2012年07月の記事 - 1ページ目 - 峠の山小屋Ⅱ

峠の山小屋Ⅱ

梢に  イカル幼鳥

  山の小さなため池でトンボの写真を撮っていると    頭上から聞き覚えのある声が・・・    あれは!!    見上げると丘の上のでっかいアベマキの梢に5・6羽の小鳥が見え隠れする      あの声はイカルだ           白っぽい頭 幼鳥のようだ この春生まれの巣立って間もない若者たちだ     遠くてボケボケだけど野鳥の見えないこの時期に久しぶりに出会ったので取上げました...

ヒグラシ カワラナデシコ

オリンピック開幕  ますます暑くなりました   暑すぎて外出する気が萎えてしまいます、      今日はオリンピックでも観戦しながら休養です   昨日(土曜日) 久しぶりに裏山を一回り   野鳥もどこかへ避暑に出かけたようです、   そうそう サンコウチョウがまだ囀っていました 声が聞こえただけ(^^;)   後は聞こえるのは蝉の声だけ   里は ニイニイゼミ...

蝉  小ゼミ 大ゼミ ツクツクボウシ

  閑さや岩にしみ入る蝉の声   芭蕉 奥の細道より     岩にまで浸み込んでいくのではないかと思えるほどの蝉時雨、     蝉の声でかき消されたのか 蝉の声以外には何も聞こえない      なんという静けさ!              私の勝手な解釈ですが、こんな解釈は異端かな    元禄2年5月27日(1689年7月13日)に山形市立石寺に参詣したときの句です  あまりにも有名な句ですが...

アキノタムラソウ キキョウも咲いた 

 アキノタムラソウだと思うけど  こんな毛深かったかな  でも  やっぱり アキノタムラソウでいいよねえ       シソ科 アキギリ属 アキノタムラソウ      調べていくと 毛深いものをケブカアキノタムラソウというらしい     野生のキキョウも咲いている   花壇に咲くものより        野に咲くものが   美しく見えるのは              気のせい?   &n...

ニトベハラボソツリアブ

  変わった虫がいた     ニトベハラボソツリアブというらしい       ハエ目 短角亜目 ツリアブ科 ニトベハラボソツリアブ   ツリアブと言えばあのビロードツリアブを思い出すが   この姿は到底同じ仲間とは思えないね               ビロードツリアブは こちら              ...

(続) 盛夏のヒイゴ池

  ヒイゴ池湿地の続きです   ところでヒイゴ池の「ヒイゴ」って分かります?    どうも岡山弁のようです、子供のころは共通語だと思っていた、どの範囲で通じるのかな   「ひいごん子がくちゅう開けてまちょうるよ」などと使っていましたねえ、え?意味が分からん?    翻訳すると「ツバメの子が口を開けて待ってるよ」となります、      ヒイゴはツバメの事でした (^ー^*)   ...

盛夏のヒイゴ池

 鳥には会えないし・・・  時期ではないと思いながらもヒイゴ池湿地を覗いてみました          ヒイゴ池湿地について過去の記事は これとか  これとか    到着するとすぐ迎えてくれたのは コオニヤンマ    湿原に黄色の花が沢山咲いていた      ヒレタゴボウ(別名アメリカミズキンバイ)という外来植物らしい     外来植物持込禁止の看板も立てて湿地の生態系の保全に取...

サギのコロニー

  川の辺の林に サギのコロニーがあります    ダイサギがほとんどですが、ゴイサギやアオサギも営巣しています     足元にヒナが2羽       こっちでもヒナが3羽     手前の茶色い2羽がゴイサギのヒナ いわゆるホシゴイですね      巣立ち間近のよう     ほかにアオサギもいた、巣の数がおよそ50、カワウも沢山とまっている       カワウも此処で営巣する...

ノギランにベニシジミ  ほか 色々 ウスバカゲロウも 

 湿り気のある草むらにノギランが満開です  ノギランはユリ科の花です、   ショウジョウバカマに似た株に長い穂が出て沢山の花が付きます   チョウやハナアブが蜜を嘗めに来ます     ベニシジミは叢で一番よく見るシジミチョウ    ハナアブの一種かな    ホソバセセリも     近くの木の葉にヒメウラナミジャノメ      木の葉にかかった鳥の糞を嘗めているようだ&nbs...

キイトトンボ タイワンウチワヤンマ

 キイトトンボ  オス    キイトトンボ  メス    連結して産卵する キイトトンボ    タイワンウチワヤンマ           ついに 出て来ましたねえ      シオカラトンボ 未熟オス       オスでも羽化してすぐは メスと同じ色です、 これは ちょっと青くなりかけ   ...

ミミカキグサ 2種

 今年も湿地にミミカキグサが咲き始めました   あのモウセンゴケの生える丘の湿地を覗いてみました     ミミカキグサ 4~5mm程の小さな花です               黄色い花はピントが難しいです           タヌキモ科 タヌキモ属 ミミカキグサ       ホザキノミミカキグサ   穂咲と言っても5・6個の花が順次咲く程度      タヌキモ科 タヌキモ属 ホザキノミミ...

お猿さん 手を挙げて横断歩道を渡りましょう  

  梅雨が明けたら、即 猛暑!    きょうはたまらんかった、年寄りには応えますなあ   日曜日に出会った集団です      山道には横断歩道はありませんねえ         母親の胸には赤ん坊   道上で様子を見る親子   赤ん坊を抱いたお母さんと若者ばっかりや     自動車もびっくり   ちょっと大きい子はおんぶ     山に隠れていたのも合わせる...

ヤブカンゾウ ジャコウアゲハ

  ため池のほとりに橙色の花が咲いています   ヤブカンゾウです      ユリ科の花ですが八重咲なので毒々しい感じさえします      実はこのヤブカンゾウは中国原産の史前外来植物、しかも3倍体なので結実しないのに      人家の近くに沢山生えています、栽培されたものの名残でしょうか      よく似た花にノカンゾウがあります、こっちは如何にも百合らしく一重の花でちゃんと結実も...

トンボいろいろ

  雨が続いて大洪水が続発   被災された方にお見舞い申し上げます    うちの近所は 山道が不通になったり、川はギリギリまで増水しましたが      幸いにも大したこともなかったようです   アオバズク以外の野鳥にも会えないので    最近出会ったトンボたちの中から     池のほとりで 交尾中のオニヤンマ                          オニヤンマは日...

アオバズク  4羽目の雛が出て来た

  今日も見に行くと、雛が4羽になっていました   お母さんと ヒナが3羽    近くの枝に お父さんともう1羽のヒナが        大家族だね、もういないと思うけど・・・     見上げるとお尻、お尻、お尻・・・      どうです、すごい大木でしょう   トトロみたい   足元の草むらに セスジイトトンボが  ...

伸びをするアオバズク 

  今日もアオバズクです   親が伸びをすると   じーっと見ていたヒナも    う~~んと          羽を伸ばすというのはこういうことかなあ    ノビノビと育てよ~~     おっさん何をしているんだ~?              上から目線  隣りの子はお尻の*まで見えてませんか  ...

アオバズク 巣立ちの親子

  アオバズクの雛が巣穴から出ました   今日の昼休みに 池のほとりの栴檀の木を覗いてみると    待望の雛が親と一緒に並んでいました       ヒナが3羽!  左端は親鳥     雨を避けながら 行ったり来たり     それぞれ個性があるようです                        もう一羽の親鳥も ちょっと離れた枝で見守っています        フクロウ...

ダイサギ  アオバズク 合歓の花

  田植えから一ヶ月     丈夫に育つ稲の間にダイサギがいました       パッと見 チュウサギ?  と思ったのですが      やっぱり  ダイサギかな  いや、 チュウサギでないかなあ???       まだまだ頑張っている ダイサギ君     梅雨の頃に咲く花と言えば    合歓の木もいいですよねえ       そろそろ アオバズクのヒナが顔を見せ...

アオイトトンボ

  アオイトトンボ 未熟オス 今季初撮り    成熟すると 目玉が綺麗なブルーになり  全身に白い粉を吹きますが、それはいなかった        アオイトトンボ  メス           トンボ目 アオイトトンボ科 アオイトトンボ属アオイトトンボ    これからどんどん出て来るので 綺麗なブルーの目が撮れたら またUPしましょう  おまけは       オカトラノオ ...

謎の花はエゾスズラン  カワトンボとヤブムラサキ?

  謎の花が咲きました やっぱりエゾスズランだったようです                              ちょっと大きくなるよ    アブラムシがついて、綺麗にはないが、確かにエゾスズラン      ラン科 カキラン属 エゾスズラン   青スズランともいう        岡山県、広島県ともに絶滅危惧Ⅰ類   この前小さい苗を見つけ、謎の花として紹介してから20日経った → この...