朝晩はだいぶ涼しさを感じるようになってきたとはいえ、日中はまだまだかなりの暑さが続いています。9月に入ったらそろそろ秋の装いを、なんて気にはなれないですよね。
もうしばらくは夏のというか、真夏の格好じゃないと暑過ぎます。休みの日であれば、Tシャツに短パン姿で十分ですし、仕事中も極力薄着でいたいもんです。クールビズなんて言われて久しいですが、半袖シャツ1枚やポロシャツ姿も当たり前になっています。
ということは、まだまだ体の線が気になるということですね。ポロシャツなんかだとダーク系の色が多い感じですが、半袖シャツなどは明るめ、薄めの色が多い印象です。ダーク系であればそんなに体の線は目立たないような気もしますが、明るめの色でタイトなスタイルのシャツなどは体の線が見えやすいですね。
筋トレなどで鍛えている人は、体の線が見えやすいほうがテンション上がりそうですが、その逆で中年太りでお腹がポッコリ出ている人にとっては嫌な感じじゃないでしょうか。
ちょっとおしゃれしようと思っても体型が体型だと何を着ても様にならないですもんね。たまに見かけるのが、そんなに太っていないのにやたらお腹だけポッコリ出ている人。40代から50代の男性に多い体型じゃないでしょうか。顔やぱっと見の体型はぜんぜん太っているように見えないのに、よく見てみるとお腹だけポッコリ出ているんです。
こういう体型は、スーツ姿、ジャケットを着ているときはそんなに目立たないんですよね。もっと言えばコートまで着ていたら、視線がほとんどお腹にいかないですから。
しかし、まだまだ暑さが続きそうですから、薄着で体の線が見られてしまいます。できることならポッコリお腹はなんとかしたいもんですね。
中年オヤジの永遠の課題ともいえるポッコリお腹、ポッコリをペッタンコに変える方法を考えましょう。
こんにちは、50歳からの筋トレパーソナルサポーター
よういちろう
です。
このブログでは、中高年のための充実した健康的な生き方を筋トレパーソナルサポーターの立場からお伝えしていきます。
このブログが、あなたの健康な体、より豊かな人生を作るためのきっかけになれば幸いです。
今回のテーマは
『ポッコリお腹を凹まそう! 日常生活編』
です。
ポッコリお腹についてはこれまでも何回かお話していますが、そのほとんどが筋トレなどの運動によってポッコリお腹を凹ませましょうというものでした。
しかし、なかなか筋トレや運動が継続できない、そんなあなたのために今回は筋トレ以外でポッコリお腹を凹ませる方法がないかを見ていきたいと思います。
ま、ほんとうは筋トレや運動でお腹周りの脂肪を減らすことが一番なんですけどね。それが難しい人のために、まずはここからやってみましょうというものをお話ししていきます。
ポッコリお腹の原因
ポッコリお腹の原因はいくつかありますが、病気によるものを除けば、主に「肥満」と「姿勢の悪さ」が原因と言えます。
肥満が原因の場合は、単純に脂肪が多くついているということなので、食生活や運動習慣の見直しが大事になります。
逆に、食生活も整っていて運動習慣もあるし、体重が重いわけではないのにお腹だけがぽっこりしているという人は、姿勢の悪さが原因という可能性が高いでしょう。
姿勢が悪い人が増加中
現代の姿勢が悪くなる原因にスマホが挙げられます。完全に生活の一部になってしまっているスマホですが、そのスマホを見ているときの姿勢が問題です。常に前かがみで背中も首も丸まっている状態になります、しかも長時間です。通勤電車の車内でスマホを持っていない人を探す方が困難なくらいです。
また、在宅時間が長かったり運動量が少ないと、自分の体を支えるだけで疲れてしまいますし、そうやって姿勢が悪くなることで余計に関節に負担がかかり、さらに姿勢が悪くなるといった負のループが起きてしまいます。
そんな姿勢が悪い人は大人だけではなく、老若男女問わずすべての人に見られます。
ポッコリお腹に見える姿勢
ポッコリお腹に見える姿勢というものがあります。どんな姿勢かというと、お尻が下向き、尻尾をまるめこむような感じで腰が丸くなっている、いわゆる「骨盤後傾」という状態です。
お腹を凹ます歩き方
ポッコリお腹を解消するトレーニングはたくさんあります。トレーニングというのは筋トレや有酸素運動などのエクササイズだけではありません。歩き方を意識するだけでお腹を凹ますトレーニングというものもあります。
トレーニングと言ってもとても簡単、シンプルです。意識するのはひとつだけです。何かというと、お腹を凹まして歩くことです。
具体的にどうやるのかというと、
①息を吐きながらお腹を凹ませます。その時背中を丸めず、お腹も背中もまっすぐのまま行うのがポイントです。背中に物干し竿を入れている感覚で行ってください。
②その姿勢をキープして歩きましょう。たったこれだけで結構しんどいですよ。息は止めずに、胸で吸ったり吐いたりを心がけてください。吸うときにもお腹は凹ませた状態をキープしましょう。
高頻度で行うと効果大
この歩き方トレーニングは、通勤時や散歩のときなど日常生活の中で行えるのが利点です。平坦な道で慣れてきたら、階段の上り下り時もやってみましょう。長時間続けるというよりも、10~20秒程度もいいので、1日に何回もやってみるようにしましょう。常に頭のどこかで意識しておくことが大事です。
この歩くトレーニングは、姿勢の保持に必要な「腹横筋」を活性化させるとともに、上半身を真っすぐ伸ばしたまま動くことで、体幹部の筋肉や骨盤周りの筋肉も連動しやすくなります。
まとめ
実は、運動の効果に関しては、時間を決めて行っている筋トレやエクササイズのような運動よりも、日常生活の中の歩くことや体を動かすことのほうが効果があるという研究結果もあります。
もちろん、定期的に行っている筋トレなどは引き続きやっていくとして、「日常生活の中の運動」というものを改めて意識することが大事だということです。
毎日誰でもできるというのが「日常生活の中の運動」です。
期待以上の効果をもたらしてくれる可能性は高いと思いますよ。
それでは、また。