アカハライモリ 今では希少種
高原のため池を覗くと
ぽっかりと 黒い影が浮かんできた、
アカハライモリだ
かつては ため池と言わず、用水路や野井戸や田んぼ周りの様々な水辺で見られた。
カエルとイモリは子供時代の遊び相手だった
イモリの黒焼きは惚れ薬だっていうのは江戸時代からの伝説、落語のネタだ
今でも民間薬として販売されているらしい 怪しげなものだが・・・
それほど身近な生き物だったということだろう
昔から単にイモリと呼ばれてきた
アカハライモリの生息地域には他種のイモリはいないそうだ
赤い腹が見える 黒い斑の赤い腹がアカハライモリの名前の由来
有尾目 イモリ科 イモリ属 アカハライモリ Cynops pyrrhogaster 赤腹井守
本州・四国・九州 日本固有種
繁殖法は体内受精
産卵は止水域 卵を一個づつ水草などに産み付ける
ふぐ毒と同じテトロドトキシンを皮膚粘液に持つ
環境省 準絶滅危惧
岡山県 準絶滅危惧 27都県でRDBに記載
※毒は少量なのでほぼ問題ないが
イモリを触った手で 目や口元などは擦らない方がいいだろう