脳について(その2):闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活:SSブログ
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関節とかが動かしにくいは「筋肉が楽に弛緩しない」からですよ。 [脳について(その2)]

 関節とかが動かしにくいは「筋肉が楽に弛緩しない」からですよ。
 ストレッチをおこなう時の最大抵抗は「弛緩しない筋肉」です。
 関節を動かす時も関係する筋肉がタイミングよく弛緩すればよいのです。
 ところで、筋肉は収縮しかできないのです。
 では、どうすれば弛緩するのか。それは運動神経系興奮ニューロンが興奮状態にならないようにしてやることです。
 興奮ニューロンが興奮状態解除は基本的には運動神経系抑制ニューロンから抑制性神経伝達物質が放出されることによっておこなわれますが・・。
 われわれみたいな感覚麻痺ではこの抑制ニューロンが働いていないのです。
 痙縮とかの重症状態の様子と破傷風の重症状態の様子がよく似ているのです。
 ただ、ともに抑制ニューロンが働いていないと考える説明がつくのです。
 なので抑制ニューロンが働いていない前提で筋肉が楽に弛緩できるようにリハビリをおこなう必要があるのです。
 筋肉が楽に弛緩できると健常者風歩行も夢ではないですよ。
 股関節も動かせますよ。
 尖足にもならないですよ。
 ただ、感覚麻痺なので動作の正確性には欠けます。
 このことをうまく誤魔化しながら興奮ニューロンが興奮状態のままにならないようにリハビリをしようね。
 筋肉の名称を覚える前に筋肉が楽に弛緩できるようにするためにはどの様な対策が必要かを考えられる方が大切だと思うのですけどね。
 破傷風菌毒素は運動神経系抑制ニューロンにのみ効果があってニューロンの働きをなくします。
 で、興奮ニューロンが興奮したままにね。
 痙縮も興奮ニューロンが興奮状態が興奮したままです。

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脳卒中の病変部位は脳ですよ。脳全体でというような時は死んでいるのです。脳の一部だけだから生き延びたのですよ。 [脳について(その2)]

 脳卒中の病変部位は脳ですよ。
 脳全体でというような時は死んでいるのです。
 脳の一部だけだから生き延びたのですよ。
 ただ、その部位が司る働きが失われたことになります。
 だから、脳の自家修復ができる範囲で回復の可能性があるのですけどね。
 脳の回復には非常に長時間が必要です。
 なのでできるだけ発症直前の状態を維持できるとよいですが・・。
 脳が回復する前に使いものにならないような状態にしないことが必要です。
 嚥下障害で謝って喉に食べ物を落としてしまうようなこともですね。
 手足では廃用症候群にしない、痙縮状態にしないとかですね。
 ボトックス療法の対象にならないようにです。
 感覚麻痺の場合が痙縮になりやすいようなので注意しようね。
 手足等の筋肉は「弛緩」ができるというのが必須条件ですよ。
 弛緩できると次の収縮ができるからです。
 一度、収縮して弛緩してない場合はほぼ使いようがないですよ。
 弛緩と収縮を繰り返すことで役に立つのですが、感覚麻痺では弛緩できなくなるということが起こりやすいので意識してストレッチをしようね。
 「他動での関節可動域確保動作」です。
 これがらくな外力でできるように意識してリハビリをしていても関節を動かしにくくなって行く場合があるので要注意ね。
 病変部位は脳なので脳が回復できるまで辛抱しようね。

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最近なぜかコンタクトレンズの落ち着きが悪いです。 [脳について(その2)]

 最近なぜかコンタクトレンズの落ち着きが悪いです。
 涙も出ますが、「浮く」という感じの時があるのです。
 一気に見えにくくなりますというか見えない。
 これも感覚の回復によると思うのですが一気に進んでくれないですね。
 この問題は神経幹細胞を使った再生医療でも起こりますよ。
 網膜の再生医療みたいに網膜を作ってから貼り付けとは違うのです。
 幹細胞がバラバラと所定のところに落ち着いてからバラバラと樹状突起を伸ばすことになりますからね。
 網膜は完成させてからですね。
 心臓の再生医療も結構作り上げてから心臓に貼り付けますね。
 脳はこのようなことができないです。
 点滴ですと本当に所定の場所に届いているのかわからないですよ。
 骨髄幹細胞みたいに血管から外にできるとができるかどうかとかね。
 それも所望のところでね。
 もう、残存の神経細胞やこの近辺にもとからある幹細胞に期待しようね。
 なので、病変部位が大きすぎると・・。
 大きすぎるは死んでしまうかもね。
 なので生き延びた私は樹状突起を伸ばしてくれているのかな。
 それで問題が起こったりね。
 脳の再生医療はよほどの新技術が開発されるまでは気休めかもね。

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脳卒中感覚麻痺の方、感覚の戻り具合はいかがですか。 [脳について(その2)]

 脳卒中感覚麻痺の方、感覚の戻り具合はいかがですか。
 ここ数ヶ月瞼のコンタクトレンズ異物感で涙が出すぎて鼻水が多くなりました。
 で、最近になって穏やかになったのか涙が少し減ったようです。
 ドライアイにはならないですね。
 手足の筋肉感覚も少し戻ったようなのですが、つっぱったりして血圧上昇の憂き目も。歩行も快調と歩きにくいが入り荒れています。
 ちゃんと健常者風で感覚の再開した部分を躾ける必要がありますね。
 高齢ですので、下手な癖を付けてしまうと修正が困難ですからね。
 前にも投稿したように感覚のなかったリハビリ病院の時が懐かしいです。
 人間の動作は感覚があっての動作です。
 ですから、感覚の回復は喜ばしいはずですが、発症前に戻るのではなく新規なのでしつけが重要です。
 残念なことに樹状突起による回復と考えられるのです。
 軸索は中枢神経系では伸長しないのでね。
 それでも、感覚がないよりマシなのですね。
 樹状突起伸長には適切適度な刺激を脳に与えましょう。
 できれば、楽な力で関節可動域一杯の動作がよいと考えています。
 筋肉の感覚には筋紡錘と腱ゴルジ装置が動作地には重要と考えています。
 筋紡錘が筋肉の伸び具合です。
 腱ゴルジ装置が腱の引っ張られ具合から筋力推定です。
 感覚がないから高緊張になって陽性徴候等になりやすいのですよ。

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脳卒中感覚麻痺で感覚が少し戻ると。もどっても、不完全ですよ。 [脳について(その2)]

 脳卒中感覚麻痺で感覚が少し戻ると。
 もどっても、不完全ですよ。
 あとどのくらいで完全に戻るかは判らないしね。
 皮膚感覚で温感は健常側とずれています。
 どちらにずれるかは脳の気分次第かも。
 冷感の方にかな。
 人によって違うということです。
 痛覚は劇痛ですね。
 瞼は何年も悩まされています。
 そして、異物感があるので涙が派手にでいます。
 泣きほどではないですが・・。
 筋肉では筋紡錘と腱ゴルジ装置ですね。
 この情報で脳が筋力調節をしようとするので緊張亢進ね。
 無理したら痙縮一直線ですよ。
 俗にいう「暴れる」ですbね。
 暴れさせています。
 これが緊張抜きになるかもね。
 トレッドミルなんて機械の動きに足の動きを合わせるので高緊張になると考えられるので一度も使ったことがないです。
 それより、「車いす着座での両足活用ちょこちょこ歩行」の方がよっぽどよいですよ。
 脳での回復には適度な刺激がよいと考えられるのですが、痙縮みたいな状態ではこの状態での回復になるのではとね.ボトックス療法をしているとボトックス療法をしているのが普通と脳が思い込むかも。
 痙縮状態よりマシかもね。
 適切適度な刺激を脳に与えて回復を促進しようね。
 生き残りの神経細胞が樹状突起を伸ばして新しいネットワークを再構築することと考えています。

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視床出血後、左半身が完全麻痺、手足が完全に動かせなくなりました。 [脳について(その2)]

 視床出血後、左半身が完全麻痺、手足が完全に動かせなくなりました。
 そして、しばらくしてですが「他動での腕伸ばし、指伸ばし」を繰り返していると上肢が動かせるようにね。
 で、これ、視床出血の血腫とかで運動神経系の経路が圧迫されて動かせないのなら、血腫が吸収されて圧迫がなくなっていくと楽に動かせるようにというのですが・・。
 感覚情報がほとんど不要のような動作も徐々にぎこちなさが動かしにくくなっています。
 一番の問題は感覚情報がないからですよ。
 例えば、アイマスクをして見えない状態にした直後に歩けますか。
 この場合は手足の感覚は正常ですね。
 でも、歩けない。
 壁伝いとかですね。
 感覚情報が必要なのですよ。
 それと、今までメインにしていた感覚がないとすごく緊張しますね。
 この緊張は運動神経系興奮ニューロンで起こるのですよ。
 緊張するとか興奮ニューロンが興奮しすぎるということかな。
 で、興奮が解除されないが続くと痙縮にね。
 これは痙縮に対しておこなわれるボトックス療法の仕組みから考えられるのです。
 ボトックス療法の対象にならないように「他動による関節可動域確保動作」が継続してできるを維持しておくことですね。
 脳卒中感覚麻痺のリハビリは興奮ニューロンが興奮亢進にならないようにしながらおこなう必要があるのですよ。
 サボれば、神経系の関与が減っているので廃用症候群になってしまうし、頑張りすぎると痙縮だしね。
 皆さん、脳の状況に応じた適切適度のリハビリをしようね。
 脳の状況だよ、自分の意思ではないですよ。

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少しずつの感覚の回復。中途半端な回復ですね。 [脳について(その2)]

 少しずつの感覚の回復。
 中途半端な回復ですね。
 昨日もコンタクトレンズ装着時にトラブりましたよ。
 一昨日は順調だったのにね。
 感覚が一部回復する度に「筋力調節の更新」に脳が挑戦しよるからです。
 どういうことかというと、脳が筋肉に収縮命令を出したとすると筋肉は収縮しますね。
 その時、どのぐらい収縮したのかどのくらいの力を発揮したのかなどを筋肉の感覚器官から脳に送り返されるのです。
 そのとき、皮膚感覚など情報も合わせてね。
 で、命令通りだったかとか判断して一旦弛緩させた後収縮命令を出し直すというようなのを繰り返すのですよ。
 この度に震えが起こります。
 が、歩行中では体重が重いので判りにくいですが、コンタクトレンズ装着時に載せるレンズは軽すぎますね。
 腕や指の震えでレンズが大きく震えることにね。
 この震えるのが大きいというのは感覚が回復したときですよ。
 脳が新しい状況に合わせようと収縮と弛緩を派手に繰り返すからです。
 何時間か間を開けるとある程度穏やかになるので気合い一発装着に挑戦ね。
 瞼の感覚も回復してきているのですが、「だらだら」とで涙が出続けています。
 レンズは異物なので慣れてほしいのですが回復がある度に「異物感」が強くなるのでね。
 最近になってある程度穏やかになってきたのか世間を見やすくなるときがあります。
 不思議なことに麻痺側だけではなく、健常側もね。
 感じやすいところなので投稿していますが、全身で起こっていることではと考えています。
 脳卒中直後は脳が「おさえている」感じもあります。
 落ち着いてきて脳の残存機能が使えるようになると結構動作とかはできるようになるみたいです。が、残存機能が使えるようにとかなるまでに廃用症候群にしてしまっては駄目ですよ。
 運動神経系興奮ニューロンを過興奮にしてしまったら駄目ですよ。
 「楽な外力による関節可動域確保動作」が継続してできるようなリハビリをして、脳の残存機能の回復、そして、脳の回復を待とうね。

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脳の可塑性から思うこと。 [脳について(その2)]

 脳の可塑性から思うこと。
 脳は損傷してもその部位が小さければ周りの生き残りの神経細胞などの働きよって失われた機能を取り戻すというのです。
 隠れ脳梗塞などは損傷部位が小さすぎて表面化せず周りの神経細胞ですぐに機能が補われる場合かな。
 我々は損傷部位が大きすぎて長時間が経過しても機能が補われない方かな。
 再生医療ですが、H大学の頭蓋骨に穴を開けての方に期待はしていますが、心臓や網膜みたいに部位に直接ではないので・・。
 更に中枢神経系では軸索が伸長しないということもね。
 ところで、発症後感覚がなくなっていたのが非常にゆっくりですが回復してきたみたいなのがありますね。
 皮膚感覚などでね。
 これは損傷部位を飛ばして樹状突起の伸長で再接続に成功したのではとね。
 「感覚が戻る」理由はこれぐらいしかないですね。
 この樹状突起の伸長を促進するのが刺激を与えるということかな。
 当然、筋肉についてもね。
 筋肉についての刺激は収縮と弛緩の繰り返しですね。
 「弛緩」ですよ。
 「他動による関節可動域確保動作」ですね。
 樹状突起は細胞膜でできています。
 細胞膜は脂肪酸が主成分ですが、必須不飽和脂肪酸が必要なのです。
 有名なのが「子供の脳にDHA」ですね。
 これ、ω3系不飽和脂肪酸です。
 他にω6系、リノール酸ね。ω9系もあります。
 この3つそろうのが「アマニ油」ですが、これらは光線に弱いので暗冷所に保存しようね。
 ですから、青魚と大豆(納豆)などがよろしいかも。
 一応「サプリ」としても販売されていますが・・。
 青魚、高くなってきていますね。
 「サプリ」は食品です。
 食中毒に注意しようね。
 紅麹の問題は異物混入の食中毒と考えたらと思います。

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脳卒中感覚麻痺の時に失われている可能性のある感覚について思うこと。 [脳について(その2)]

 脳卒中感覚麻痺の時に失われている可能性のある感覚について思うこと。
 ところで、感覚には「深部感覚」というのもあるのです。
 「普段は気にとめていなくて感覚があるとは思っていないけど大切な感覚」というものです。
 普通の動作時に筋肉の収縮についての感覚もこれにあたると考えられるのですね。
 直腸などでも便についてはでそうになってから感じますね。
 膀胱もかな。
 体中に感覚神経が張り巡らされています。
 痛覚のない臓器とかあるようですが、筋肉にはしっかりとありますよ。
 「筋紡錘」と「腱ゴルジ装置」の二つが他の臓器よりプラスであります。
 脳卒中での損傷部位によりますがこれらの筋肉の感覚も失われるのです。
 これで「動作麻痺」にですよ。
 筋肉はどの程度伸びているのかということは非常に大切な情報です。
 筋紡錘からの情報を一番大切に使っているのですよ。
 これがなくなると、非常に「アバウト」になって緊張しますよ。
 筋ゴルジ装置からの筋力情報は他からは得られません。
 脳にとっては筋肉の状態が判らないのですよ。
 だから、高緊張になっていくのですよ。
 生きていく上で「感覚」が非常に大切なのです。
 発症後におしめをすることが多いのは大腸、直腸、肛門などの感覚が失われていることが多いからです。
 感覚麻痺は皮膚感覚が失われるだけではないのですよ。
 喉関係の感覚がなくなると嚥下障害や発声の障害などがでる可能性が非常に高いのですね。
 単に「皮膚感覚がなくなった」だけなどと思わないようにしよう。

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昨日投稿の「・・筋肉に弛緩命令・・」は運動神経系抑制ニューロンを通じてです。 [脳について(その2)]

 昨日投稿の「・・筋肉に弛緩命令・・」は運動神経系抑制ニューロンを通じてです。
 神経系は興奮ニューロンと抑制ニューロンのセットで働いています。
 ボトックスに使われるボツリヌス菌毒素は運動神経系興奮ニューロンに対して作用します。
 それも神経終末に局在してね。
 破傷風菌毒素は運動神経系抑制ニューロンに入り込みます。
 そして、神経細胞体の方にも移動するというのです。
 破傷風菌毒素で抑制ニューロンが働かなくなると棒足尖足、屈曲腕などの状態になっていきます。
 この病態から脳卒中後、抑制ニューロンが働いていないと考えられるのです。
 そして、抑制ニューロンが働いていない前提で動作を、リハビリをおこなうと棒足尖足や屈曲腕とかになりにくくなります。
 だから、過剰にリハビリをおこなうから陽性徴候とかになったとかいうのですよ。
 不思議なのは「ボツリヌス菌毒素と破傷風菌毒素の関係」などね。
 どうして、このような毒素を作り出し菌、生物が現れたのか。
 ともに地球上最強の部類の毒素なのか。
 1gあると100万人殺せるというのです。
 ボトックス療法ではこの最強毒素を使っているのです。
 もし、抑制ニューロンが興奮し続けて、抑制性神経伝達物質を興奮ニューロンに対して出し続けるとどうなるのか。
 興奮ニューロンが常に興奮できなくなります。
 神経系が働けなくなるので抑制ニューロンは興奮したらすぐ興奮が自動的に解除されるようです。
 では、どのようにして興奮するのか、これは問題ですね。
 運動神経系抑制ニューロンでは筋肉や皮膚などの感覚情報と意思等を総合的にのが判断してでしょうね。
 「感覚」ということが重要なのでしょう。
 脳卒中後感覚麻痺では感覚がないですから抑制ニューロンが働かないかな、
 だから、興奮ニューロンが興奮したままにかな。

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