【惜別:留萌線No.04】留萌駅~後編
留萌駅にはかつて、駅舎付近の1~3番ホームから長い跨線橋を渡って向かう4・5番ホームまで5つの乗り場がありましたが、1987(昭和62)年4月のJR北海道発足時点で既に1・2番ホームのみの使用となっており、2021(令和3)年3月ダイヤ改正で2番ホームの使用も中止され、現在は駅舎に直結した1番ホームのみが使用されています。 2代目となる現在の駅舎は1967(昭和42)年11月に落成した鉄筋コンクリート造2階建ての立派なもので、...
留萌駅にはかつて、駅舎付近の1~3番ホームから長い跨線橋を渡って向かう4・5番ホームまで5つの乗り場がありましたが、1987(昭和62)年4月のJR北海道発足時点で既に1・2番ホームのみの使用となっており、2021(令和3)年3月ダイヤ改正で2番ホームの使用も中止され、現在は駅舎に直結した1番ホームのみが使用されています。 2代目となる現在の駅舎は1967(昭和42)年11月に落成した鉄筋コンクリート造2階建ての立派なもので、...
留萌駅は1910(明治43)年、鉄道院(当時)による留萠線・深川~留萠間の開通に伴い開業しました。1921(大正10)年に留萠線が増毛駅まで延伸、1927(昭和2)年には後に羽幌線となる路線が開通、1941(昭和16年)には天塩鉄道(後の天塩炭礦鉄道)が開通するなど、留萌駅は道北西海岸における鉄道交通の要衝として大いに賑わいました。 その後、石炭産業や漁業の衰退、モータリゼーションの進展等により旅客・貨物ともに減少、1...
2023(令和5)年3月31日の運行を最後に廃止されることが決まったJR北海道・留萌本線の石狩沼田~留萌間35.7km。「惜別:留萌線」の第2回は、幌糠駅から大和田駅までの3駅をご紹介したいと思います。 ▼幌糠駅に降り立ち…。 ▼深川方面に向かう列車を見送ります。 ▼宗谷本線の大掛かりな駅廃止などにより、今や希少となった貨車改造の駅舎。 ▼かつては交換設備もありましたが1986(昭和61)年に廃止…。 ▼現在は単式...
2023(令和5)年3月31日の運行を最後に廃止されることが決まったJR北海道・留萌本線の石狩沼田~留萌間35.7km。残る深川~石狩沼田間14.4kmも3年後の2026(令和8)年の廃止が決まっており、留萌本線は名実ともに姿を消すことになります。 石炭・木材などを留萌港へ、海産物などを内地に運ぶために建設された路線で、1910(明治43)年に深川~留萠(現在の留萌)間が開業、1921(大正10)年には留萠~増毛間が開業しました。19...