「家内と暮らし方の意見相違に困っています。女性視点での解決策を教えてほしい」 - 斗比主閲子の姑日記

斗比主閲子の姑日記

姑に子どもを預けられるまでの経緯を書くつもりでBlogを初めたら、解説記事ばかりになっていました。ハンドルネーム・トップ画像は友人から頂いたものです。※一般向けの内容ではありません。

「家内と暮らし方の意見相違に困っています。女性視点での解決策を教えてほしい」

今日も一人小町です。50代男性が家のスペースの使い方でパートナーさんと揉めているというモヤモヤ。

f:id:topisyu:20180701221015p:plain

Q. 家内と暮らし方の意見相違に困っています。女性視点での解決策を教えてほしい

斗比主閲子さま

はじめてお便りさせていただきます。いつもブログは拝見させていただいています。

当方50代の男性・会社員です。家内との暮らし方に関しての意見相違に困っているのでご相談させてください。 

現在、自己所有の3LDKのマンションで40代の家内とネコ4匹とで暮らしています。子供はいません。家内とは初婚ですが、婚期が遅かったということもあり、今年で結婚して12年目です。家内は国家資格職で現在は企業とのフリーランス契約で主に在宅で仕事をしております。

私も家内も年収は1,000万以上あり、日々の生活に不自由することはありません。家計はマンションのローン支払いや水道光熱費はすべて私が負担しており、食費のみそれぞれが食材を自分で買い物して負担するようにしています。

家事分担については料理、洗濯は私も家内もそれぞれ手が空いている方がやるという暗黙の了解ができており、最近はテレワークでの在宅勤務が多い私のほうが夕食の準備をする機会が多いです。 

そんな家内と最近暮らし方を巡り口論が絶えなくなってしまいました。

原因としては3LDKのうち2部屋が私の趣味の書籍やフィギアで埋まっており、リビングも3分の1くらいは私の書籍が占めているためです。家内は寝室を一人で占有してはいるのですが、仕事はリビングの一角にあるテーブルでしているため、仕事のスペースが少ないことがストレスになっているようです。

家内は2年前に大病をしたこともあり、シンプルな暮らしにこだわるようになり、その観点からも荷物にあふれた家が我慢できないようです。彼女からは私の荷物が占有している2部屋のどちらかの荷物をすべて捨てることを求められて、それができないならば別居もしくは離婚も辞さないとまで告げられました。

たしかに私の荷物は普段はほとんど使われることもないので、彼女の言っていることは正論ではあるのですが、その一方で家賃を含め生活にかかる費用はほとんど自分が負担しているのに、その使い方を非難されているようで納得できない部分があります。外部にレンタル倉庫を借りることもこれだけの荷物を収納するとなるとかなりの金額となるので躊躇されます。 

女性視点でこのような場合の解決策が他にないか、ご助言をいただければ幸いです。

以上、よろしくお願いいたします。

一読者より

A. 休日の昼に公園で美味しいパンを食べながらどのような生活をしたいかを話しましょう

50代男性からの相談は珍しいです。新鮮でありがたいです。

それで、モヤモヤへの回答は、家のスペースの使い方で揉めている解決策を女性視点でアドバイスしてほしいというものです。あえて"女性視点で"としているのが面白い。

ご要望にお応えして女性視点に立つとすれば、パートナーさんが、

家内は2年前に大病をしたこともあり、シンプルな暮らしにこだわるようになり、その観点からも荷物にあふれた家が我慢できないようです。彼女からは私の荷物が占有している2部屋のどちらかの荷物をすべて捨てることを求められて、それができないならば別居もしくは離婚も辞さないとまで告げられました。

このように考えていることを徹底的に聞くのが解決策としてお勧めです。はい、会話です。

例えばそうですね、休日の天気の良い昼間に公園に行き、美味しいパンを食べながら、「これからの夫婦生活をどうしていこうか」と気軽に話して、パートナーさんの考えていることを何も否定しないで聞いてみるのがいい。

Vegan  sandwich

※野菜のたくさん入ったライ麦パンサンドイッチを持って行こう!

大病からのシンプルライフということですが、その理路をパートナーさんから聞いたことがあるでしょうか。例えば、自分の死後に余計なものを残したくないということ(終活的なもの)を意識しているのか、はたまた、何か違う要因があるか。

荷物があふれた状態が耐えられなくなったのが最近だとして、本人からは何らかのアラートが出ていなかったでしょうか。コロナ禍で在宅が増えたことは影響していないでしょうか。

急に爆発する人も世の中にはいますが、大体は少し前から本人からは危険信号が発信されているものです。それが離婚するような限界までこないと対応を考えていないとすれば、相手の危険信号が分かりにくいか、自分が危険信号を察知する感度が鈍いかのどちらかもしくは両方です。

いずれにせよ夫婦でどのような生活を理想とするのかを擦り合わせる、気軽に話す状況が少なかったのではないかと思われます。

というわけで、解決策としては、落ち着いた雰囲気で相手の話を聞くということになります。相手の身体をマッサージしながら話すのもいいですね。

個人的にはホワイトボードを利用した議論も推奨したいところですが、これは女性視点での解決策どころか、男性視点での解決策としても一般的なものではないため、今回は詳細を省きます。

今日はこんなところでしょうか。

これを読まれたみなさんも、どうぞetsuko.topisyu@gmail.comまで、ブログにそのまま掲載してもよい、ほっこりエピソードをご気軽に送ってください。私が一言コメントを付けてブログに掲載します。

なお、投稿にフェイクを入れるのは確認で時間がかかるので、ご自身でするか、私に全面的にお任せする形でお願いします。また、どんな方向でコメントをしてほしいかも書いてくれたら、期待に応えるようにします。罵ってほしい、褒め称えてほしい、傾聴してほしい、何でもOKです。

Twitterもやっているので、

ブログの関連Tweetとかを読みたければフォローしてやってください。