「逆腕立て伏せ」って知っていますか?
なんだか最近注目されているようなので、「これは無視するわけにはいかないぞ」ということでこのブログでも取り上げてみることにしました。まあ最新の筋トレメニューというわけではなく、昔からあるものなのですが、注目されるのはそれなりの理由があるわけですから、じっくりと解説していきたいと思います。
こんにちは、50歳からの筋トレパーソナルトレーナー
よういちろう
です。
このブログでは50代の男性のための筋トレ方法、メリット、素晴らしさなどをお伝えします。
あなたの人生がより楽しく、より幸せになるきっかけになれば幸いです。
今回のテーマは
『逆腕立て伏せ ソファーでお手軽エクササイズ』
です。
筋トレ業界といいますか、筋トレ界隈といいますか、ま、どちらでもいいんですが。あまり流行というものはないと思います。ダイエットでは常に流行がある感じがしますけど。主に食事に関するダイエットが流行するイメージですよね。同じダイエットでもエクササイズ系のダイエットで流行ったのは「ビリーズブートキャンプ」くらいしか思い出せないですね。
ですので、筋トレメニューの一つである「逆腕立て伏せ」が注目されていることは、非常に興味深いことなんですね。
近年日本のSNSでバズってるらしいです。海外でも人気が高く「リバースプッシュアップ」という名称で呼ばれています。
なぜ「逆腕立て伏せ」なのか?
逆腕立て伏せとは、体の背面で腕立て伏せを行う動きになります。どうやらこの動きが二の腕のたるみに効く、引き締め効果があると注目されて話題になったようです。要はダイエット系の盛り上がりということですね。ということは、恐らく女性中心に盛り上がってきたんでしょう。まあ、この手の盛り上がりは大体女性からですよね。
一般的な普通の腕立て伏せであれば、女性も知っているでしょうから、特に目新しさも感じないんでしょうが、逆腕立て伏せとなると知らない人も多かったんでしょう。そこが、逆に注目を集めることになったんではないでしょうか。
でも、逆腕立て伏せはれっきとした筋トレメニューですから、効果があるのは当然ですね。
逆腕立て伏せのメリット、効果は?
逆腕立て伏せのメリット、効果ですが、真っ先にに挙げられるのがなんと言っても二の腕の引締め効果です。腕立て伏せの一種ですから、当然上腕三頭筋、つまり二の腕に効くわけです。
普通の腕立て伏せは、上腕三頭筋以外に大胸筋や体幹、腹筋などほぼ全身に効くトレーニングとなっています。逆腕立て伏せの場合は一番効くのが上腕三頭筋ですね。あとは肩、背中と体幹に効きますね。
女性目線で言えば、二の腕の引締め効果があり、さらに上半身のさまざまなパーツに引き締め効果が期待できる、こんな感じですね。
十分なメリットだと思います。
ただですね、これで終わっちゃあこのブログで取り上げた意味がありません。
僕が注目したのは別の効果なんですね。
後ほど説明しますが、逆腕立て伏せはちょうど膝くらいの高さの台が必要になるんです。台と言っても硬いものである必要はないので、ソファーなどはちょうどいいんです。
ソファーを使ってできるエクササイズっていいと思いませんか?
何がいいかって言うと、たとえばソファーでくつろぎながらテレビを見ていたり、スマホをいじっていたりしたときに「あ、そうだ逆腕立て伏せでもやってみようかな」と思いついてすぐにできることなんです。
これが非常に大事かつ有効なんですよ。と言いますのは、筋トレなどの運動がまだ習慣化されていない人が、思いついたときにちょっとだけやってみる、ということを繰り返すことで徐々に運動をやることへの抵抗感が薄れていくんですね。
抵抗感が薄れると運動をする機会が増える、そうすると、たとえば逆腕立て伏せを3回だけやってた人が5回やってみようと、5回やってた人が10回やってみようというふうになっていくわけです。これは作業興奮の効果も手伝ってるわけですからなおさらです。
で、どうなるかというと、徐々に体の変化に気づくわけです。二の腕が引き締まってきたとか、背中が引き締まってきたとかですね。こうなるとしめたもんです
だいたい人は、この状態に入ると「もっともっと」とさらに上を目指していきます。「二の腕の次はお腹を引き締めたい」とか「下半身全体を引き締めたい」とか欲が出てくるんです。こういう欲は、良い欲ですからどんどん強欲になっていいんです。そのうち全身のエクササイズをやっていることでしょう。
僕は逆腕立て伏せの一番のメリットはここにあると思っています。つまり、お手軽にできるエクササイズということが一番の利点と言えるんじゃないでしょうか。
逆腕立て伏せのやり方は?
せっかくですのでソファーでやる場合を想定して解説しますね。
①ソファーに浅く腰掛けます。このとき前方に足を伸ばせるだけのスペースを確保しておきましょう。
②浅く腰掛けたまま両足を閉じたまま伸ばします。つま先も伸ばして両かかとを床に着けます。両手はソファーのへり、太ももの付け根の横に置きます。このときソファーのへりをつかむように置いておきます。
③その状態からお尻を前にずらしていき、ソファーのへりを掴んでいる両手で体を支えます。このとき、両足が曲がらないように、伸ばした状態をキープできるように前方にずらします。
④③の状態がスタートポジションです。この状態から体を沈めるように下げていきます。このとき、肘が外を向かないように、真っ直ぐ後ろを向いたまま曲げることを意識してください。
※肩がこれ以上曲がらないところまで下げたら、元のスタートポジションに戻します。この繰り返しです。
※肘より肩の可動範囲によるところが大きいです。
⑤この動作のときに背筋を伸ばす、足も緊張感を保ったまま伸ばしてください。
⑥レップス(回数)は無理のない回数からでいいです。1回でも3回からでも全然いいです。
まずは気軽にできるところから始めましょう。気分が向いたら回数を増やすくらいの感じで徐々に回数をふやしてみましょう。
以上が「逆腕立て伏せ」のやり方になります。この逆腕立て伏せはどうしても女性に対して説明するような話し方になってしまいます。言っときますけど、男性の方がやっても全然問題ない筋トレメニューですので変に意識せずに取り入れてくださいね。
まとめ
今回の逆腕立て伏せのようにSNSでバズったりして注目を集めるのは非常に良いことだと思います。
注目を集めることで今まで関心が無かった人も興味を持つかもしれません。そうなれば嬉しいことです。知らなかったばっかりにやるチャンスを逃してしまうことはあるものです。
僕もブログで少しでもそういうことを減らして、多くの人に関心を持ってもらう機会を作っていきたいなと思います。
そうして筋トレに触れる機会を作って、筋トレにハマる人が増えるようになれば最高ですね。
それでは、また。