『きのう何食べた?』の料理シーンをすっ飛ばす人が私のパートナーで、『アカギ』の麻雀シーンをすっ飛ばす人が私です。
どういう話かというと、私が『きのう何食べた?』を読んでいるときに「『きのう何食べた』で登場する料理は、作中でキャラクターが言っているけど、お年寄り向けのものが多いよね―」と呟いたら、パートナーが「へー、そうなんだ。料理シーンはすっ飛ばしてたから、知らなかった」と言ってきたわけです。
私がすかさず「え、料理シーンを読まないで『きのう何食べた?』が楽しめるの?」と質問したら、「あなたも麻雀シーンをすっ飛ばして『アカギ』読んでるでしょ。それと同じこと」とパートナーに指摘されました。
確かに、私は麻雀はできないものの『アカギ』に限らず麻雀マンガを楽しんで読んでます。将棋は分からないけど『ハチワンダイバー』は読んでいたし、囲碁は分からないけど『ヒカルの碁』も読んでました。ルールが分からずともストーリーを楽しむのは全然ありというのは我が身に置き換えれば当たり前のことなのに、料理というのが自分のかなり好きなジャンルだということで、パートナーが料理無しで『きのう何食べた?』を楽しんでいることが理解できなかった。
ちょっとしたやり取りですが、なかなか自分を客観視できるものではないなと思った次第です。 人生は何年経っても新しい発見があります。
※頭の中で料理の手順と味をシミュレーションしながら読んでます。海南チキンライス、作る。