交通事故死絡みで被害者遺族がコメントをしているのを最近2件見かけました。
「最愛の2人失い ただただ涙」池袋の母子死亡事故 夫が会見 | NHKニュース
園児2人死亡事故 遺族がコメント(全文) | NHKニュース
被害者遺族が何かを表現することを他人がどうのこうのできるものではありませんから、会見であったり、報道に対して何らかの情報提供をしたりするのは、私がとやかく言うことではありません。中身は特に興味を覚えませんが、それは他の表現と同様です。私が興味がない表現はたくさんある。
ただ、例えば、2つ目の記事にあるように、
報道関係各位におかれましても、自宅周辺、近隣葬儀場等における取材・撮影等はお断り致します。
テレビや新聞などの報道関係者が被害者遺族のコメントを取りに行って、そのコメントを流すようなことは、好ましいと思っていません。視聴者のニーズがある(と思い込んでいる)から、マスコミはコメントを取りに行くのでしょうから、仮に、視聴者が興味を持っていないということが分かれば、マスコミもコメントを取りに行くのを止める可能性があります。少なくとも、私は遺族のコメントに興味関心を持っていないということをこの場で表明しておきます。
それと、以前から書いている通り、私は、加害者家族へのコメント取りも好ましくないと思っていて、加害者家族のコメントも興味がないことを合わせて表明しておきます。
週刊新潮が財務次官(58)の母親にインタビューして謝らせている - 斗比主閲子の姑日記
40代男性の母親に「本当に世間様をお騒がせして……」と言わせることを取材とする朝日新聞 - 斗比主閲子の姑日記
ある意味、選挙みたいなことで、すぐに変わるとは思えないけど、こういうことを何度も何度も表明し続けるのは大事なことだと考えているので、これからもしつこく何度も何度も書き続けるつもりです。