最近、同年代や年上の方と話す機会が多いんですけど、
話題になるのはやっぱり健康面の話が多くなります。
同年代から年上というのは50代後半以上のいわゆる
「アラカン」と呼ばれる世代です。
ほとんどの人が、病気だったり、腰、膝の調子が悪いという感じです。
今さらながら健康について考えることが多くなっているようですね。
この年代に人が健康を意識する場合、何をどうするかなんですが、
多いというかほとんどがお酒の量を減らす、食事の量や味付けを見直す
という人が多いですね。
次に出てくるのが、「運動」です。
腰や膝の不調を覚えることが多い年代ですからね。
話を聞いてると、ほとんどの人が運動未経験なんです。
健康のために運動を習慣にしていた人が全然と言っていいほど
いないんですね。
で、そういう人たちが運動を始めるきっかけは何かというと、
医者に運動しなさいと言われてなんです。
さすがに、医者の言うことは聞くんですよね。
ただですねえ、医者が運動しなさい、と言うのはいいんですが、
全然具体的に指導はしてくれないようなんです。
「毎日歩くようにしてください」
とか、そんな程度のことしか言われていないようなんです。
どう思います?
これじゃ、医療を施していると言えないんじゃないか?
と僕は思ってしまいます。
ぶっちゃけ、運動未経験の人に「歩きなさい」と言ったところで、
どのくらいのペースで、どのくらいの時間歩けばいいかなんて分からないと
思うんですよ。
「ウオーキング」という一つのジャンルになっていますから、
スポーツの一種ではあるんですが、やり方を間違えると
ただの「散歩」になってしまいます。
散歩は散歩で、効果はありますから、否定するわけではないんですが、
健康目的で、体重増加を抑制する目的の場合は、やり方を指導しないと
効果が出にくいんです。
僕は、本来医者がそこまで指導するべきだと思うんですけど、
なかなかいないようですね。
なので、せっかく読んでいただいている方向けに、
ウオーキングについて正しい検証をしていきましょう。
こんにちは、50歳からの筋トレパーソナルサポーター
よういちろう
です。
このブログでは、中高年のための充実した健康的な生き方を
筋トレパーソナルサポーターの立場からお伝えしていきます。
このブログが、あなたの健康な体、より豊かな人生を作るための
きっかけになれば幸いです。
今回のテーマは
『【検証】ウオーキングでダイエットは可能なのか?』
です。
僕の本音を先に言わせてもらうと、
「なぜウオーキングばかりをすすめられるのか?」
ということなんです。
さきほども言った通り、医者が運動しなさいという話になると、
ほぼ「歩きなさい」と「言われるようですからね。
本当は、筋トレも取り入れた方が絶対にいいと思うんですけどね。
ま、今回はウオーキングに絞ってお話していきますね。
体重を減らすためには激しいエクササイズをやらなくてはいけない
と思っている人も多いようですが、ウォーキングでも定期的に行うことで、
健康促進や脂肪燃焼の効果があります。
ウオーキングのダイエット効果をみていきましょう。
ウオーキングのメリット
強度が低く負荷を一定に保つ有酸素運動は、まさに低強度であるという点で、
減量や体重維持に最適な方法だという説があります。
ウオーキングは、他のトレーニングのように挫折することが少なく、
毎日一貫した運動を続けることができるということです。
筋肉を維持しながら体脂肪を減らす最善の方法は、
単純に日々の活動量を増やし、摂取カロリーを控えめにすることなんです。
とはいえ、結果を出すためには、どんな運動習慣を取り入れるにせよ、
長期的に維持できる、良い習慣を身につけることが重要といえます。
ジムに行くことを考えると、ウオーキングはそれほど大変な感じは
しないんじゃないでしょうか。
ウオーキングのダイエット効果
現在人気のダイエットトレーニングである
HIIT(高強度インターバルトレーニング)は、2~3週間、
あるいは2か月程度は続けられるかもしれません。
ところが、忙しくなったり疲れたりすると、負担が大きすぎると感じ、
続けることがおっくうになってくる人が多いんです。
一方で、それほど負担に感じないワークアウトであれば、
(ここではウオーキング)
その運動を毎日の習慣の一部にすることは可能だと言えるでしょう。
ウオーキングは、強度の高いトレーニングに比べて
体に不必要なストレスを与えないため、非常に有益なトレーニングでもある、
という見解が多く見られます。
また、様々なストレスにさらされる現代のストレス社会では、
これは本当に重要なことだと言えます。
ストレスを感じると様々なことに影響が出ますが、
特に顕著なのは睡眠です。
というのも、
睡眠不足や質の悪い睡眠は、脂肪をエネルギー源として使うことを難しくし、
食欲を引き起こし、体を闘争・逃走反応に陥らせます。
そして、健康的な代謝を維持するために必要な筋肉の分解を促進してしまいます。
ウオーキングのようなトレーニングの場合、
強度の高い他のトレーニングに比べて、
ケガのリスクが明らかにはるかに低くなるといえます。
ウオーキングは、HIITなどの高強度運動に比べて
関節や筋肉への負担が少ないので、
酷使による怪我、肉離れ、捻挫のリスクを減らすことができるんです。
また、言うまでもなく、ハードな運動をする代わりにウオーキングをすれば、
翌日、翌々日の筋肉痛を避けることができます。
体を疲れさせないことで、翌日も動ける状態で目覚めることができ、
運動不足を防ぐことができるということです。
要するに、低負荷のワークアウトを取り入れることで、
全体としてより活動的に生活できるということが言えるわけです。
低強度の運動は気分を改善し、ストレスレベルを下げるのに効果的です。
より良く質の高い睡眠をもたらし、コルチゾールの急上昇を引き起こすことなく
夕方にも行うことができるため、ストレス管理と精神的な健康のために
優れた選択肢となり得るわけです。
要するに、ハードな運動の代わりにウオーキングをすることで、
肉体的にも精神的にも健康増進に役立つので、
毎回良い気分で終えられるんですね。
つまり、ウオーキングは、
簡単で、楽しく、社交的な方法で、日常の動きを増やす機会を与えてくれる
エクササイズと言えるわけですね。
まとめ
僕たちは、日常生活の中で歩くという行為を毎日必ず行っています。
毎日の歩くを移動手段としてだけではなく、エクササイズと捉えることが
重要になってくるんじゃないでしょうか。
目的地に向かいためだけに歩くのではなくて、
「今、エクササイズを行っているんだ」
という意識をもつだけで、ただの「歩く」がエクササイズに変わっていきます。
要は、僕らの意識一つで日常生活の行動は、
いくらでもエクササイズに変えられるわけです。
意識するだけならいくらでもできますから、
すぐにでも取り入れてみてくださいね
それでは、また。