の中から各日2種類ずつ販売されます。これはもう、4種類コンプリートせずにはいられません!
- 販売場所
- エリア内のフードカート「マジック・ニープ・カート」
9月1日には934名限定の特別なイベント「バック・トゥ・ホグワーツ」も
ホグワーツ魔法魔術学校の新学期が始まる9月1日は、「バック・トゥ・ホグワーツ」と呼ばれ、毎年世界中の『ハリー・ポッター』ファンたちがお祝いします。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでも、今年、一夜限りの特別なイベント「バック・トゥ・ホグワーツ」が初開催されました。ホグワーツ特急が出発する「9と3/4番線」にちなみ、934名の選ばれたゲストだけが特別な一夜を過ごしました。
▼詳細記事
小説は7作すべてがベストセラーとなり、 8つの超大作映画が生み出され、世界で数々の演劇賞を受賞した舞台や、ゲームなどに発展し、世界中の人々に感動を与え続けている不朽の名作『ハリー・ポッター』シリーズ。
「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」の「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」では、そのワクワクする魔法体験を実際に味わえます。10周年の特別な1年をお見逃しなく!
同時開催のイベント情報
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのオフィシャルホテル情報
※商品やメニューの価格やデザイン、販売場所、販売期間などは、予告なく変更される場合があります。また、品切れの際はご容赦ください。
※イベント、アトラクション、レストラン、ショップなどは、季節や天候などにより、予告なく内容や営業時間の変更、または中止およびクローズする場合があります。詳しくはユニバーサル・スタジオ・ジャパン公式WEBサイトをご確認ください。
取材・文:楽天トラベルガイド編集部
撮影:福羅広幸(キャッスルウォーク、セレモニー)、松井ヒロシ(デス・イーター)
その他画像提供:ユニバーサル・スタジオ・ジャパン
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