2008年05月アーカイブ|ほったらかし投資のまにまに

2008年05月の記事一覧

ほったらかし投資のまにまに

個人型確定拠出年金・特定口座・NISAでコツコツ積立するインデックス投資家が投資信託の発展に一石を投じるブログ

月別アーカイブ:2008年05月

  • 2008/05/31外国人

    投資家を破滅させるのは経済ではない。投資家自身であるバフェットの教訓 ウォーレン・バフェット...

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  • 2008/05/29要望・取材・メディア

    前回の記事に書いたとおり当日に向けて作成した資料ですホントは手ぶらで合うつもりでいたんですけれど朝になって暇な時間が出来たのでサクッと書いた次第です日本のETFの現状と課題      ・・・挨拶が続く・・・さてETFの現状ですが言うまでもなく国内に偏った商品構成です。国外をみても売れる見込みのないような投資家の要望を満たさない商品で満ちています。いろいろ取るに足りない事情があるのかも知れませんがまず...

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  • 2008/05/28要望・取材・メディア

    以前に日経の記者さんから受けた取材が昨夜、記事になったようです日経ヴェリタスの記者コラム「スクランブル」ってところニッチな東証の苦悩=中野貴司(08/5/27)タイトルからして・・・みんなの意見が反映されています(^^)b 原稿のワードファイルを見た瞬間は絶句しましたよ(笑)そして内容はぎっしりと詰まった記事になっています。このコラムになるまでにたくさんの取材を重ねてきたのでしょう?すごいボリュームです。全文掲載(...

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  • 2008/05/27経済・その他ニュース

    日本の企業な大半は3月決算なのでこの時期は異様に株主総会が多い時期です村上ファンドが絶頂期だったころからプロキシファイトって言葉が世間でも認知されてきたと思います。そして「もの言う年金基金」として有名なカルパースも株主に代わって経営陣を監督するため、すべての企業が最低3人の社外取締役を指名するよう求めている。長期的には取締役会の半分を社外取締役とすべきだと提案している。と発言し、さらにはまた、上場...

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  • 2008/05/25要望・取材・メディア

    以前の記事日経新聞から再度ETFの取材を受けますにあるように本日、午前中に取材を終えました以前と同じく日経ヴェリタスの記者コラム「スクランブル」で掲載されると思います予定は火曜日です。ヴェリタス購読者はチェックよろしくお願いしますそして予想通り梅屋敷商店街のランダム・ウォーカーの水瀬さんと自分の合作と言う珍しいコラムになりそうなので自分も出来上がりを楽しみにしていますちなみにブロガーを続けて取材す...

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  • 2008/05/25ブログ運営その他

    最近、ブログパーツを設置したり見た目に変化をつけていますそんななかアクセスランキングと(人気)ページランキングを貼り付けてしばらく経過しています何のために付けたのかは特に理由はありません。他の優良なブロガーさんが付けていたから真似事です。ネットに詳しいサイトなんかによるとこう入った類のブログパーツを付けているとSEO対策に有利みたいですだけど自分にはそもそもSEOがよくわかりません。ネット検索で上位...

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  • 2008/05/24資産運用・投資

    投資家の理想とするヒーローとしてウォーレン・バフェットやピーター・リンチあたりを思い描くことはありますがこの本の主役であるアンソニー・ボルトンを知る日本人の投資家はまだまだ少ないのではないでしょうか?彼らとボルトンの違いは主戦場が米国か欧州(特にロンドン)でしょう。なかなか欧州の優れたファンド・マネージャーが日本で紹介されることはありませんから・・・パフォーマンスで言うと何度か迎えた不況を乗り越え...

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  • 2008/05/23経済・その他ニュース

    昨日の気になるニュースをふたつばかり・・・事前警告型導入へ 石油資源開発が買収防衛策石油資源開発は21日、事前警告型の買収防衛策を導入すると発表した。同社株20%以上の買い付けを行おうとする買収者に対し、事前の情報提供を求め、買収者が情報提供に応じない場合や株主の利益を損なうと会社側が判断した場合、株主に「新株予約権」を無償で割り当て、買収者の持ち株比率を低下させる。6月25日に開催する株主総会で...

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  • 2008/05/22要望・取材・メディア

    以前の記事明日への扉をノックしてみるでは取材後の方向としてみんなの意見を東証でも金融庁でもなく運用会社であるBGIに狙いを定めました単純にそこがみんなの意見を受け入れてくれそうな気がしたからです。前回のおさらいをすると日経のETF取材後に海外ETFの国内上場への嘆願書とみんなの意見(アンケート&フリーコメント)それに取材時に作成した現状と今後のETFレポート・・・これらをまとめて渋谷区広尾にあるバー...

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  • 2008/05/21要望・取材・メディア

    先週から取材の申し込みをもらっていたのですがようやく日曜日に取材とカタチになってきたので報告らしきモノです前回はこのブログでしつこいくらいに紹介してきた(笑)ほんわか系&入社4年目若手のエース(?)北松さんとの取材でしたが今回は別の記者さんです・・・っと言うか北松さんとの取材での自分が作成したアンケートやレポートに興味を持ったのとまちかどにあるその後の行動にも関心を示したのだとも思います今回のテーマは...

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  • 2008/05/20ブログ運営その他

    最近チョコチョコっとブログの小変更をしています余計なものを捨てて面白そうなモノを試験的に採り入れていますそして現在、プロフィールの上にあるブログパーツが名言集.comです。見りゃわかるって?ページを更新する度に新しい言葉が出てきて自分の記事目的以外にも楽しめるんじゃないかなぁ~と思って目立つ位置に設置しています歴史上の偉人の言葉や現役のトップアスリートの言葉、アニメや漫画での言葉など何の脈絡も無く名言...

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  • 2008/05/19投資信託・ETF

    話題としては一週間くらい遅れていますがSTAMインデックスシリーズが初の決算を迎えました当然、インデックス系ブログでも紹介されていたので繰り返し言ってもネタにもなりませんが分配金ゼロと言う結果ですSTAMインデックスシリーズ半期決算   投信で手堅くlay-up!STAMシリーズ 分配金 2008/5   NightWalker's Investment Blog初決算は分配見送り。   rennyの備忘録STAM・REITの分配金について   Investment 2030...

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  • 2008/05/18資産運用・投資

    人類共通の教養にするべき言葉が数多くありますカントの残した名言は現代でも鮮明に映すだろうし現在でも耳の痛い言葉だと感じる時のリーダーもいるでしょう哲学と聞くと難しい話で無縁だと思うかも知れませんがコレは解説や付録がなければ「これでもか!」って程に文字もおおきくおそらく1分もあれば読み終える程度の内容です。どうやら読むのが嫌いであろう国王にも読みやすいように配慮して余計な言葉を排除した結果、小冊子み...

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  • 2008/05/17投資信託・ETF

    マネックス証券から新興国への株式や債券に投資できるファンドが登場しました年金積立インデックスF海外新興国株式年金積立インデックスF海外新興国債券まぁ新興国債券はあまり興味がないと思うので株式のほうの話です(笑)手数料はノーロードではなく1.05%と他社と横並びになりました。残念!これがノーロードで購入できたらコレ目的で口座開設する人が確実にでるのにもったいないマネックスの決断ですそして信託報酬を見...

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  • 2008/05/16経済・その他ニュース

    現在、読書中の本でもの言う株主って一冊があります。これはドイツ証券取引所がTCIと言うヘッジファンドに言い寄られ散々な目にあう実話ですこんなド素人のもの言う株主「ホーン」に詰め寄られたら災難だなぁ~と思っていたらよくよく考えて見たらJパワー(電源開発)に増配を要求しているのってTCIじゃないか・・・。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080515-00000138-san-int市場開放と安全保障 どう調整英投資ファ...

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  • 2008/05/15経済・その他ニュース

    商品先物市場って~言うのは本来、商人が儲けすぎないようにってコンセプトで出来上がったモンだと思っています。消費者や生産者が損をしないようにってあとは農家のひとが台風とかで作物が全滅になって年収ゼロにならないように市場であらかじめ価格を付けてもらうことで生活が安定するために・・・とかね?だけど最近数年間はヘッジファンドを中心にコモディティを買い漁っているので価格が高騰しています。つまりは昔は商人が自...

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  • 2008/05/14投資信託・ETF

    NIKKEI NETです楽天証券、インベスコ・パワーシェアーズの海外ETF8銘柄を取り扱い開始詳しくはリンク内の記事を見てください。まぁ題名の通り楽天が海外ETFを追加しました面白いのはこのETFは単純なインデックスではなくインデックスの提供を行う会社が企業のファンダメンタルズ等を基に独自の手法を用いて、マーケットインデックス+アルファが期待できるってところですか?つまりベンチマークは存在していません。厳密...

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  • 2008/05/12経済・その他ニュース

    4月に暫定税率の問題でガソリン価格が上がったり下がったりと見事に自民党自爆キャンペーンになってしまったわけですが原油価格を見てもまだまだ落ち着く感じではないですね?そして消費者である自分たち庶民はヒーヒーしているわけです。ザックリと燃費を言うと自動車はおおよそリッターあたり10㎞程度走ります。プリウスみたいなハイブリッド車でも25~30㎞ってところですか?まぁ1回の給油で5,000円から1万円は飛んで...

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  • 2008/05/10要望・取材・メディア

    昨日の記事日経新聞朝刊キター*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!では実際に記事の内容を確認していないままの投稿だったので今回はその「まちかど」を検証です・・・検証と言うか家に新聞を保管しているとかさばるのでこの記事で今回の新聞の内容をスクラップしておこうと思っているだけです(汗)まずは実際の記事はこちら名前は実名なのでペイントを使って隠しています。昨日の記事で北松さんはまちかどは市場の話...

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  • 2008/05/09要望・取材・メディア

    ETFネタはとりあえず完結と言ったばかりなのにこのストーリーは続きが用意されました!日経ヴェリタスの次は日経新聞です!もちろん記者はヴェリタスでお世話になった北松さんです。記事となった以降もこのブログをチェックしてくれていた様です。北松さんによると9日の朝刊マーケット総合1面の「まちかど」というコラムで、○○様がBGIへアンケートを送られた件を紹介させていただきました。まちかどは市場の話題を紹介するコ...

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  • 2008/05/08資産運用・投資

    まず、クォンタム・ファンドの投機家ジョージ・ソロスはほとんど触れていませんそれ以降の慈善の道を選んだソロスの話で進みます。だから投資や投機を期待して読んでしまうと失望してしまいますがソロスの慈善の道を選んだ理由あたりも生い立ちから見れば当然の帰結だろうしソロスの本当の姿を知るにはこれが正しいとも思えます。慈善や寄付の考え方で非常に興味深く思えたのが「かつては日本の企業も寄付に熱心だったがバブル崩壊...

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  • 2008/05/06要望・取材・メディア

    最近はETFの話ばっかりで本の書評や書こうとしているネタもたまっているのですがまたまたETFの話題です(笑)・・・っと言うかこのストーリーもとりあえずは今回で完結の予定です。次回は見やすいように記事をまとめるだけなので全部の流れをみた人には用のない記事となりそうですし・・・。話を本題に戻しまして日経の記事(ヴェリタス)にみんなの意見が実際に反映されたのかどうかと言いますと個人個人で感想は違いますがうまく...

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  • 2008/05/05要望・取材・メディア

       国内ETFについて (取材時に記者さんに提出した自分の考察です)前回の記事では記者さんの「大証、東証に新しいETFが次々と上場していますが、なかなか売買が増えません。上場するETFが、投資家のニーズに合っていないのではないかと考えています。」について考察してみました今回は「ほかにはどんなETFが上場すれば便利でしょうか?」と言うもうひとつの取材テーマに進みます...

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  • 2008/05/04要望・取材・メディア

       国内ETFについて (取材時に記者さんに提出した自分の考察です)まず今回の取材にあたり当日まで1週間程度の期間があったのでその間に記者さんの「上場するETFが、投資家のニーズに合っていないのではないかと考えています。」と言う発想が正しいのかどうかを個人投資家に直接アンケートと言うカタチで調査をしてみました。非営利である自分のブログ上で「正直な意見(意図的な批判や賛成ではない)」を求めているの...

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  • 2008/05/03要望・取材・メディア

    日経ヴェリタス スクランブル「ETF、不振の理由」の続きですスクランブルの記事ではその後、実際にETFで売買をしている個人投資家の実例として早稲田大学の投資サークル「フォワード」さんに取材をしています。個々の材料で思いがけない値動きをする個別株に比べ、ETFは「相場の流れを読みながら投資しやすい」と代表の本多篤史さん。少ない投資資金で、株式と同じようにリアルタイムで売買できるETFは、若手投資家のす...

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  • 2008/05/02要望・取材・メディア

    昨日は出勤3分前にFC2ブログの管理画面が復活だったので書けませんでしたが昨日の続きです皆様のチカラ(意見)を貸してくださいにてETFについてのアンケートを募ったところ現在、720人を超える個人投資家のみんなからの意見をいただきました。その意見をすべて記者さんに渡し伝えたETFについての記事が今回の北松円香さんと言う女性記者さんによるETF、不振の理由=北松円香(08/4/30)になります見出しと最初の部...

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  • 2008/05/01要望・取材・メディア

    記者さんから完成した記事をいただいたのと日経ヴェリタスのトップページでもETFに記事が載っているので早速、自分のブログでも紹介しようと思ったんですけれど・・・こんな時にかぎってFC2ブログが早朝からDBエラーが発生しましたなんて出てきて書き込み不能・・・(汗)そして諦めかけていた頃に復活・・・もう出勤時間です。詳しいことは次回に書きます。購読者でないと最後まで読めませんが購読者の特典として私「とよぴ...

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ウォーレン・バフェットの言葉

投資家を破滅させるのは経済ではない。
投資家自身である


バフェットの教訓 ウォーレン・バフェット


日本のETFの現状と課題

前回の記事に書いたとおり当日に向けて作成した資料です

ホントは手ぶらで合うつもりでいたんですけれど朝になって暇な時間が出来たのでサクッと書いた次第です


日本のETFの現状と課題
   
   ・・・挨拶が続く・・・

さてETFの現状ですが言うまでもなく国内に偏った商品構成です。国外をみても売れる見込みのないような投資家の要望を満たさない商品で満ちています。

いろいろ取るに足りない事情があるのかも知れませんがまずは利権やしがらみは捨てて目の前にあるニーズをひとつひとつ応えていくべきでしょう。
それが出来なければ日本の市場は世界に取り残されアジアの違う勢いのある国に資金が通り過ぎてしまうでしょう?
外国株式の誘致もうまく機能しているように見えないし単純にETFの問題だけでなく東証全体の抱える鎖国的習慣が日本を停滞させている要素のひとつになっている気もします。

ここから見えてくる課題は一目瞭然でETFで言うのなら「海外ETF」の取り扱いを増やすことです
別に現在ある韓国や中国を批判しているわけではありません。海外ETFを取り扱った一歩としては評価できます
ただ、まずはメジャーな部分を取り扱わないと韓国や中国のETFが存在してもうまく利用されないと思います。
まずは外国株式インデックスと呼べる存在

  • MSCIコクサイ・インデックス

  • MSCIワールド・インデックス

  • さらにはオールカントリー・ワールド・インデックス

この辺りをラインナップさせないとニッチな海外ETFも活きてこないです。出てくる順序が逆だと感じます。

米国に目を向けると日本を含まない海外株式インデックスであるTOKが上場しています
常識的に考えればこれこそが日本の恥ではないでしょうか?
誰がどう見ても日本人のためにあるETFが海の向こうの米国市場に存在しているのです。

これを日本人が買うとするのならば米国の証券口座を持って取引するか
国内証券会社の海外口座を開設しかありません

自分で米国の証券口座を持てるほど語学に堪能な人は1ドル程度の低コストで売買出来ますがそういう個人投資家はもはや日本には帰って来ないでしょう。
最近はネット証券で海外ETFが盛んですが楽天で31.5ドルです・・・さらに現地の通貨ですから為替手数料もかかりますし特定口座として合算できません
普通の会社員が普通に海外ETFを買うには英語の読み書きをマスターするか税金について詳しくならないといけません
もしくはETFほどの低コストは実現できないグローバルな投資信託で妥協するかになります
これを普通と思えるのは世界の先進国で日本だけとなってしまいました。

日本人ってキーワードになることを考えてみると
ノーマル・平均的・普通・全部入り・オールインワン・オートマチック・コンパクト・・・

次に欧米も同様に考えてみると
カスタマイズ・個性・自由・・・
このあたりを想像してしまいます。

インターネット検索の世界ではグーグルがトップシェアでも日本に限ってはヤフーの牙城が揺るがないのは実は日本人の伝統的な気質であると思うしひとつのヒントになります
自分が思うにMSCIコクサイやワールドのような1本ですべてを済ませる商品って世界中で日本が一番売れる地域になれると考えています。
そこを運用会社や証券取引所はどう思うかですね?

市場の基本的な役割は価格を形成すること
証券取引所は機関及び個人投資家にサービスを提供するために存在するべきで
僕らを悩ませるために存在している現状はどこか間違っていると思いませんか?
「投資家の立場で制度ができる米国と、証券会社の立場で商品を売る日本の違い」
これこそが日本のETFの現状で変わるべき今後の課題だと思います

日経ヴェリタス「ETF、不振の理由」まとめ


日経ヴェリタス スクランブル「ニッチな東証の苦悩」

以前に日経の記者さんから受けた取材が昨夜、記事になったようです

日経ヴェリタスの記者コラム「スクランブル」ってところニッチな東証の苦悩=中野貴司(08/5/27)

タイトルからして・・・みんなの意見が反映されています(^^)b
原稿のワードファイルを見た瞬間は絶句しましたよ(笑)

そして内容はぎっしりと詰まった記事になっています。このコラムになるまでにたくさんの取材を重ねてきたのでしょう?すごいボリュームです。

全文掲載(パクリ)にならないように自分の部分を中心に書きますと出だしから・・・

示し合わせたわけでもないのに、15人を超える個人投資家が揃って同じ評価を下した。「ニッチ」。
国内の上場投資信託(ETF)の品揃えについて、資産運用のブログを手がけるとよぴ~氏が投資家708人に聞いた調査結果だ。



以前の記事でお互いがアンケート結果で熱く語ったフリーコメントから始まります
そのあとはETFの政策的な部分に進み、それが投資家の期待に応えていないところから梅屋敷商店街のランダム・ウォーカーの水瀬さんのコメント

「MSCIコクサイ」など有力な指標に連動したETFの上場がまだなく、大半が日本株式関連のETFであることが「ニッチ」とされる要因だ。
「自動車に例えると、セダンやミニバンがなく、スポーツカーやトラックばかり販売されているのが現状」(著名ETF投資家の水瀬ケンイチ氏)



そのあとはバークレイズなどの運用会社、東証、楽天証券などの話が続きます。ヴェリタス購読者は必読の部分です。

これで終わりかと思いきや最後のところでもう一回、自分が登場していました

「東証待ちの状態です」。冒頭のアンケートを実施したとよぴ~氏は、東証が「MSCIコクサイ」など有力なETFを上場すれば、ETFを買おうと思っている。
東証が上場してくれれば、海外ETFのように為替手数料や面倒な税務処理を負担しなくても済む。
ETFは特定の商品に関する事象ではない。東京市場の国際化度合いを測るバロメーターにもなる重要な問題だ。



コストや税金の話もしていましたが梅ランの記事ETFについて取材をお受けするので、簡単なレポートを作ってみた の中のコメントにあるとしちゃんさん、タカちゃんさん、アルビレオさんの部分を抜粋しました

次回はせっかくなので当日に向けて作成した資料でも書く予定です

日経ヴェリタス「ETF、不振の理由」まとめ

プロキシファイトやるんだったらフェアにやってくれ

日本の企業な大半は3月決算なのでこの時期は異様に株主総会が多い時期です

村上ファンドが絶頂期だったころからプロキシファイトって言葉が世間でも認知されてきたと思います。
そして「もの言う年金基金」として有名なカルパースも

株主に代わって経営陣を監督するため、すべての企業が最低3人の社外取締役を指名するよう求めている。長期的には取締役会の半分を社外取締役とすべきだと提案している。



と発言し、さらには

また、上場企業で導入が進むポイズンピル(事前警告型の毒薬条項)と呼ばれる買収防衛策については、「株主、企業双方の利益に反する」として廃止を要請している。

イザ!より

この考え方のは賛同します。企業が導入するポイズンピルってライブドアとフジテレビの委任状闘争でも登場したけれど禁止にするほうが既存の株主にとってはプラスでしょう?

ついでに言うとファンド側の常套手段であるレバレッジド・バイアウトも禁止にすると・・・正々堂々と企業とファンドがガチンコ勝負が出来るんじゃないでしょうか?素人考えですけれど・・・。

ETF取材で見えてきた ある仮説

以前の記事日経新聞から再度ETFの取材を受けますにあるように本日、午前中に取材を終えました

以前と同じく日経ヴェリタスの記者コラム「スクランブル」で掲載されると思います
予定は火曜日です。ヴェリタス購読者はチェックよろしくお願いします
そして予想通り梅屋敷商店街のランダム・ウォーカーの水瀬さんと自分の合作と言う珍しいコラムになりそうなので自分も出来上がりを楽しみにしています

ちなみにブロガーを続けて取材するって言うのは後の人のほうが絶対に面白い!
だって水瀬さんの熱い取材がこちらに筒抜け状態ですから・・・かなり質の高い取材だったんじゃないのでしょうかね?

まぁそんな個人的な悦に浸っても何ですので興味深い話をひとつ

それは先週に取材を終えた水瀬さんの記事でもあるように

記者さんによると、ETFの上場について東証・大証は比較的積極的なのに対して、運用会社のほうが腰が引けている状況とのこと。



ここの話を突っ込んで逆取材をして見えてきました。そしてこれはある意味僕らの今までが壮大なる勘違いだったのかも知れないという内容かも知れません

それは・・・
東証は小分けでもいいからすぐにでも(海外ETF)をリリースしたい
そして運用会社は・・・
ある程度(ETFの本数を)まとめてリリースしたい

このふたつの思惑がぶつかり合っているのが見えてこなかった真実っぽいです
この話を聞いてすぐにピーンと来ました。そしてここからは自分の仮説です
記者さんに話したら「なるほど・・」とのコメントを頂戴しました


おそらく躊躇している運用会社はバークレイズです。手紙の玉虫色の返答もある程度まとめてリリースしたい戦略と合致します

おそらくバークレイズはTOPIXで失敗しているからじゃないですかね?今度の海外ETF戦略は失敗が許されないでしょう
そして東証の要望通りに小分けでもMSCIコクサイインデックス連動ETFをリリースすると・・・
雨後の筍のように同様のETFが登場してしまうのではないか?
日経平均連動ETFとTOPIX連動ETFがいい例です
そしてバークレイズは世界的なブランドだけど日本では今も野村ブランドが根強いので同じETFならば野村の海外ETFに持って行かれてしまうのではないか?
だからバークレイズはある程度・・・記者さんとの話で見えてきたのはコクサイやブラジル等の新興国ETF・・・本数をまとめてリリースして海外ETFのシェアを一気に手中したいのではないか?


ここで見えてきたのはどちらかの妥協です
東証が速やかにまとめてリリースできる体制を整備するか
運用会社が投資家の要望に応えるカタチで小分けでもリリースしてしまう

もうひとつ疑問に思ったのが手続きです。海外ETFを金融庁に届出を出したからと言って国内の取引所ですべてが買えるわけじゃないのは周知の通り
何で金融庁に届出が出ても国内に上場していないのかと言う素朴な疑問をぶつけて見たらどうやら・・。

海外ETFの手続きとそれをいざ国内の証券取引所に上場させる手続きはまったく別で
天と地ほどの申請の手間が違うらしい(汗)

ここ(金融庁)の無駄に面倒くさい手続きも変えなきゃ海外ETFの充実は望み薄な気がします

「東証が速やかにまとめてリリースできる体制を整備するか」のネックはここに帰結しますね?

あとはアンケートの話題やブログの話題、コストの話や税の話・・・あっと言う間の取材タイムでした




ところで記者さんがみんなのETFアンケートのフリーコメントを赤ペンチェックして来ていてそれが

「やけにニッチやマイナーやマニアック・・・ゲテモノってコメントが多いんですけれど・・・」

お互い爆笑

「ニッチ」や「ゲテモノ」の書いてある数をカウントして持って来るあたり日経新聞の記者って人達も面白いなぁ~と感心した1日でした

日経ヴェリタス「ETF、不振の理由」まとめ

ようこそ2ちゃんねるさん

最近、ブログパーツを設置したり見た目に変化をつけています

そんななかアクセスランキング(人気)ページランキングを貼り付けてしばらく経過しています

何のために付けたのかは特に理由はありません。他の優良なブロガーさんが付けていたから真似事です。
ネットに詳しいサイトなんかによるとこう入った類のブログパーツを付けているとSEO対策に有利みたいです
だけど自分にはそもそもSEOがよくわかりません。ネット検索で上位に来て有利になるらしいですけれど検索されるために記事を更新しているわけでも有名になるのを目指しているわけでもないしブログで飯を食っているわけでもないので興味の範囲外です
(前にも書いたけれどグーグルの広告から収益が来たところで募金くらいしか使い道を考えていません)

なにしろこのブログを始めた理由なんて読書感想文のメモ書きみたいなところです
出勤前の脳トレとたまに書いているけれど現在はバリュー投資からインデックス投資に比重が大きくなったりでコンセプトのない日記と化しています

話をアクセスランキングに戻して実際にしばらく経過を観察すると自分の知らないところからのアクセスを知ったりこんなところから興味を持ってアクセスされているんだぁ~と便利さに感心しています

そして最近よく目にしたアドレスを辿っていくと2ちゃんねるです。
管理ページで全ランキングを見ると最近は20位以内(今日は10位)にランクインしています
自分もパソコン初心者のころはADSLとか光回線とかプロバイダなんかをここで情報収集をしていたので知っているつもりですがその分野でホントに詳しい住人が居たりと玉石混淆(ぎょくせきこんこう)の怪物サイトですね?

そして2ちゃんねるさんからのアクセスは歓迎です。でもどんなネタからリンクされているのかよく知りませんがあまり悪く言わないでくださいね(笑)

カリスマ・ファンド・マネージャーの投資極意

投資家の理想とするヒーローとしてウォーレン・バフェットピーター・リンチあたりを思い描くことはありますがこの本の主役であるアンソニー・ボルトンを知る日本人の投資家はまだまだ少ないのではないでしょうか?

彼らとボルトンの違いは主戦場が米国か欧州(特にロンドン)でしょう。なかなか欧州の優れたファンド・マネージャーが日本で紹介されることはありませんから・・・

パフォーマンスで言うと何度か迎えた不況を乗り越えて25年以上と言う長期でも年率換算20%以上を達成しているのでバフェットやリンチとまったくひけをとらない怪物である。
その怪物の得意とするスタイルは

バリュー・アプローチ
逆張り
そして珍しいことにテクニカル指標も参考にしているところですね?

銘柄選択の秘訣(P.30~)によると何かひとつの事に囚われずに株を買う前にたくさんの材料を検討する。
そして株価収益率(PER)
企業価値グロス・キャシュフロー比率(EV/EBITDA倍率?)
フリーキャッシュフロー比率
投下資本キャッシュフロー比率

どうやらバリュエーションを重視しているようです。
さらに長年にわたるファンド・マネージャーを経験したことで貸借対照表の脆弱な企業は景気の悪いときにいちばん損をしてきたようです。ここは個人投資家もキモに命じたほうが良い教訓でしょう。

本では比較のためにバフェットが登場しますが一見、ボロ株のような見放された株を好むところが多いのでグレアムに近い印象を受けます。

文中ではボルトンの過去のパフォーマンスを称賛するところが多く目に付きすぎるのが痛いところですが謙虚な人間性など学ぶべきところはたくさんある一冊です。

カリスマ・ファンド・マネージャーの投資極意カリスマ・ファンド・マネージャーの投資極意
(2008/02)
アンソニー・ボルトンジョナサン・デーヴィス

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買収防衛策エトセトラ

昨日の気になるニュースをふたつばかり・・・

事前警告型導入へ 石油資源開発が買収防衛策

石油資源開発は21日、事前警告型の買収防衛策を導入すると発表した。同社株20%以上の買い付けを行おうとする買収者に対し、事前の情報提供を求め、買収者が情報提供に応じない場合や株主の利益を損なうと会社側が判断した場合、株主に「新株予約権」を無償で割り当て、買収者の持ち株比率を低下させる。6月25日に開催する株主総会で3分の2以上の株主から承認が得られれば導入する。

 防衛策では、取締役会による最大60日間の検討と、監査役などからなる独立委員会での60日間の諮問を経て発動の是非を判断。「企業価値・株主共同利益に明白な侵害をもたらす恐れがある」などと判断された場合、株主総会での3分の2以上の承認を経て新株予約権を割り当てる。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080522-00000107-san-bus_all

ん~どうかと思います。・・・っと言うか株主にばかり目を向けてビクビクする気も理解出来なくはないのですがインデックスではなく個別株で投資を考える場合パスでしょう?
これの決定で利益を生むことはないですしね?

それよりこっちが素晴らしいんじゃないですかな?

資生堂、買収防衛策を廃止 海外資本呼び込み視野

資生堂は30日、2年前に導入した買収防衛策の取り下げを決めた。株式大量買い付けへの対応や法整備が進んだ中、海外市場強化を目指すグローバル企業として、外国資本にも開かれたイメージアップを優先したという。同様に防衛策を導入し見直し時期を迎えている多くの企業の判断に影響を与える可能性もある。



記事では最後に

前田新造社長は「(現在の防衛策は)表札の猛犬注意レベル」と、有効性が低い


とも言い

海外売上比率が4割に迫る中、海外投資家も呼び込み「企業価値を高めることこそ、株主利益の確保・向上につながる」と強調した。



資生堂の判断は正しいです。こういうのを買いたくなります

投資家もよくわかっていて純資産倍率PBRを比較すると

石油資源開発は1.04倍とプレミアムなしの定価ですが

資生堂は2.69倍と市場平均より高い評価を得ています。当然ですね?

バークレイズの返事キター*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!

以前の記事明日への扉をノックしてみるでは取材後の方向としてみんなの意見を東証でも金融庁でもなく運用会社であるBGIに狙いを定めました

単純にそこがみんなの意見を受け入れてくれそうな気がしたからです。

前回のおさらいをすると日経のETF取材後に海外ETFの国内上場への嘆願書とみんなの意見(アンケート&フリーコメント)それに取材時に作成した現状と今後のETFレポート・・・
これらをまとめて渋谷区広尾にあるバークレイズ社に送りつけた。これが前回の記事ですね?
相手はもちろんiシェアーズ営業総責任者である関塚さん宛てです

そして昨日、返事が届きました!こちらは一応、証拠画像です(笑)

バークレイズからの返事

しっかりみんなの意見を見てくれたようです。送ってから2週間も経っていたので忘れ去られていたと思ったぶん嬉しさ倍増です

挨拶を飛ばして内容を引用します

この度は700人もの個人投資家の皆様の意見を取りまとめたアンケートをご送付頂きまして誠にありがとうございます。
弊社グループのETF商品に多大なる信頼を寄せていただいている事実を大変光栄に思っております。

さて弊社では日本の投資家の皆様に幅広く海外ETFをご提供できますよう、ここ数年間、数多くの海外ETF商品の中から需要に合ったものを厳選し、国内での販売を可能とするよう金融庁に届出を行って参りました。
その数は現在63本に上り、国内の取り扱い証券会社で購入頂けます。

弊社では、現時点での重複上場の実現には、実務面等で議論されるべき点がまだ存在していると考えており、市場関係者の皆様と頻繁に意見交換を行っております。
引き続き、どのような形で海外ETF商品を日本の投資家の皆様にご提供することが最適なのかを検討し、一層のサービスの向上をめざして参る所存でございます。
また、このように慎重に検討を重ね、最適な方法を見出していくことが、結果的に個人投資家の皆様のご厚情にお応えしていけることだと信じておりますので、何卒ご理解の程宜しくお願い申し上げます。



太字にして引用した部分をどう打開していくか・・・ですね?今回のETF取材は玉虫色の結末となりそうです

ただタイミング的には昨日、BGIから手紙が届いて良かったです。日曜日には日経の記者さんから再度ETF取材を受けるので資料のひとつとなりました
取材されつつも今度の標的を見つけられればいいなぁ~と思います

日経ヴェリタス「ETF、不振の理由」まとめ


日経新聞から再度ETFの取材を受けます

先週から取材の申し込みをもらっていたのですがようやく日曜日に取材とカタチになってきたので報告らしきモノです

前回はこのブログでしつこいくらいに紹介してきた(笑)ほんわか系&入社4年目若手のエース(?)北松さんとの取材でしたが今回は別の記者さんです

・・・っと言うか北松さんとの取材での自分が作成したアンケートやレポートに興味を持ったのとまちかどにあるその後の行動にも関心を示したのだとも思います

今回のテーマは日本のETFの現状と課題です。そして今回は日経新聞の編集局証券部ではなく金融部の記者さんです

・・・ん?金融部の取材ってどこかで最近聞いたな・・・っと思ったらもしかしたら梅屋敷商店街のランダム・ウォーカーの水瀬さんの取材も似たようなETFの取材じゃないのかな?

確認は取っていないけれどおそらくそうでしょう。水瀬さんは取材日を今週って言っているから日曜日の自分はその後の取材ですかね?
来週にも記事を書く予定みたいなので自分への取材が最後のひとかも知れません

他に記者さんがどんな人に取材を申し入れているのかはわかりませんが日経新聞で個人投資家ブログのタッグマッチは珍しいですな

日経ヴェリタス「ETF、不振の理由」まとめ


名言集.com

最近チョコチョコっとブログの小変更をしています

余計なものを捨てて面白そうなモノを試験的に採り入れています

そして現在、プロフィールの上にあるブログパーツが名言集.comです。見りゃわかるって?

ページを更新する度に新しい言葉が出てきて自分の記事目的以外にも楽しめるんじゃないかなぁ~と思って目立つ位置に設置しています

歴史上の偉人の言葉や現役のトップアスリートの言葉、アニメや漫画での言葉など何の脈絡も無く名言が出てきてたまに(失礼!)これはっ!って感じる言葉も登場します

これの設置は簡単で名言集.comにあるソースを好きな場所に貼り付けるだけです

幅は150pxにしてあるので自分の場合はスタイルシートってところでメニュー部分の幅を調べて 220pxに書き換えています

飽きたら勝手に変えてしまうかも知れませんが今はけっこうお気に入りのブログパーツです

J-REITファンドを比較する

話題としては一週間くらい遅れていますがSTAMインデックスシリーズが初の決算を迎えました

当然、インデックス系ブログでも紹介されていたので繰り返し言ってもネタにもなりませんが分配金ゼロと言う結果です

STAMインデックスシリーズ半期決算   投信で手堅くlay-up!

STAMシリーズ 分配金 2008/5   NightWalker's Investment Blog

初決算は分配見送り。   rennyの備忘録

STAM・REITの分配金について   Investment 2030

インデックスなら無分配・・・が通常の考え方ですがREITは制度上、収益(家賃収入やテナント・倉庫料など)は投資家に分配金として計上することが義務付けられています
それなのに無分配なのは???って言うのがw3zero7さんの考え方です。言われてみると「そうだよね?」ってところです

そこでSTAM J-REITインデックス・オープンMHAM J-REITインデックスファンド(毎月)『愛称 : ビルオーナー』を比較して見たいと思います

まずはこの初の半期決算という事で6ヶ月かんの比較チャートです

MHAMとSTAM比較チャート

さすがにビルオーナーは毎月42円の分配金を吐き出しているので半年でも1%の差が出ています。複利で考えると・・・長期でみると大きい差になっていきますね?

だから無分配は偉いのです!お金が必要な時だけ必要な金額を解約するのが賢いのですね?

この2つのファンドは運用報告書を見るとどちらもベンチマークを「東証REIT指数(配当込み)」に設定しています
ただSTAMは基準価額そのものをベンチマークに合わせているのとビルオーナーは分配金を含めた額でベンチマークに合わせている違いがあります

そこでもうチョット話を進めて分配金を考慮したビルオーナーがベンチマークならばその基準価額とSTAMを比較すれば違った結果になるのではないかと思い計算したのがこちら

J-REITファンド比較

意外な結果です。毎月決算型に0.1%負けています(赤字の部分)一応、税金のことも考えて毎月の分配金×0.9で計算しています

これを誤差の範囲と見るのかどうかは人それぞれですね?ビルオーナーの方が信託財産留保額が多いので資金が逃げた量だけビルオーナーの額にプロテクションが掛かったのかも知れないし
単純に分配金を考慮・・・つまり足しただけなので再投資の金額では当然結果も変わります
再投資しないで足すだけならば下げ相場でお金を吐き出したほうが額が高いのも当たり前かも知れません
(表では再投資とうっかり書いてしまったが計算が面倒だったので再投資していません)

これを計算してみてわかったことは多分STAMシリーズはプラス方向にトラッキングエラーが出ない限りは分配金を出さないのではないか?ってところです

そしてコストの分だけ確実にベンチマークには負けるわけで今後も分配金は出さなそうな気がします

永遠平和のために

人類共通の教養にするべき言葉が数多くあります
カントの残した名言は現代でも鮮明に映すだろうし現在でも耳の痛い言葉だと感じる時のリーダーもいるでしょう

哲学と聞くと難しい話で無縁だと思うかも知れませんがコレは解説や付録がなければ「これでもか!」って程に文字もおおきくおそらく1分もあれば読み終える程度の内容です。

どうやら読むのが嫌いであろう国王にも読みやすいように配慮して余計な言葉を排除した結果、小冊子みたいな形で「永遠平和のために」は完成したいきさつがあります。

国王でさえも読めるような内容なので義務教育のカリキュラムのひとつにカント哲学を加えてほしいところです。
国民ひとりひとりが平和について深く共有することは国家にとっても大切なのだから・・・。

永遠平和のために永遠平和のために
(2007/11)
イマヌエル・カント

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年金積立インデックスファンド海外新興国株式のコスト

マネックス証券から新興国への株式や債券に投資できるファンドが登場しました

年金積立インデックスF海外新興国株式

年金積立インデックスF海外新興国債券

まぁ新興国債券はあまり興味がないと思うので株式のほうの話です(笑)

手数料はノーロードではなく1.05%と他社と横並びになりました。残念!これがノーロードで購入できたらコレ目的で口座開設する人が確実にでるのにもったいないマネックスの決断です

そして信託報酬を見ると

純資産総額に対して 実質1.4175%程度


ん?他社より多めに表示されているような気が・・・?

このファンドの信託報酬は0.89%で実質は1.4175%・・・けっこう差があるけれど最大のケースで1.4175%くらいコストが掛かりますよ?って理解します。

ホントの実質コストはモーニングスターに表示されている

信託報酬及び監査報酬(税込) 0.99 %


これじゃないでしょうかな?投資信託に掛かるコストって見えない部分を知るのが大変です

そう言えば現在、投信王に参加しているけれど毎日毎日、2万円以上も必要コストとして持っていかれます。信託報酬の日割り額です。
これがバーチャルではなくホンモノだったらそれがファンドマネージャーの給料の糧になって嬉しいのですが・・・10億円程度の小さいファンドでコレは大きい金額だと思いませんか?

この投信王ちなみに現在は参加者3154の中で778位
ETFのレポートを作っている間にヤフーを売り損ねてしまいポートフォリオの足を引っ張っています(汗)


ザ・チルドレンズ・インベストメント・ファンド

現在、読書中の本でもの言う株主って一冊があります。
これはドイツ証券取引所がTCIと言うヘッジファンドに言い寄られ散々な目にあう実話です

こんなド素人のもの言う株主「ホーン」に詰め寄られたら災難だなぁ~と思っていたらよくよく考えて見たらJパワー(電源開発)に増配を要求しているのってTCIじゃないか・・・。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080515-00000138-san-int

市場開放と安全保障 どう調整

英投資ファンドのザ・チルドレンズ・インベストメント・ファンド(TCI)がJパワー(電源開発)の株式を買い増そうとする動きに、日本政府は買い増しの中止を命令した。今後は両者による株主争奪戦に移る。

 Jパワーは発電所を運営して電力会社へ電力を供給している。株式上場しているものの、外資所有の株式が一定以上に増えることは、将来の安定供給に影響の出る恐れがある、というのが中止命令の理由だ。



ちなみにドイツ証券取引所は結局、TCIからの連日の攻勢でまともな経営戦略が成り立たず最終的には本を書いた作者であるCEOが追放されてしまいました。

以前にもスティールが(ブルドッグ)ソースの作り方も知らなければ興味もないような発言があったが
TCIも同様でビジョンもないまま買収を仕掛けます。そこに企業の社会的な価値なんてどうでもよくて高値で売れる手段のためなら目的はあとから付いてくるって感じです。
交渉は毎日、言っていることがコロコロと変わり内容も支離滅裂でしょう?Jパワーは厄介なイナゴを敵にまわしています

この先、どうなるのかはわかりませんが要注目です。そして自分のスタンスとしては

ザ・チルドレンズ・インベストメント・ファンドは嫌いだ!です

よくヘッジファンドを批判するのではなく怠慢な日本の経営者こそが問題でヘッジファンドの存在が良い刺激になっているって話もあります
その意見ももっともですが実際に生の交渉現場らしきものを見ると(読むと)乗っ取り屋以外の何者でもない

そう言えばこの本では途中にロスチャイルド卿が交渉のテーブルに座るがTCIと繋がっているのも間違いない

そんで推理を深めていくと・・・×クザマネーでしょ?これって?
あっちの国だからマ×ィアマネーですな

もの言う株主―ヘッジファンドが会社にやってきた!もの言う株主―ヘッジファンドが会社にやってきた!
(2008/03)
ヴェルナー G.ザイフェルト、ハンス・ヨハヒム・フォート 他

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農業の見直しが商品高騰の策になる?

商品先物市場って~言うのは本来、商人が儲けすぎないようにってコンセプトで出来上がったモンだと思っています。消費者や生産者が損をしないようにって
あとは農家のひとが台風とかで作物が全滅になって年収ゼロにならないように市場であらかじめ価格を付けてもらうことで生活が安定するために・・・とかね?

だけど最近数年間はヘッジファンドを中心にコモディティを買い漁っているので価格が高騰しています。
つまりは昔は商人が自由に価格をつけて儲けていたのが一部の投機筋が儲けているのに切り替わっているだけですね?

こんなコモディティバブルはいつかは弾けます。過去にも騰がったものが騰がりっぱなしのケースってそうそうないのと同様です。

それでも現在の商品のインフレには困ったもので現実的には何とかしなきゃいけないのですがコレを機会に農業改革を進めて欲しいところですな?

企業参入促進へ「農地改革」で自給率向上 諮問会議

福田康夫首相は14日の経済財政諮問会議で、農業生産法人の設立要件を緩和することなどを柱とする「消費者のための農業改革」のプランを、秋にもまとめるよう若林正俊農水相に指示した。39%まで落ちた食料自給率の向上が狙い。



農業所得補償法案が廃案 民主提出、衆院で否決

同法案は、民主党が昨年の参院選でマニフェスト(政権公約)の柱として掲げ、昨年10月に参院へ提出。農家の規模に関係なく、農産物の販売額が生産コストを下回った場合に差額を補填(ほてん)する内容で、昨年11月に参院を通過し、衆院で継続審議となっていた。



上越で有機農業 東京農大が新会社 後継者不足解消し地域活性化

上越市は、日本有数のコシヒカリなど特上米の産地で知られるが、高齢化に伴う後継者不足で、農家が激減している。東京農大は、2004年から文部科学省が支援する学術フロンティア共同研究事業として、からだにやさしい有機栽培実証研究を同市内で実施してきたが、農作物の一定収量を確保できたことから、藤本教授を代表に新会社設立に踏み切った。



アイデアなんていくらでもありますよ?民主党の考えはイマイチですね?
日本の商品を見ると何でも物価が騰がっている様にみえて実は米はほとんど以前と変わりません
米だけが日本の農業でバランスが取れているから・・・逆に言うと米は獲れすぎです。
まずは農地を見直すのと休耕地対策・・・後継者対策です

後継者と言ってもこれから先は企業がビジネスとして成立させないと無理でしょう?
そんななかキーワードになりそうなのが「人材派遣」「ロボット(機械)化」ですか?チョット考えついたところでは・・・「外国人受け入れ」は日本の風土に合わない気がします。

実際に働いたことないけれど派遣の忙しい時期って盆と暮れあとは引越しのピークになる3月あたりな感じでしょう
そして農家が一番忙しい時期はゴールデンウィークの田植え時期とか収穫の時期とかが人手のもっとも欲しいタイミングなのでお互いがウィン・ウィンの関係になれそうです

日本の農作物って欧州じゃ超高値で売れそうなんだけど政府はもっと企業に優しい対策をしないのか?
そもそも政府に日本のブランド戦略って発想がないのか?こんなに水のきれいな国って滅多にないのに活かさないのは「もったいない」でしょう?
それと農業を志す人にせめて年収300万円くらいの価値を見出させないとね?
これは国家戦略です。農業を蔑(ないがしろ)にしているが農業こそが世界に誇れるブランドを確立するべき日本のストロング・ポイントです



こういう記事を書いているうちにこんなニュースがタイムリーに到着しました

イオン、コメ生産に進出 大仙の法人に委託

流通大手のイオンは14日、専用の水田を確保し、コメの生産に乗り出すことを明らかにした。第1弾として秋田県大仙市の水田で、農薬の使用などを制限した特別栽培米を2008年産で約1000トン委託生産、さらに他の地域でも4、5カ所の専用水田を確保し順次生産量を増やす。生産を委託する農業法人にイオンが直接出資する可能性もある。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080515-00000008-khk-l05



ん~良い流れになるといいですね?


インテリジェント・インデックスって何ぞや?

NIKKEI NETです

楽天証券、インベスコ・パワーシェアーズの海外ETF8銘柄を取り扱い開始

詳しくはリンク内の記事を見てください。まぁ題名の通り楽天が海外ETFを追加しました
面白いのはこのETFは単純なインデックスではなく

インデックスの提供を行う会社が企業のファンダメンタルズ等を基に独自の手法を用いて、マーケットインデックス+アルファが期待できる



ってところですか?つまりベンチマークは存在していません。厳密に言うと提供を行う会社の「インテリジェント・インデックス」があってインベスコ・パワーシェアーズがその指数との連動を目指すわけですが・・・。

これは単純なインデックスよりも素晴らしい可能性を秘めていますね?この程度のコストで実現できるのなら長期的に見ればパッシブ運用に勝てます。
ETFならもうちょっと信託報酬が下がっても嬉しいんですけれどダメですかね?
普通のパッシブETFより保有銘柄は少ないのだから信託報酬も同レベルかそれより下げるのも不可能ではないと思うのだけれど・・・このETF自体が本場米国でもわりと新しい分野だからでしょうね?

インテリジェント・インデックス

はっきり言って流動資産が100%を切っていて来年は存在するのかもチョット怪しいような企業や自己資本比率が80%以上もあるのにのうのうとしている経営者の企業、逆に負債漬けで常に返済に追われている企業や何年間もキャッシュフローを生み出していない企業なんて保有していたくないのです。
そういうのもインデックスの名の下に取り込んでしまうのがパッシブ運用のデメリットでしてグローバルに分散できて年間1%を切るコストなら許容範囲でしょう。WisdomTreeが国内で買えればなぁ・・・とつくづく感じますが・・・。

この楽天の海外ETFについては他のブロガーさんも詳しく紹介していますのでそれの紹介です(?)

楽天証券さん  国内初、インベスコ・パワーシェアーズの海外ETF8銘柄を5月16日より取扱開始   NightWalker's Investment Blog

パワーシェアーズの「インテリジェント・インデックス」タイプのETFとは?   敗者と勝者のゲーム

楽天、インベスコ・パワーシェアーズの海外ETF8銘柄を追加   小金持ち父さんの資産設計塾(?)

楽天証券、パワーシェアーズのETF8本を追加    医師による医師・小金持ちのための資産運用・活用法

楽天証券の新ETF インテリジェント・インデックス連動って?   レバレッジ投資実践日記

楽天証券が環境投資の海外ETFを取扱い   カン・チュンドの 投資のゴマはこう開け!

[ETF] 楽天からインテリジェントな?ETF   かえるの気長な生活日記。

楽天証券 海外ETF取扱銘柄にインベスコ・パワーシェアーズ(PowerShares)のETF8本を追加   
海外投資生活


ガソリン高でバイクが売れる?

4月に暫定税率の問題でガソリン価格が上がったり下がったりと見事に自民党自爆キャンペーンになってしまったわけですが原油価格を見てもまだまだ落ち着く感じではないですね?

そして消費者である自分たち庶民はヒーヒーしているわけです。

ザックリと燃費を言うと自動車はおおよそリッターあたり10㎞程度走ります。
プリウスみたいなハイブリッド車でも25~30㎞ってところですか?

まぁ1回の給油で5,000円から1万円は飛んでいくわけです。

通勤で仕方なく乗っている人で自分だけしか車内に居ない人は原チャリなんてどうですかね?

最近のバイクは燃費いいですよ?昔は2ストローク車しかなかったけれど今のバイクは4サイクルなんで環境にも財布にも優しい存在です。

これらに通勤車を切り替えると燃費はおおよそ50~80㎞走るんで燃料代金も五分の一以上の節約にもなりそうです。

ついでに言うと二輪車メーカーの販売高も上がっていそうな予感がします。毎日都内を走っている感覚ですがスーツ姿のバイク乗りは多いです。

二輪車メーカーは「買い」ですかな?


日本経済新聞 5月9日朝刊「まちかど」

昨日の記事日経新聞朝刊キター*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!では実際に記事の内容を確認していないままの投稿だったので今回はその「まちかど」を検証です

・・・検証と言うか家に新聞を保管しているとかさばるのでこの記事で今回の新聞の内容をスクラップしておこうと思っているだけです(汗)

まずは実際の記事はこちら

日経新聞 まちかど

名前は実名なのでペイントを使って隠しています。

昨日の記事で北松さんは

まちかどは市場の話題を紹介するコラムで、小さいですが一ひねりしてあるので意外と読まれるみたいです。



とコメントをもらっていますが十分満足の内容でした。記事が長ければ良いってモノではないし簡潔ですが完璧に伝えたい要点は伝わっていると思います。

内容は以前の日経ヴェリタスETF、不振の理由=北松円香(08/4/30)を更にコンパクトにした内容+最近の自分の活動ってところですね?

これで切手代金の210円分は取り戻せました(笑)3日前に送ったのでそろそろバークレイズ・グローバル・インベスターズ社に届いていると思います。
直接、iシェアーズ営業総責任者の関塚健太郎さんに届けたので出張とかしていなければ来週は何かあるといいなぁ~と思います。
コレばっかりは予定もたたない話なので今後の展開がどうなるのかは自分にもわかりません

日経ヴェリタス「ETF、不振の理由」まとめ


日経新聞朝刊キター*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!

ETFネタはとりあえず完結と言ったばかりなのにこのストーリーは続きが用意されました!

日経ヴェリタスの次は日経新聞です!

もちろん記者はヴェリタスでお世話になった北松さんです。記事となった以降もこのブログをチェックしてくれていた様です。

北松さんによると

9日の朝刊マーケット総合1面の「まちかど」というコラムで、
○○様がBGIへアンケートを送られた件を紹介させていただきました。

まちかどは市場の話題を紹介するコラムで、小さいですが一ひねりしてあるので意外と読まれるみたいです。
業界の方も気づいてくれるのではないかと思います。

BGIからお返事があるといいですね。



ん~!円香ちゃんグッジョブ!

とりあえず今日、コンビニに行ったら日経新聞を買ってチェックしようと思います(まだ見てない)

それと同時にこの日経記事の掲載確認の電話は一昨日だったのですがやりとりのなかで興味深い話としては北松記者の手によって俺たちの意見はそのまんま東証へ持っていってくれたようです!

先月の取材の終わり頃に自分が
「この意見ってETFを作る側の人に持っていけないですかねぇ~?」
って言っていたことを自分自身で忘れていました。

やりたい事をやりたい様にやっているだけで今のこの状況を楽しんでいる感じですが北松さんは一昨日の電話では「非常に珍しく新しいケース」に見えたのでしょう

ここから先はどうなって行くのか?この話がどんな結末になるのか自分にもわかりません

もしかしたらETFについてのアンケートのチカラを使う機会がある可能性すら出てくるケースも脳内戦略の選択肢のひとつにありますから

まだETFに関心があってアンケートを未記入のひとは協力をお願いします(現在まで729人のチカラを頂きました)

日経ヴェリタス「ETF、不振の理由」まとめ


ジョージ・ソロス投資と慈善の哲学

まず、クォンタム・ファンドの投機家ジョージ・ソロスはほとんど触れていません
それ以降の慈善の道を選んだソロスの話で進みます。

だから投資や投機を期待して読んでしまうと失望してしまいますが
ソロスの慈善の道を選んだ理由あたりも生い立ちから見れば当然の帰結だろうし
ソロスの本当の姿を知るにはこれが正しいとも思えます。

慈善や寄付の考え方で非常に興味深く思えたのが「かつては日本の企業も寄付に熱心だったがバブル崩壊と共に低迷してしまった」と言う問いに対してソロスはキッパリと否定し

「わたしは、企業が行う慈善活動には賛同しません。寄付は、経営者が個人資産のなかからするべき」

と返答し

ビル・ゲイツ等の経済界の慈善活動の参加などについても評価する一方で

「しかし同時に、現在のアメリカでは悪い状況も見られます。
・・・格差が広がっている・・・貧富の差が大きくなり、それが拡大している社会は、何かが間違っている
・・・世界中の不幸な人びとの世話を、一部の金持ちの慈善家だけに任せておくわけにはいきません。」



この辺りは目から鱗です。ユダヤ人であるソロスの哲学が見えます。
寄付とは個人が行う気持ちだろうし収入の大小に関わらず自分に出来る範囲で寄付を行ってみると言うことですかね?

改めて言われてみれば当たり前過ぎる話です。
ただ格差についてソロスもそこで

「平均的収入の人びとは恩恵を受けていません」



とあるように世界中にいる平均的な人びとは寄付をする余裕がないのが現代社会の現実である
それはつまりは困っている人びとがいてもそこに手を差し伸べる人びとに「ゆとり」がないってことだと思う。

ジョージ・ソロス投資と慈善の哲学 (NHK未来への提言)ジョージ・ソロス投資と慈善の哲学 (NHK未来への提言)
(2008/01)
ジョージ・ソロス、山本 正 他

商品詳細を見る


さらに日本に限って言えば国家や企業だけが熱心に社会貢献活動をしてきた弊害で寄付について日本国民はリテラシーが無い
たまにニュースなんかでお札がポストに入っていたり路上にばらまかれていたりする。
これって使い道に困るほどのお金を手にした人が寄付をしてみたい気持ちのあらわれかも知れない。
そして日本人は寄付の知識があまりにも無いからこんな形であらわれてしまうのかも知れない。


明日への扉をノックしてみる

最近はETFの話ばっかりで本の書評や書こうとしているネタもたまっているのですがまたまたETFの話題です(笑)

・・・っと言うかこのストーリーもとりあえずは今回で完結の予定です。次回は見やすいように記事をまとめるだけなので全部の流れをみた人には用のない記事となりそうですし・・・。



話を本題に戻しまして日経の記事(ヴェリタス)にみんなの意見が実際に反映されたのかどうかと言いますと個人個人で感想は違いますがうまく伝わっていないって感じた購読者も居たと思います。
自分は直接、記者さんを知っている人というバイアスもあるので現状のETFの惨事を特集してくれるだけで評価をしたいのですが不満な人もいるのは事実

これはアンケートを収集していた当初から感じていたのですがこの熱意は記者さんに向けた資料でありつつ・・・そこから先の存在へ直接、何らかのカタチで伝えることで完結するのではないかと漠然と思っていたわけです。

皆様のチカラ(意見)を貸してくださいではたくさんのブロガーやそこ経由の訪問者によって意見をもらいました。カン・チュンドさんやメールでは以前に本を提供してくれた著者の方など所謂(いわゆる)プロの人からもエールをもらいました

そんななか新聞記者(もどき?)側の意見としてnancixさん

元新聞記者もどき、または日経に取材されたことのある身として申し上げますが、今回の日経の記事は、とよぴ~さんやアンケート参加者が「えええっ、たった、これだけぇ?」と拍子抜けするほど短い記述にしかならないと思います。失望を覚悟しておいてください。新聞記者とは所詮、初めに「こう書けば記事になる、デスクのOKが取れる」という目論みと結論があり、その結論に導くためだけに各方面の方々の持論や意見をかき集めるだけの存在ですから。「不特定多数による匿名アンケート結果でなく、とよぴ~さん個人の見解が聞きたいだけです」と言われるかもしれません。


このコメントは取材中も頭に残っていて実際に「みんなではなくとよぴ~さんの意見ではどうですか?」ってやりとりも事実ありました。

思えばこの頃から取材の終わった後の方向性を探していた気もします。
この閉塞感を打ち破るためのまるで針の穴を通すかのような小さな突破口を探していたのですがようやく見つけました。

金融庁ではないです。

最初は東証に意見をぶつけようとしたのですが取材後に断念しました。
話のわからない可能性のある組織に意見を持っていってもリターンは少ないでしょう?

実際にスクランブルの記事では

「十分な取引が見込めないと、日本でETFを上場させられない」(バークレイズ・グローバル・インベスターズの関塚健太郎iシェアーズ営業総責任者)


とあります。そして取材中ではBGIはTOKを日本に持ってくる気ではいるが現在は実現できていないってことも教えてもらいました。

ココですね?

もともと扱おうとしていた人に意見を見てもらうのが良いでしょう?
取材当日の資料に加えて嘆願書っぽいのも添えて連休明けにでも郵送します。
ETFの資料
ここから先はどうなるかは誰にもわかりません。なにかBGIから手紙でも貰ったら記事になりますがとりあえずこのストーリーは終了です。

日経ヴェリタス「ETF、不振の理由」まとめ

国内ETFについてのまとめ その2

   国内ETFについて (取材時に記者さんに提出した自分の考察です)

前回の記事では記者さんの「大証、東証に新しいETFが次々と上場していますが、なかなか売買が増えません。
上場するETFが、投資家のニーズに合っていないのではないかと考えています。」について考察してみました

今回は「ほかにはどんなETFが上場すれば便利でしょうか?」と言うもうひとつの取材テーマに進みます

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国内ETFについてのまとめ その1

   国内ETFについて (取材時に記者さんに提出した自分の考察です)

まず今回の取材にあたり当日まで1週間程度の期間があったのでその間に記者さんの

「上場するETFが、投資家のニーズに合っていないのではないかと考えています。」と言う発想が正しいのかどうかを個人投資家に直接アンケートと言うカタチで調査をしてみました。

非営利である自分のブログ上で「正直な意見(意図的な批判や賛成ではない)」を求めているので回答数も含め回答内容には市場の正確な民意が出ていると思います。

アンケートでは質問1~10までは取材内容になる「大証、東証に新しいETFが次々と上場していますが、なかなか売買が増えません。
上場するETFが、投資家のニーズに合っていないのではないかと考えています。」であり

質問11~16までが「ほかにはどんなETFが上場すれば便利でしょうか?」と言うもうひとつの取材テーマになっています。

質問17・18は個人的に調べたかったことです(笑)それでもETF問題の本質的な問題が聴きだせて有意義な返答を得られました。

それではひとつめのテーマに進みます

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日経ヴェリタス スクランブル「ETF、不振の理由」その2

日経ヴェリタス スクランブル「ETF、不振の理由」の続きです

スクランブルの記事ではその後、実際にETFで売買をしている個人投資家の実例として早稲田大学の投資サークル「フォワード」さんに取材をしています。

個々の材料で思いがけない値動きをする個別株に比べ、ETFは「相場の流れを読みながら投資しやすい」と代表の本多篤史さん。
少ない投資資金で、株式と同じようにリアルタイムで売買できるETFは、若手投資家のすそ野を広げる可能性も秘めている。

そりゃそうですな。ETFは個別株と投資信託の中間的な存在であると同時にお互いの良い部分のいいとこどりなのだから・・・。

この辺りで記者さんの取材内容も終わり最後のまとめへ進みます。
何となくだけれども最後の一文は自分が記者さんに提出したレポートやみんなの感情そのまんま書き綴られた国内ETFに何か意見はありますか?を多少は採り入れた感じにも思えます。

上場戦略や手数料、販売体制などについて証券界が「投資家本位」という原点を見つめ直さないと、ETF市場は活性化しない。これはETFだけの問題ではなく、「貯蓄から投資へ」の流れそのものにもかかわる問題だろう。

これでスクランブル「ETF、不振の理由は終わります。

ホントは購読者でないと内容が読めない記事をここまで書いちゃマズイのかなって気持ちもあるのですがこのブログを経由して日経ヴェリタスのスクランブルを知る人はそもそも記事を読む人でもありながら記事に参加した人であると思っていますので北松さんゴメンナサイ(笑)

それでは今回のETFについて自分なりのまとめ(提出したETFレポート等)に進みます。
その後は・・・

・・・せっかく個人投資家700人以上もの意見を集めてしまったのですから何かしてやろうと考えています。まだ秘密です(笑)ムフフ・・・

日経ヴェリタス「ETF、不振の理由」まとめ

日経ヴェリタス スクランブル「ETF、不振の理由」

昨日は出勤3分前にFC2ブログの管理画面が復活だったので書けませんでしたが昨日の続きです

皆様のチカラ(意見)を貸してくださいにてETFについてのアンケートを募ったところ現在、720人を超える個人投資家のみんなからの意見をいただきました。
その意見をすべて記者さんに渡し伝えたETFについての記事が今回の北松円香さんと言う女性記者さんによる

ETF、不振の理由=北松円香(08/4/30)になります

見出しと最初の部分は誰でも閲覧可能ですが日経ヴェリタスの購読者でないと肝心の

「資産運用のブログを運営するとよぴ~さん(記事では実名)は、インターネットで個人投資家にアンケート調査をした・・・」ってところまではたどり着けません(汗)

なので今回は記事の内容の考察です。随時、当日の取材にあたって自分が作成したレポート(皆様の意見のまとめを含む)を公開します


まず記者さんの北松円香さんですが自分より若いのですがこちらが現在の国債の長期金利を訊ねたら即答できるあたり頭脳明晰な女性記者さんです。
話しているときはほんわかした性格ですね。おかげで初めての取材でしたが緊張もせずにいけたと思います。

今回のETF記事でも取り上げられていますが記事になる前に自分に情報をくれた部分があったので自分への取材はおそらく最後のひとつだったと思います。記事のラスト・ワンピースってところです。

記事はまずMc.Nさんも参加した東証IRフェスタ2008でのKODEX200の販売不振からはじまります

ここでの

「KODEX200が上場していた韓国証券先物取引所との提携関係が、東証への重複上場につながった」(東証)といい、投資家の需要が決め手になったというわけでもなさそうだ。

ここでも記者さんが今回のETF記事を作るにあたって入手した情報のひとつであると思います。
記者さんは取材時に「東証と韓国取引所は友好関係にあるからTOPIXが韓国でKODEXが日本にて重複上場しているんですよ?」とも洩らしていましたから

その次にETFの本数は41本に増えたのに06年より1ヶ月あたりの売買代金は減少していると指摘
ここで投資家は何を望んでいるかのくだりでみんなのニーズが反映されるところへ向かいます。

4月27日時点で回答者数は708人。このうち9割が「ぜひ買いたい」、「買いを検討する」と答えた人気1位は、日本を除く先進国株全体の指数であるMSCI(モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル)コクサイ・インデックスのETF。2位は先進国株全体の指数であるMSCIワールド・インデックスのETFだった。

ここですね?

「1本で世界中の株式に投資する効果がある」のが魅力のようだ。

これは取材時に自分が言った発言だと思います

ここでですが記者さんに質問されて非常に答えるのに躊躇したひとつの問題がありました。記事としては登場していませんが・・・。
取材時にBGI(バークレイズ)が日本に外国株式のETF(MSCIコクサイあたり)の重複上場を計画していて現在、断念している状況なことに出来高がないことの流動性、指数に対してのトラックングエラーの問題があることがわかりました

国内ETFの販売手数料や信託報酬は低いが、逆に「実入りが少ないため証券会社が顧客に勧めたがらない」という。「十分な取引が見込めないと、日本でETFを上場させられない」(バークレイズ・グローバル・インベスターズの関塚健太郎iシェアーズ営業総責任者)という声もあり、悪循環に陥る恐れもありそうだ。

この部分がそうでしょう?
記者さんが自分に「もしも指数とのトラッキングエラーの大きいETFが上場しても個人投資家としては歓迎できるのでしょうか?」との問いに自分は返答に少し時間がかかりました

「それはあまり良くないですね・・・」と答えたような気がします



あ・・・出勤時間です(続きはまた今度)

日経ヴェリタス「ETF、不振の理由」まとめ

みんなの意見が記事になりました

記者さんから完成した記事をいただいたのと日経ヴェリタスのトップページでもETFに記事が載っているので早速、自分のブログでも紹介しようと思ったんですけれど・・・

こんな時にかぎってFC2ブログが早朝からDBエラーが発生しましたなんて出てきて書き込み不能・・・(汗)
そして諦めかけていた頃に復活・・・もう出勤時間です。

詳しいことは次回に書きます。
購読者でないと最後まで読めませんが購読者の特典として私「とよぴ~」の本名が掲載されています。
一応、記者さんが取材時に確認をとって自分がOKしたのだから掲載されていて当たり前ですが知りたい人はどうぞ

本名はほったらかし状態のミクシィのマイミクの人だけしかネット上は知らないと思いますので知ったとしても見知らぬところでバラさないでください(笑)

それでは明日以降にいろいろ書き込みます。

日経ヴェリタス「ETF、不振の理由」まとめ

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