ヒメアカネ キイトトンボ イチモンジセセリ イヌビワの実
湿原を取り巻く 草むらに ヒメアカネがいた
まだ黄色い 羽化後間もないオスのようだ
止まっている花のつぼみはヒヨドリバナか
成熟すると赤くなる国内最小の赤とんぼ(アカネ属)
成熟したヒメアカネについては → こちらを参照
トンボ目 トンボ科 アカネ属
ヒメアカネ Sympetrum parvulum 姫茜
東アジア・極東
北海道・本州・四国・九州
丘陵や低山地の湿原・休耕田 成虫出現期 7月~12月
19都道府県でRDBに記載
キイトトンボもまだ飛んでいた
イネ科の草に停まっていたのはイチモンジセセリ
幼虫はイネツトムシとも呼ばれる稲の葉を食害する害虫でもあります。
帰り道で見た イヌビワのまだ未熟な果実(イチジク状果)
なぜ和名に枇杷が付くのかわからないが、野生のイチジク
バラ目 クワ科 イチジク属
イヌビワ Ficus erecta 犬枇杷
本州関西以西・四国・九州・沖縄
落葉小喬木 9月~10月に熟す
食感も味もイチジクそっくりだがさほど甘くない
イヌビワコバチが花粉媒介する、共生関係
子供の頃 川岸によく生えており河原唐柿と呼んでいた
物のない時代で見つけたら食べる子もいたが、
しいて食べようとは思わなかった。 一応、味は知っている。
※唐柿(とうがき)はイチジクの古い別名、
岡山弁では今も使用 若者は知らないかも