先日この記事を読んで、
自民 茂木幹事長 “『ゼロコロナ』は中国と北朝鮮と立民だけ” | NHK | 新型コロナウイルス
いや、立憲民主党は今ではゼロコロナ政策を掲げてないはずと思って、党の公式サイトを見に行ったら、トップページから1クリックで飛べる『新型コロナウイルス感染症に関する取り組み』のページのタイトルが、普通に『立件民主党のzeroコロナ戦略』となっていて驚きました。
しかも、zeroコロナ戦略というタイトルのページには最終更新日が2021年6月10日で、withコロナは経済低迷が続くから、経済活動をもとに戻すためにも台湾・オーストラリア・ニュージーランドをモデルにしてzeroコロナ戦略を取ると書いてあります。
これは相当ヤバい。
皆さんご存じの通り、台湾・オーストラリア・ニュージーランドは現時点ではどの国もゼロコロナ政策は掲げてません。
そして、WHOはつい先日の5月10日に、中国の専門家に対しゼロコロナ政策(zero covid strategy)は持続可能性がないと指摘したと言及しています。
さらに、中国でのゼロコロナ政策によって中国経済の失速ははっきり見えてきています。
中国ゼロコロナ、景気直撃 マイナス成長懸念も: 日本経済新聞
この状況で、立憲民主党がWebページを更新しないでゼロコロナ政策を維持しているのは相当ヤバいです。
そもそも、立憲民主党のゼロコロナ政策は当時の菅政権のウィズコロナ政策と差別化のためにやり始めたものです。それが、菅さんの退陣が決まり、昨年9月段階でいったん封印する話になっていたはず。
立憲「ゼロコロナ」見直し論 名称「誤解招く」、封印の方向:朝日新聞デジタル
なのに、Webページでは、すっごく分かりやすくゼロコロナ政策を引き続き掲げているように見える。
ただでさえ、今年の夏の参院選では、外交・安全保障の観点で与党有利です。
こういうくだらないところで揚げ足を取られている状況ではないので、一支持者としては、参院選のためにも、立憲民主党には早くゼロコロナ政策をWebページから取り下げてほしいところです。
ちなみに、代表の泉健太さんがこんなことを書いていますが、
茂木幹事長には、正しい情報が集まらないのでしょうか…。
— 泉健太🌎立憲民主党代表|衆議院議員 (@izmkenta) 2022年5月15日
立憲と台湾は基本的に同じゼロコロナ政策。よってオミクロン株の国内流入以降は変更しています。
なので中国や北朝鮮とは全く違うのですが。自民党幹事長の情報収集力が心配です。
https://t.co/8i2JpY4sCX
台湾政府は、全面ゼロではなく、「重症患者ゼロ」を新しい台湾モデルとして掲げています。
面對Omicron變異株以輕症,甚至無症狀為主的快速傳播模式,台灣的防疫策略,應該持續以「減災」為目標,而非全面的清零;更不是放任病毒肆虐式的「與病毒共存」,而是有效的疫情控管。
我們現階段所設定的目標,就是「重症求清零、有效管控輕症」。我們的「新台灣模式」,就是透過積極防疫、穩健開放,兼顧國家經濟發展與國民正常生活。