投資家を破滅させるのは経済ではない。
投資家自身である
月別アーカイブ:2008年05月
前回の記事に書いたとおり当日に向けて作成した資料ですホントは手ぶらで合うつもりでいたんですけれど朝になって暇な時間が出来たのでサクッと書いた次第です日本のETFの現状と課題 ・・・挨拶が続く・・・さてETFの現状ですが言うまでもなく国内に偏った商品構成です。国外をみても売れる見込みのないような投資家の要望を満たさない商品で満ちています。いろいろ取るに足りない事情があるのかも知れませんがまず...
以前に日経の記者さんから受けた取材が昨夜、記事になったようです日経ヴェリタスの記者コラム「スクランブル」ってところニッチな東証の苦悩=中野貴司(08/5/27)タイトルからして・・・みんなの意見が反映されています(^^)b 原稿のワードファイルを見た瞬間は絶句しましたよ(笑)そして内容はぎっしりと詰まった記事になっています。このコラムになるまでにたくさんの取材を重ねてきたのでしょう?すごいボリュームです。全文掲載(...
日本の企業な大半は3月決算なのでこの時期は異様に株主総会が多い時期です村上ファンドが絶頂期だったころからプロキシファイトって言葉が世間でも認知されてきたと思います。そして「もの言う年金基金」として有名なカルパースも株主に代わって経営陣を監督するため、すべての企業が最低3人の社外取締役を指名するよう求めている。長期的には取締役会の半分を社外取締役とすべきだと提案している。と発言し、さらにはまた、上場...
以前の記事日経新聞から再度ETFの取材を受けますにあるように本日、午前中に取材を終えました以前と同じく日経ヴェリタスの記者コラム「スクランブル」で掲載されると思います予定は火曜日です。ヴェリタス購読者はチェックよろしくお願いしますそして予想通り梅屋敷商店街のランダム・ウォーカーの水瀬さんと自分の合作と言う珍しいコラムになりそうなので自分も出来上がりを楽しみにしていますちなみにブロガーを続けて取材す...
最近、ブログパーツを設置したり見た目に変化をつけていますそんななかアクセスランキングと(人気)ページランキングを貼り付けてしばらく経過しています何のために付けたのかは特に理由はありません。他の優良なブロガーさんが付けていたから真似事です。ネットに詳しいサイトなんかによるとこう入った類のブログパーツを付けているとSEO対策に有利みたいですだけど自分にはそもそもSEOがよくわかりません。ネット検索で上位...
投資家の理想とするヒーローとしてウォーレン・バフェットやピーター・リンチあたりを思い描くことはありますがこの本の主役であるアンソニー・ボルトンを知る日本人の投資家はまだまだ少ないのではないでしょうか?彼らとボルトンの違いは主戦場が米国か欧州(特にロンドン)でしょう。なかなか欧州の優れたファンド・マネージャーが日本で紹介されることはありませんから・・・パフォーマンスで言うと何度か迎えた不況を乗り越え...
昨日の気になるニュースをふたつばかり・・・事前警告型導入へ 石油資源開発が買収防衛策石油資源開発は21日、事前警告型の買収防衛策を導入すると発表した。同社株20%以上の買い付けを行おうとする買収者に対し、事前の情報提供を求め、買収者が情報提供に応じない場合や株主の利益を損なうと会社側が判断した場合、株主に「新株予約権」を無償で割り当て、買収者の持ち株比率を低下させる。6月25日に開催する株主総会で...
以前の記事明日への扉をノックしてみるでは取材後の方向としてみんなの意見を東証でも金融庁でもなく運用会社であるBGIに狙いを定めました単純にそこがみんなの意見を受け入れてくれそうな気がしたからです。前回のおさらいをすると日経のETF取材後に海外ETFの国内上場への嘆願書とみんなの意見(アンケート&フリーコメント)それに取材時に作成した現状と今後のETFレポート・・・これらをまとめて渋谷区広尾にあるバー...
先週から取材の申し込みをもらっていたのですがようやく日曜日に取材とカタチになってきたので報告らしきモノです前回はこのブログでしつこいくらいに紹介してきた(笑)ほんわか系&入社4年目若手のエース(?)北松さんとの取材でしたが今回は別の記者さんです・・・っと言うか北松さんとの取材での自分が作成したアンケートやレポートに興味を持ったのとまちかどにあるその後の行動にも関心を示したのだとも思います今回のテーマは...
話題としては一週間くらい遅れていますがSTAMインデックスシリーズが初の決算を迎えました当然、インデックス系ブログでも紹介されていたので繰り返し言ってもネタにもなりませんが分配金ゼロと言う結果ですSTAMインデックスシリーズ半期決算 投信で手堅くlay-up!STAMシリーズ 分配金 2008/5 NightWalker's Investment Blog初決算は分配見送り。 rennyの備忘録STAM・REITの分配金について Investment 2030...
マネックス証券から新興国への株式や債券に投資できるファンドが登場しました年金積立インデックスF海外新興国株式年金積立インデックスF海外新興国債券まぁ新興国債券はあまり興味がないと思うので株式のほうの話です(笑)手数料はノーロードではなく1.05%と他社と横並びになりました。残念!これがノーロードで購入できたらコレ目的で口座開設する人が確実にでるのにもったいないマネックスの決断ですそして信託報酬を見...
現在、読書中の本でもの言う株主って一冊があります。これはドイツ証券取引所がTCIと言うヘッジファンドに言い寄られ散々な目にあう実話ですこんなド素人のもの言う株主「ホーン」に詰め寄られたら災難だなぁ~と思っていたらよくよく考えて見たらJパワー(電源開発)に増配を要求しているのってTCIじゃないか・・・。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080515-00000138-san-int市場開放と安全保障 どう調整英投資ファ...
商品先物市場って~言うのは本来、商人が儲けすぎないようにってコンセプトで出来上がったモンだと思っています。消費者や生産者が損をしないようにってあとは農家のひとが台風とかで作物が全滅になって年収ゼロにならないように市場であらかじめ価格を付けてもらうことで生活が安定するために・・・とかね?だけど最近数年間はヘッジファンドを中心にコモディティを買い漁っているので価格が高騰しています。つまりは昔は商人が自...
NIKKEI NETです楽天証券、インベスコ・パワーシェアーズの海外ETF8銘柄を取り扱い開始詳しくはリンク内の記事を見てください。まぁ題名の通り楽天が海外ETFを追加しました面白いのはこのETFは単純なインデックスではなくインデックスの提供を行う会社が企業のファンダメンタルズ等を基に独自の手法を用いて、マーケットインデックス+アルファが期待できるってところですか?つまりベンチマークは存在していません。厳密...
4月に暫定税率の問題でガソリン価格が上がったり下がったりと見事に自民党自爆キャンペーンになってしまったわけですが原油価格を見てもまだまだ落ち着く感じではないですね?そして消費者である自分たち庶民はヒーヒーしているわけです。ザックリと燃費を言うと自動車はおおよそリッターあたり10㎞程度走ります。プリウスみたいなハイブリッド車でも25~30㎞ってところですか?まぁ1回の給油で5,000円から1万円は飛んで...
昨日の記事日経新聞朝刊キター*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!では実際に記事の内容を確認していないままの投稿だったので今回はその「まちかど」を検証です・・・検証と言うか家に新聞を保管しているとかさばるのでこの記事で今回の新聞の内容をスクラップしておこうと思っているだけです(汗)まずは実際の記事はこちら名前は実名なのでペイントを使って隠しています。昨日の記事で北松さんはまちかどは市場の話...
ETFネタはとりあえず完結と言ったばかりなのにこのストーリーは続きが用意されました!日経ヴェリタスの次は日経新聞です!もちろん記者はヴェリタスでお世話になった北松さんです。記事となった以降もこのブログをチェックしてくれていた様です。北松さんによると9日の朝刊マーケット総合1面の「まちかど」というコラムで、○○様がBGIへアンケートを送られた件を紹介させていただきました。まちかどは市場の話題を紹介するコ...
まず、クォンタム・ファンドの投機家ジョージ・ソロスはほとんど触れていませんそれ以降の慈善の道を選んだソロスの話で進みます。だから投資や投機を期待して読んでしまうと失望してしまいますがソロスの慈善の道を選んだ理由あたりも生い立ちから見れば当然の帰結だろうしソロスの本当の姿を知るにはこれが正しいとも思えます。慈善や寄付の考え方で非常に興味深く思えたのが「かつては日本の企業も寄付に熱心だったがバブル崩壊...
最近はETFの話ばっかりで本の書評や書こうとしているネタもたまっているのですがまたまたETFの話題です(笑)・・・っと言うかこのストーリーもとりあえずは今回で完結の予定です。次回は見やすいように記事をまとめるだけなので全部の流れをみた人には用のない記事となりそうですし・・・。話を本題に戻しまして日経の記事(ヴェリタス)にみんなの意見が実際に反映されたのかどうかと言いますと個人個人で感想は違いますがうまく...
国内ETFについて (取材時に記者さんに提出した自分の考察です)前回の記事では記者さんの「大証、東証に新しいETFが次々と上場していますが、なかなか売買が増えません。上場するETFが、投資家のニーズに合っていないのではないかと考えています。」について考察してみました今回は「ほかにはどんなETFが上場すれば便利でしょうか?」と言うもうひとつの取材テーマに進みます...
国内ETFについて (取材時に記者さんに提出した自分の考察です)まず今回の取材にあたり当日まで1週間程度の期間があったのでその間に記者さんの「上場するETFが、投資家のニーズに合っていないのではないかと考えています。」と言う発想が正しいのかどうかを個人投資家に直接アンケートと言うカタチで調査をしてみました。非営利である自分のブログ上で「正直な意見(意図的な批判や賛成ではない)」を求めているの...
日経ヴェリタス スクランブル「ETF、不振の理由」の続きですスクランブルの記事ではその後、実際にETFで売買をしている個人投資家の実例として早稲田大学の投資サークル「フォワード」さんに取材をしています。個々の材料で思いがけない値動きをする個別株に比べ、ETFは「相場の流れを読みながら投資しやすい」と代表の本多篤史さん。少ない投資資金で、株式と同じようにリアルタイムで売買できるETFは、若手投資家のす...
昨日は出勤3分前にFC2ブログの管理画面が復活だったので書けませんでしたが昨日の続きです皆様のチカラ(意見)を貸してくださいにてETFについてのアンケートを募ったところ現在、720人を超える個人投資家のみんなからの意見をいただきました。その意見をすべて記者さんに渡し伝えたETFについての記事が今回の北松円香さんと言う女性記者さんによるETF、不振の理由=北松円香(08/4/30)になります見出しと最初の部...
記者さんから完成した記事をいただいたのと日経ヴェリタスのトップページでもETFに記事が載っているので早速、自分のブログでも紹介しようと思ったんですけれど・・・こんな時にかぎってFC2ブログが早朝からDBエラーが発生しましたなんて出てきて書き込み不能・・・(汗)そして諦めかけていた頃に復活・・・もう出勤時間です。詳しいことは次回に書きます。購読者でないと最後まで読めませんが購読者の特典として私「とよぴ...
示し合わせたわけでもないのに、15人を超える個人投資家が揃って同じ評価を下した。「ニッチ」。
国内の上場投資信託(ETF)の品揃えについて、資産運用のブログを手がけるとよぴ~氏が投資家708人に聞いた調査結果だ。
「MSCIコクサイ」など有力な指標に連動したETFの上場がまだなく、大半が日本株式関連のETFであることが「ニッチ」とされる要因だ。
「自動車に例えると、セダンやミニバンがなく、スポーツカーやトラックばかり販売されているのが現状」(著名ETF投資家の水瀬ケンイチ氏)
「東証待ちの状態です」。冒頭のアンケートを実施したとよぴ~氏は、東証が「MSCIコクサイ」など有力なETFを上場すれば、ETFを買おうと思っている。
東証が上場してくれれば、海外ETFのように為替手数料や面倒な税務処理を負担しなくても済む。
ETFは特定の商品に関する事象ではない。東京市場の国際化度合いを測るバロメーターにもなる重要な問題だ。
株主に代わって経営陣を監督するため、すべての企業が最低3人の社外取締役を指名するよう求めている。長期的には取締役会の半分を社外取締役とすべきだと提案している。
イザ!よりまた、上場企業で導入が進むポイズンピル(事前警告型の毒薬条項)と呼ばれる買収防衛策については、「株主、企業双方の利益に反する」として廃止を要請している。
記者さんによると、ETFの上場について東証・大証は比較的積極的なのに対して、運用会社のほうが腰が引けている状況とのこと。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080522-00000107-san-bus_all事前警告型導入へ 石油資源開発が買収防衛策
石油資源開発は21日、事前警告型の買収防衛策を導入すると発表した。同社株20%以上の買い付けを行おうとする買収者に対し、事前の情報提供を求め、買収者が情報提供に応じない場合や株主の利益を損なうと会社側が判断した場合、株主に「新株予約権」を無償で割り当て、買収者の持ち株比率を低下させる。6月25日に開催する株主総会で3分の2以上の株主から承認が得られれば導入する。
防衛策では、取締役会による最大60日間の検討と、監査役などからなる独立委員会での60日間の諮問を経て発動の是非を判断。「企業価値・株主共同利益に明白な侵害をもたらす恐れがある」などと判断された場合、株主総会での3分の2以上の承認を経て新株予約権を割り当てる。
資生堂、買収防衛策を廃止 海外資本呼び込み視野
資生堂は30日、2年前に導入した買収防衛策の取り下げを決めた。株式大量買い付けへの対応や法整備が進んだ中、海外市場強化を目指すグローバル企業として、外国資本にも開かれたイメージアップを優先したという。同様に防衛策を導入し見直し時期を迎えている多くの企業の判断に影響を与える可能性もある。
前田新造社長は「(現在の防衛策は)表札の猛犬注意レベル」と、有効性が低い
海外売上比率が4割に迫る中、海外投資家も呼び込み「企業価値を高めることこそ、株主利益の確保・向上につながる」と強調した。
この度は700人もの個人投資家の皆様の意見を取りまとめたアンケートをご送付頂きまして誠にありがとうございます。
弊社グループのETF商品に多大なる信頼を寄せていただいている事実を大変光栄に思っております。
さて弊社では日本の投資家の皆様に幅広く海外ETFをご提供できますよう、ここ数年間、数多くの海外ETF商品の中から需要に合ったものを厳選し、国内での販売を可能とするよう金融庁に届出を行って参りました。
その数は現在63本に上り、国内の取り扱い証券会社で購入頂けます。
弊社では、現時点での重複上場の実現には、実務面等で議論されるべき点がまだ存在していると考えており、市場関係者の皆様と頻繁に意見交換を行っております。
引き続き、どのような形で海外ETF商品を日本の投資家の皆様にご提供することが最適なのかを検討し、一層のサービスの向上をめざして参る所存でございます。
また、このように慎重に検討を重ね、最適な方法を見出していくことが、結果的に個人投資家の皆様のご厚情にお応えしていけることだと信じておりますので、何卒ご理解の程宜しくお願い申し上げます。
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純資産総額に対して 実質1.4175%程度
信託報酬及び監査報酬(税込) 0.99 %
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080515-00000138-san-int
市場開放と安全保障 どう調整
英投資ファンドのザ・チルドレンズ・インベストメント・ファンド(TCI)がJパワー(電源開発)の株式を買い増そうとする動きに、日本政府は買い増しの中止を命令した。今後は両者による株主争奪戦に移る。
Jパワーは発電所を運営して電力会社へ電力を供給している。株式上場しているものの、外資所有の株式が一定以上に増えることは、将来の安定供給に影響の出る恐れがある、というのが中止命令の理由だ。
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企業参入促進へ「農地改革」で自給率向上 諮問会議
福田康夫首相は14日の経済財政諮問会議で、農業生産法人の設立要件を緩和することなどを柱とする「消費者のための農業改革」のプランを、秋にもまとめるよう若林正俊農水相に指示した。39%まで落ちた食料自給率の向上が狙い。
農業所得補償法案が廃案 民主提出、衆院で否決
同法案は、民主党が昨年の参院選でマニフェスト(政権公約)の柱として掲げ、昨年10月に参院へ提出。農家の規模に関係なく、農産物の販売額が生産コストを下回った場合に差額を補填(ほてん)する内容で、昨年11月に参院を通過し、衆院で継続審議となっていた。
上越で有機農業 東京農大が新会社 後継者不足解消し地域活性化
上越市は、日本有数のコシヒカリなど特上米の産地で知られるが、高齢化に伴う後継者不足で、農家が激減している。東京農大は、2004年から文部科学省が支援する学術フロンティア共同研究事業として、からだにやさしい有機栽培実証研究を同市内で実施してきたが、農作物の一定収量を確保できたことから、藤本教授を代表に新会社設立に踏み切った。
イオン、コメ生産に進出 大仙の法人に委託
流通大手のイオンは14日、専用の水田を確保し、コメの生産に乗り出すことを明らかにした。第1弾として秋田県大仙市の水田で、農薬の使用などを制限した特別栽培米を2008年産で約1000トン委託生産、さらに他の地域でも4、5カ所の専用水田を確保し順次生産量を増やす。生産を委託する農業法人にイオンが直接出資する可能性もある。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080515-00000008-khk-l05
インデックスの提供を行う会社が企業のファンダメンタルズ等を基に独自の手法を用いて、マーケットインデックス+アルファが期待できる
まちかどは市場の話題を紹介するコラムで、小さいですが一ひねりしてあるので意外と読まれるみたいです。
9日の朝刊マーケット総合1面の「まちかど」というコラムで、
○○様がBGIへアンケートを送られた件を紹介させていただきました。
まちかどは市場の話題を紹介するコラムで、小さいですが一ひねりしてあるので意外と読まれるみたいです。
業界の方も気づいてくれるのではないかと思います。
BGIからお返事があるといいですね。
と返答し「わたしは、企業が行う慈善活動には賛同しません。寄付は、経営者が個人資産のなかからするべき」
「しかし同時に、現在のアメリカでは悪い状況も見られます。
・・・格差が広がっている・・・貧富の差が大きくなり、それが拡大している社会は、何かが間違っている
・・・世界中の不幸な人びとの世話を、一部の金持ちの慈善家だけに任せておくわけにはいきません。」
「平均的収入の人びとは恩恵を受けていません」
ジョージ・ソロス投資と慈善の哲学 (NHK未来への提言) (2008/01) ジョージ・ソロス、山本 正 他 商品詳細を見る |
元新聞記者もどき、または日経に取材されたことのある身として申し上げますが、今回の日経の記事は、とよぴ~さんやアンケート参加者が「えええっ、たった、これだけぇ?」と拍子抜けするほど短い記述にしかならないと思います。失望を覚悟しておいてください。新聞記者とは所詮、初めに「こう書けば記事になる、デスクのOKが取れる」という目論みと結論があり、その結論に導くためだけに各方面の方々の持論や意見をかき集めるだけの存在ですから。「不特定多数による匿名アンケート結果でなく、とよぴ~さん個人の見解が聞きたいだけです」と言われるかもしれません。
「十分な取引が見込めないと、日本でETFを上場させられない」(バークレイズ・グローバル・インベスターズの関塚健太郎iシェアーズ営業総責任者)
そりゃそうですな。ETFは個別株と投資信託の中間的な存在であると同時にお互いの良い部分のいいとこどりなのだから・・・。個々の材料で思いがけない値動きをする個別株に比べ、ETFは「相場の流れを読みながら投資しやすい」と代表の本多篤史さん。
少ない投資資金で、株式と同じようにリアルタイムで売買できるETFは、若手投資家のすそ野を広げる可能性も秘めている。
これでスクランブル「ETF、不振の理由」は終わります。上場戦略や手数料、販売体制などについて証券界が「投資家本位」という原点を見つめ直さないと、ETF市場は活性化しない。これはETFだけの問題ではなく、「貯蓄から投資へ」の流れそのものにもかかわる問題だろう。
ここでも記者さんが今回のETF記事を作るにあたって入手した情報のひとつであると思います。「KODEX200が上場していた韓国証券先物取引所との提携関係が、東証への重複上場につながった」(東証)といい、投資家の需要が決め手になったというわけでもなさそうだ。
ここですね?4月27日時点で回答者数は708人。このうち9割が「ぜひ買いたい」、「買いを検討する」と答えた人気1位は、日本を除く先進国株全体の指数であるMSCI(モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル)コクサイ・インデックスのETF。2位は先進国株全体の指数であるMSCIワールド・インデックスのETFだった。
これは取材時に自分が言った発言だと思います「1本で世界中の株式に投資する効果がある」のが魅力のようだ。
この部分がそうでしょう?国内ETFの販売手数料や信託報酬は低いが、逆に「実入りが少ないため証券会社が顧客に勧めたがらない」という。「十分な取引が見込めないと、日本でETFを上場させられない」(バークレイズ・グローバル・インベスターズの関塚健太郎iシェアーズ営業総責任者)という声もあり、悪循環に陥る恐れもありそうだ。