最近、女性向けに筋トレダイエットが紹介されてるのをよく見かけます。
女性向けのダイエットって、
昔から主に食事でダイエットする方法が多かったと思います。
運動するより楽なイメージがありますからね。
ところが、最近は女性向けダイエットも、
ヨガだったり、ランニングだったり、有酸素運動系のエクササイズだったりと
運動して痩せるものが多くなってきたと思うんですよ。
単に僕が筋トレを意識することが多いことからくる、
「カラーバス効果」とか「カクテルパーティ効果」
なのかもしれませんが。
「カラーバス効果」とか「カクテルパーティ効果」を簡単に説明しますと、
人間の心理効果の一つで、
「自分が意識している情報が自然と目に飛び込んでくる」
という現象のことを指します。
まあ、そういう心理効果が働いているのは間違いなさそうですが、
それにしてもよく見かけます。
さらに言うと、ついに女性向けに「筋トレダイエット」を紹介している記事を
見かけました。
「とうとうここまできたか!」って感じですね。
これってどういうことかというと、
これまでのダイエットの常識だった(少なくとも日本では)
有酸素運動だけが痩せる手段ではないということが認知されてきた、
ということじゃないでしょうか?
ランニングに代表される有酸素運動ですが、
古いところではエアロビクスのブームもありました、
ビリーズブートキャンプもブームになりましたね。
こういったエクササイズ系が女性向けにダイエット商品として
売り出されることが多かったと思います。
なぜかと考えてみると、一つは筋トレが女性に敬遠されてきた
ことが挙げられると思います。
筋トレで筋肉がつくのを嫌がる女性が多かったからでしょう。
あくまでも細くなりたいという願望が強かったんでしょうね。
体のどのパーツも細くなりたいということでしょうか。
しかしですね、この女性が理想とする体型というのは、
あくまでも女性目線での理想の体型であって、
「そこまで細くなくていいのに・・・」
というのが男性の本音だったんじゃないでしょうか?
少なくとも、僕はずーっとそう思っていました。
ちょっとふくよかなほうがいいと思っていましたね。
今でもそうです。
話が逸れてしまいましたが、
「やっと女性も筋トレをする時代になってきたんだな」
と、ちょっと感慨深いところもありますね。
ということで、
今回は女性向けの筋トレについてお話ししてみようと思います。
こんにちは、50歳からの筋トレパーソナルサポーター
よういちろう
です。
このブログでは、中高年のための充実した健康的な生き方を
筋トレパーソナルサポーターの立場からお伝えしていきます。
このブログが、あなたの健康な体、より豊かな人生を作るための
きっかけになれば幸いです。
今回のテーマは
『女性向け筋トレダイエットとは?』
です。
筋トレにダイエット効果があることは、科学的にも証明されていて
認知されています。
ただし、ダイエット効果が表れるのは、
筋肉をつけること、筋肉を大きくすること
が条件となっています。
どのような仕組みかと言うと、
筋肉がつく、大きくなることで、基礎代謝量が多くなり、
脂肪燃焼効果が期待できるということですね。
ただ、女性からするとそこがネックになるわけですね。
筋肉がつく、大きくなることを嫌がる女性は多いですから。
しかし、そこは時代が変わったということなんでしょうか。
ただ細いだけ、痩せてるだけの体より、
健康的な体の魅力に気付いてきたということなんでしょう。
女性向け筋トレの方法とコツ
女性向けとは言っても、男性がやっていることと変わりはありません。
ダイエットに効果的な運動は有酸素運動だけではありませんし、
正しい筋トレと食事を行う事で代謝が上がり身体は引き締まります。
女性向けというよりは、初心者向けトレーニングのコツを
ご紹介したいと思います。
・大きな筋肉から小さな筋肉の順番で筋トレを行う
大きな筋肉を動かすことで、活動代謝という、
動いている時に消費するカロリーが向上しやすくなります。
・負荷・回数・セット数を効果的にプログラムする
自身に適切な負荷・回数を2セット~3セット繰り返しましょう。
はじめは無理のない範囲で大丈夫です。
家トレ、自重トレの場合、負荷を変えるのは難しいと思いますので、
「回数」で調整していきましょう。
「適切な負荷・回数が分からない」
という方も多いと思いますので、はじめは、どんな筋トレも
「筋肉が疲れてこれ以上できないなー」
という回数で行ってみてください。
本来であれば、ある程度負荷をかけた方が効果は上がりやすいのですが、
自重トレの場合は回数を意識しましょう。
ちなみに、自重トレとは器具を使わずに自分の体重を負荷として行う
トレーニングのことです。
腕立て伏せとか腹筋運動とかスクワットなどもそうです。
・「超回復」を意識しましょう!
筋肉を作る為には、休むことも非常に重要です。
筋トレ後、筋肉は48時間~72時間で修復されます。
その間は休養と栄養補給が大切になりますので、
2日か3日おきに筋トレを行うと、
効果的に体を変化させる事ができるでしょう。
筋トレダイエットの効果
さきほどもちょっと触れた通り、
正しく筋トレ(無酸素運動)を行うと、当然筋肉量が増えます。
筋肉量が増えることで、基礎代謝量が増加します。
筋肉の増加量1kgあたり、基礎代謝は13キロカロリー増加します。
よって痩せやすい身体に近づけることが出来るわけですね。
もちろん効果はこれだけでなく、筋肉の活動量が増えることでの、
活動代謝も上がり相乗効果が期待できるわけです。
また、筋トレをすると、成長ホルモンが分泌されます。
成長ホルモンは脂肪の燃焼(代謝)を促進する働きがありますので、
より効率的に脂肪燃焼を行うことが出来るということです。
ちなみに、筋肉の量は20歳から減少傾向になりますが、
若い時より筋肉がつきにくいというだけで、
決して成長しないというわけではありません。
正しいトレーニングと食事を行うことで必ず成長します。
ですから諦めずに、筋トレで代謝を高め、
リバウンドしづらい引き締まった体を手に入れましょう。
まとめ
いつの時代も女性は美を追求するわけですが、
その美の基準は時代で変化するものでもあるわけです。
痩せすぎのモデルがパリコレなどのメジャーなファッションショーに
出られなくなるというのも時代の流れなんでしょうね。
今は健康志向の高まりに伴い、女性の美の基準も
変わってきているということなのでしょう。
ダイエットに筋トレを選択するのは非常にいいことだと思います。
まさに健康的なダイエットが期待できますからね。
ただし、ここで一点注意してほしいことがあります。
それは、ダイエットの基準を「体重で判断しない」ことです。
というのも、筋トレを行うことで筋肉量が増えます。
筋肉量が増えれば当然その分体重も増えるんです。
ですから、体重を基準にすると、
本当の意味での筋トレのダイエット効果を得られなくなります。
体重を目安にせずに、どれだけ引き締まったかで判断するようにしましょう。
それこそが、筋トレダイエットの真骨頂であり、健康的なダイエットといえるわけです。
女性に限らず、男性も筋トレで引き締まった体を
手に入れてほしいなと思いますね。
かっこよくなることはいいことですからね。
それでは、また。