「2023パーソル クライマックスシリーズ パ」の記者会見で子どもが記者に挑戦!

パーソルグループは、2023年度パシフィック・リーグ公式戦のタイトルパートナーとして、「2023パーソル クライマックスシリーズ パ」の冠スポンサーを務めており、ファーストステージ前日の10月13日と、ファイナルステージの前日の10月17日に記者会見を行いました。また、今回は、特別企画として会見中に小学生を対象にした「子ども記者体験」も実施。各会見2人(計4人)の子どもが記者の仕事に挑戦しました。

「子ども記者体験」の実施について
パ・リーグには、選手以外にも運営スタッフやメディア関係者などさまざまな職業の方が関わっています。今回の記者体験を通して、パーソルグループは総合人材サービスグループとして、はたらくすべての人を応援していることを多くの方に伝えるとともに、子どもたちには、記者会見の現場を体験することで、パ・リーグと関連する仕事がたくさんあることを知ってもらいたい、記者の仕事の面白さや難しさを体感し、世の中に情報を届ける仕事に興味を持ってもらいたい、という想いで実施しました。

「2023パーソル クライマックスシリーズ パ」のファーストステージを戦ったのは、今季のシーズン2位の千葉ロッテマリーンズと、3位の福岡ソフトバンクホークス。この勝者となった千葉ロッテマリーンズがファイナルステージに進出し、レギュラーシーズンの覇者であるオリックス・バファローズと日本シリーズへの進出権をかけて戦いました。

本記事では、記者会見当日の様子を「子ども記者体験」を中心にお届けします。

当日の様子

13日に「子ども記者体験」で記者役に挑戦したのは、下稲葉 耕星さん(小学6年生)と成島 悠仁さん(小学3年生)、17日は、小寺 美心さん(小学5年生)と後藤 大和さん(小学2年生)です。

両日とも子ども記者たちは、記者会見が始まる約2時間前に会場に集合!その後、会見場となる部屋の下見や、控室で進行の確認、事前に用意してきた質問の読み上げの練習などを行いました。

目次

13日 ファーストステージ記者会見 会場:ZOZOマリンスタジアム

●記者会見のスタート前 ~子ども記者の控室で~
下稲葉さんと成島さん2人の表情はとても柔らかく、控室は穏やかな雰囲気。会見前の気持ちや会見場に入ってみた感想などを聞いてみると、下稲葉さんは「緊張はしていません。貴重な体験なので、いろいろなところを見て、いろいろな人たちの仕事を見たいと思います!」と快活に回答。成島さんは「来れてうれしい!会場が思ったより大きいと思った。今日は特別な体験なので、大きな声で、選手や監督に質問したいです!」と元気に話してくれました。

控え室で本番の進行の説明を受ける成島さん(左)と下稲葉さん(右)
監督や選手への質問が書かれた成島さんの手書きのメモ。準備万端です!

●記者会見スタート ~会見場で~
子ども記者2人はいち早く会見場入り。その後続々と記者たちが入室し、開始時間になると、千葉ロッテマリーンズの吉井 理人監督と中村 奨吾キャプテン、福岡ソフトバンクホークスの藤本 博史監督と今宮 健太選手会長、パーソルホールディングス株式会社 執行役員 CSOの峯尾 太郎が登壇。会見がスタートしました。

まずは峯尾による冒頭の挨拶が行われ、続いて各球団の監督と選手から意気込みなどが語られると、次はいよいよ質疑応答の時間です。子ども記者2人と監督や選手との質疑応答をご紹介します。

下稲葉さん

藤本監督に質問です。
シーズンを通して、監督が選手の個性を生かして強いチームにするためにまとめてきたと思います。明日から始まる短期決戦で選手たちの個性が発揮できるように意識していることはありますか?

藤本監督

レギュラーシーズンと違って、短期決戦になるので、より明るく選手を盛り上げていきたいと思います。

下稲葉さん

今宮選手に質問です。
明日からの試合は、短期決戦でシーズンの試合とは違う戦いになると思うのですが、ここぞというときに力を出し切るためにはどうしたらいいですか?

今宮選手

負けられない戦いが短期決戦。緊張だったりはあるとは思うのですが、割り切って、思い切って、攻めてやっていくしかないと思うので、緊張を自分で認めて、明日からやっていきたいと思います。

成島さん

吉井監督に質問です。
明日からの試合は負けられない戦いが続くと思います。試合前はチームの選手たちにどんな声がけをしますか?

吉井監督

やれることは決まっているので、選手たちには自分たちのできることに集中してやってください、とお話しします。

成島さん

中村選手に質問です。
チームの雰囲気を良くするために心がけていることはありますか?

中村選手

落とせない試合が続くので、選手全員で盛り上げて、元気を出して、明るくチームの雰囲気を良くしていけたらいいと思っています。

2人とも多くの記者たちの前で堂々と監督や選手に質問ができました。

●記者会見後 ~感想~
記者の仕事を体験してみての感想を聞いてみました。
将来、実況者や解説者を目指しているという下稲葉さんは、「質問する人、カメラで写真を撮る人と、それぞれ役割分担があって、今日の体験を通して、一つの実況や解説でも、事前の準備やいろんな人との連携でできていることを知りました。将来の仕事に活かしたいです」と話してくれました。また、プロ野球選手になることが夢だという成島さんは「記者を実際にやってみて、楽しいし、難しいし、面白いと思った。将来の仕事の選択肢を増やすきっかけになった」とコメントをくれました。

17日 ファイナルステージ記者会見 会場:京セラドーム大阪

●記者会見のスタート前 ~子ども記者の控室で~
17日の舞台は大阪。この日子ども記者を担当する小寺さんと後藤さんはともに緊張している様子で、後藤さんは「緊張する……、言葉が出てこない。どうしよう」と話しながら、周囲の大人たちとおしゃべりをして気を紛らわせる場面も。小寺さんは「選手がどれくらい体が大きいのか想像がつかないから楽しみ。昨日も質問する内容を読んで練習したから大丈夫だと思う!」と意気込みを語ってくれました。

監督や選手への質問が書かれた小寺さんのメモ。バインダーに挟みスタンバイ完了!
スタッフ(左)と本番の進行を確認する小寺さん(中)と後藤さん(右)

●記者会見スタート ~会見場~
2人が会見場に入ったあと、記者陣が入室。そして、オリックス・バファローズの中嶋 聡監督と杉本 裕太郎選手会長、パーソルホールディングス 代表取締役社長 CEOの和田 孝雄が登壇し、会見がスタートしました。

和田による冒頭の挨拶、中嶋監督と杉本選手による意気込みなどのスピーチのあと、質疑応答がスタート。子ども記者2人と監督や選手との質疑応答をご紹介します。

小寺さん

中嶋監督に質問です。
明日から始まるパーソル クライマックスシリーズ パで、中嶋監督が選手たちに一番大切にしてほしいことを教えてください。

中嶋監督

最後まであきらめない、そういう戦いをしたいと思いますし、楽しい野球をファンに見せられるように選手に伝えたいと思います。

小寺さん

杉本選手に質問です。
いつもSNSで、選手の方々の円陣動画や練習風景の画像、試合前のエネルギー補給の様子、チームメイトとの仲の良い写真を見ています。パーソル クライマックスシリーズ パに向けて、チームワークを発揮するために心がけていることはありますか?

杉本選手

監督・コーチからいつも、楽しくわいわい行こうぜと言われているので、その気持ちと雰囲気を大事にしていきたいと思っています。

後藤さん

中嶋監督に質問です。
ぼくは山本 由伸選手のファンです。中嶋監督は、山本選手にパーソル クライマックスシリーズ パでどんな活躍を期待しますか?

中嶋監督

投げる日のときに、しっかり抑えて、絶対に勝ってほしいと思っています。

後藤さん

杉本選手に質問です。
パーソル クライマックスシリーズ パを戦う選手たちの姿を見て、プロ野球選手になりたいと思う人も多いと思います。ぼくもその一人です。これから始まるファイナルステージで100%の力を出すために気を付けることはなんですか?

杉本選手

結果を出したいと思いすぎて力んでしまうことがたまにあるので、いつも通りのびのびやっていけたらいいなと思います。

緊張しながらも2人ともしっかり監督や選手に質問ができました。この質疑応答の間、和田は常にニコニコと笑顔。その子どもたちを見守る姿も印象的でした。

●記者会見後 ~感想~
記者の仕事を体験してみての感想を聞いてみました。
小寺さんは「選手が思ったよりも大きくて優しかった!ちゃんと答えてもらえてうれしかった。またやってみたい。今日は興奮して眠れないと思う!」とコメント。野球選手になるのが夢という後藤さんは「こんなに近いところで会えると思わなかった。うれしかった!自分の夢に向かって頑張ろうと思えた」と、話してくれました。

こうして、「2023パーソル クライマックスシリーズ パ」のファーストステージとファイナルステージの前日記者会見は終了し、「子ども記者体験」も幕を閉じました。
子ども記者の保護者の方からは、「このような体験ができてともて良かった」「子どもにとって貴重な時間になったと思う」「参加してよかった」といった声もあり、子どものみならず、保護者の方にとっても思い出深い時間となったようです。

<記念撮影>

ファーストステージでの記念撮影
ファイナルステージでの記念撮影

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