「年収1000万円弱、浪費癖のある大学教員。夫は年収1500万円以上だが甘えたくない。どう資産形成したらいいか?」 - 斗比主閲子の姑日記

斗比主閲子の姑日記

姑に子どもを預けられるまでの経緯を書くつもりでBlogを初めたら、解説記事ばかりになっていました。ハンドルネーム・トップ画像は友人から頂いたものです。※一般向けの内容ではありません。

「年収1000万円弱、浪費癖のある大学教員。夫は年収1500万円以上だが甘えたくない。どう資産形成したらいいか?」

今日も一人小町(一人で発言小町みたいな回答をするもの。基本要望に応じた反応をする)です。今日は世帯年収2500万円のパワーカップルの資産形成。

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Q. 年収1000万円弱、浪費癖のある大学教員。夫は年収1500万円以上だが甘えたくない。どう資産形成したらいいか?

斗比主閲子様

初めまして、いつも楽しくブログ拝見しております。資産形成のご相談をしたく、メール差し上げました。

【スペック】

年齢:アラフォー
性別:女
職業:国立大学教員(常勤)
年収:1000万円弱
家族構成:夫、子一人(今年出産予定)
住居:賃貸

【ご相談】

恥ずかしながら浪費癖があり、貯金ゼロでここまで生きてきてしまいました。妊娠を機に、資産形成を考えたいと思っています。

夫は民間企業勤めです。年収・貯金は正確には把握していませんが、年収1500万円以上、貯金1000万円以上でその他に投資もしているようです。現状は夫婦円満ですが、夫の資産に甘えてしまっているのは不健全なので、改善したいです。

夫の方はわかりませんが、私は、仕事が好きなので定年まで勤める予定です。浪費癖を治すのが最優先ではあるのですが、その上で、安定性の高い職業についている利点を活かして、資産形成したいと思います。

まずは生活防衛資金の確保(100~200万円程度?)、次に、共済積立や積立NISA、iDeCoかなと考えているのですが、もしtopisyu様が私の立場でしたら、どのように資産形成されるか、アドバイス頂けないでしょうか。どうぞよろしくお願いいたします。

一読者より

A. 口座を分ける、カードを減らす、浪費の原因を考える、マネーフォワードを利用する、フルに投資をする

国立大学教員で1000万円弱ということは、准教授以上ということですね。今回はお金のこと限定ですが、どのような研究をされているのかは機会があれば教えてもらいたいものです。

それで、今回は私が同じ立場だったらどうするという話です。

まず、1000万円弱の年収があるにも関わらず浪費癖があるということで、できるだけお金を使わないような仕組み作りをするはずです。簡単なのは、給与の振込口座を二つに分けるやつですね。生活用と投資用とで物理的に別れていると、全部使おうという気持ちになりにくい。

次に、保有しているクレジットカードの枚数を減らします。特に会員費が有料のゴールドカードは解約します。大体、有料のカードを契約していると、ポイントとか見栄とかで、余計な買い物をしがちなので。

そして、浪費をしたい原因を考えます。買っているときが楽しいのか、買ったものを周囲に置いているのが楽しいのか、人に見せるのが楽しいのかなどなど、なぜ買わないと満足しないのか、他の方法で満足することはできないのかを細分化して考えます。

マネーフォワードへの口座の登録は必須ですね。何にどれだけお金を使っているかを見える化するのは大事。太っている人が痩せるためにレコーディングをするのと同じ。

そして、ある程度のお金、例えば1000万円弱の年収水準なら、年200万円以上あまりそうなら、ここは人によって考え方は違うでしょうが、私ならiDeCoやNISA含めて全額投資をするはずです。

なぜそこまでリスクを取ろうとするかというと、第一に、本人が大学教員だからです。国立大学で教授?まで辿り着いていたらもう安泰でしょう。第二に、結婚していて配偶者も高収入だということ。これだけ揃っているなら、いざというときのための生活防衛資金は不要でしょう。投資をしていても別にゼロになるわけじゃないですしね。

私の感覚だと、家族構成・夫婦の年収を考えれば、年300万円は本来的には貯金できるはずです。ある程度目標を立てながら(x年後にいくらぐらいになると嬉しい)、徐々にお金の習慣を変えていくのがいいと思います。

以上、今日はこんなところです。

これを読まれたみなさんも、どうぞetsuko.topisyu@gmail.comまで、ブログにそのまま掲載してもよい、ほっこりエピソードをご気軽に送ってください。私が一言コメントを付けてブログに掲載します。

なお、投稿にフェイクを入れるのは確認で時間がかかるので、ご自身でするか、私に全面的にお任せする形でお願いします。また、どんな方向でコメントをしてほしいかも書いてくれたら、期待に応えるようにします。罵ってほしい、褒め称えてほしい、傾聴してほしい、何でもOKです。

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