【惜別:札沼線No.05】新十津川駅
新十津川駅。1931(昭和6)年の札沼北線部分開通に伴い終点・中徳富駅として開業(後に改称)した後、1934(昭和9)年に札沼北線が浦臼まで延伸開通したことから途中駅になりましたが、1972(昭和47)年の新十津川~石狩沼田間廃止により、同駅は再び札沼線の終点となりました。 「惜別:札沼線」の第5回(最終回)は、この新十津川駅を特集します。幾度となく訪問した新十津川駅の様子をご紹介することで、新型コロナウィルス...
新十津川駅。1931(昭和6)年の札沼北線部分開通に伴い終点・中徳富駅として開業(後に改称)した後、1934(昭和9)年に札沼北線が浦臼まで延伸開通したことから途中駅になりましたが、1972(昭和47)年の新十津川~石狩沼田間廃止により、同駅は再び札沼線の終点となりました。 「惜別:札沼線」の第5回(最終回)は、この新十津川駅を特集します。幾度となく訪問した新十津川駅の様子をご紹介することで、新型コロナウィルス...
「惜別:札沼線」の第4回は、鶴沼駅から下徳富駅までの4駅をご紹介したいと思います。2016(平成28)年のダイヤ改正において、この区間の列車は1日1往復まで減便されてしまいました。浦臼駅までの各駅と比べて鄙び具合にも拍車がかかります。 ▼鶴沼駅。1956(昭和31)年開業の無人駅です。 ▼駅のある鶴沼地区は、付近にある沼にタンチョウが飛来したことからこの名前が付けられました。 ▼駅は、単式ホーム1面1線と…。 ...
「惜別:札沼線」の第3回は、札比内駅から浦臼駅までの4駅をご紹介したいと思います。札比内・晩生内・札的の3駅には開業当初からの古い駅舎や待合室が残され、昔ながらのローカル駅の雰囲気を楽しむことができます。 ▼札比内駅。 ▼向かいの薬局で札比内から豊ヶ岡までの乗車券が販売されています。 ▼札比内という地名は、アイヌ語で「小石の多い乾いた川」を表す言葉が転訛したそうです。 ▼1935(昭和10)年の札沼線...
「惜別:札沼線」の第2回は、石狩月形駅と豊ヶ岡駅をご紹介したいと思います。月形町の中心に位置し、廃止区間で唯一列車交換設備を有する石狩月形駅と秘境駅として有名な豊ヶ岡駅…どちらも個性的な駅々です。 ▼まずは石狩月形駅から。 ▼1935(昭和10)年の札沼線全線開業と同時にできた駅です。 ▼月形という地名は…。 ▼樺戸集治監の初代所長だった月形潔氏の姓に由来しています。 ▼ただ、駅開業時には既に同音駅(...
JR北海道・札沼線は、北海道・札幌市の桑園駅から北海道・新十津川町の新十津川駅に至る76.5kmの路線です。路線名の通り、「札」幌と「沼」田を結ぶ路線でしたが、新十津川~石狩沼田間は1972(昭和47)年に廃止されています。 桑園駅から北海道医療大学駅までは、沿線にあいの里をはじめとする新興住宅地や北海道教育大学などの学校があり、愛称である「学園都市線」の名に相応しい役割を果たしていますが、北海道医療大学駅...