すっかり市民権を得た感のある「プランク」ですが、みなさんやってますか?
イメージ的には、なんとなくですが女性が取り入れているエクササイズというイメージが強いですね。
筋トレというよりも、エクササイズというイメージでしょうか。
もう一つ言えると思うのが、「プランク」は静的トレーニングなんですね、静的という部分がさらに女性的というか、ヨガに近い印象があるんじゃないかと。
どちらかというと、プランク単独で、というよりは、HIIT(高強度インターバルトレーニング)の種目の一つとして取り入れている方が多いんじゃないでしょうか?
実は、僕もそうです。HIITの一つのメニューとして取り入れています。
そもそも、プランクの効果にはどのようなものがあるのでしょうか?
プランクの効果で一番に挙げられるのが、「体幹の強化」じゃないでしょうか。
これは間違いないと思います。
体幹、あとは腹筋ですね。あとはどうでしょう、お尻の筋肉ですかね。
静的トレーニングということもあり、派手さがないため強烈なインパクトがあるわけではないんですよね。
なんですが、どちらかというと人気のあるエクササイズだと言えるでしょう。
あと、人気の要因に「お手軽」というのも挙げられるでしょう。
それこそ、畳一畳分のスペースさえあればどこでもできます。
自宅でできるのがいいですよね。
と、人気のプランクですが、ここで素直な疑問が湧いてきます。
「プランクって痩せるの?」
という疑問です。
今回はこの疑問についてお話していきましょう。
こんにちは、50歳からの筋トレパーソナルサポーター
よういちろう
です。
このブログでは、中高年のための充実した健康的な生き方を
筋トレパーソナルサポーターの立場からお伝えしていきます。
このブログが、あなたの健康な体、より豊かな人生を作るための
きっかけになれば幸いです。
今回のテーマは
『プランクに期待しすぎちゃいけません!』
です。
プランクのダイエット効果ですが、結論から言うとダイエット効果はほぼ期待できないでしょう。
元々プランクは短時間のエクササイズですから、単独でのエネルギー消費量は大したことありません。
体幹を強化する、腹筋を引き締める効果は期待できますが、直接的なダイエット効果はそれほどでもありません。
しかし、プランクが何も効果が期待できないものだとしたら、ここまで市民権を得ることもないでしょう。
メリットがあるからこそ、人気になるわけです。
ここから、プランクのメリット、デメリットを一つずつ見ていきましょう。
プランクのメリット
まずはプランクのメリットから見ていきましょう。
1.間接的なダイエット効果
プランクが直接的にダイエット効果があるエクササイズだということは、さきほどお話しましたが、「直接的ではない」ということであって、間接的にはダイエット効果はあります。
プランクで腹筋が鍛えられることで、身体の安定性が向上します。
その結果、正しいフォームで筋トレやウォーキングができるようになり、間接的なダイエット効果が期待できるというわけです。
また、腹筋が鍛えられることで基礎代謝が上がる効果を期待できますが、基礎代謝アップを狙うのであれば、太ももやお尻など大きい筋肉を鍛えた方が効率的でしょう。
2.引き締め効果
プランクを行うことで、どこか特定の部分が痩せるということはありません。
これはなにもプランクに限った話ではありませんが、そもそも、部分痩せは難しいと考えられています。
痩せるということは、つまり蓄積している体脂肪を減らすことです。
しかし、一部分の脂肪だけを優先して減らすことはできないのです。
ただ、プランクを行うことで腹筋群の筋肉が鍛えられ、腹部が引き締まりすっきりした印象に変わる可能性はあるでしょう。
脂肪が劇的に減ることはありませんが、引き締まった腹部やボディラインを作ることが可能です。
また、インナーマッスルや背筋強化により姿勢が改善されますので、見た目の印象はかなり良くなるでしょう。
3.その他の効果
腕や肩の筋肉も鍛えられ、上半身の筋力を向上させることができる。
ただし、これは初心者や筋力の弱い女性に限った効果だと言えます。
普段から筋トレをしている人にとっては強度が弱いので、プランクだけでの筋力向上はほぼ見られないと思ったほうがいいでしょう。
また、見た目や筋肉では分かりづらい効果として、バランス感覚を養い、日常生活やスポーツパフォーマンスを高めることができるという効果は期待できるといえるでしょう。
プランクのデメリット
プランクのデメリットとしては、簡単お手軽な分正しいフォームでできていない人が多いことが挙げられます。
プランクは静的トレーニングですから、正しいフォームで行わないと求める効果が得られなくなってしまいます。
動的トレーニングのように動きがあれば、動いた分多少は効果が得られますが、動かない分よけいに正しいフォームが求められます。
また、効果に期待しすぎると、思ったような効果が出ないため、継続することが困難になってしまいます。
すぐに効果を期待するのではなく、地道に続けることを念頭に置いて取り組むことが必要になります。
まとめ
どの筋トレ、エクササイズに対しても言えることですが、あまり過剰に期待しないようにしましょう。
トレーニングは継続してナンボですから、どんなに優れたメニューであってもすぐに効果が出るものはありません。
ましてや、プランクのような静的トレーニングはなおさらです。
気長にのんびりとやるくらいでもいいんじゃないかと僕は思います。
それでは、また。