歩いて寺詣で : 2019年10月

歩いて寺詣で

電車移動あり。 街撮りスナップ始めました。

2019年10月

秋雨の總持寺

曹洞宗大本山 總持寺に行ってきました。

三松関(総門)。
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三門。
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今日はあいにく強い雨が降っていて、
参拝者は広い境内に数人しか見掛けませんでした。
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仏殿。
旗と吹き流しのようなものが掲揚されていました。
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太祖堂の屋根からは
雨水が小さな滝のようになって落ちていました。
P1020137
太祖堂でいつものように外陣の椅子に座り、
長いことボーっとしていました。
参拝者は自分一人だけでしたが、
千畳敷の広大な内陣に10人ほどのお坊さんがいて、
それぞれ立ったり座ったり歩いたりしながらお祈りして、
何かの儀式のようでした。
しばらくすると更に大勢のお坊さんが現れ、
総勢40名ほどの僧侶が綺麗に並んで着座し、
最後に豪華絢爛な法衣を着た高僧らしき人が登場し、
大掛かりな法要が自分の目の前で始まりました。
鐘や太鼓が鳴り響き、
約40名のお坊さんによる誦経の合唱がすごい迫力でした。
このような儀式を
たまたま居合わせた一般人が自由に見学出来るのは
参拝者に寛容な總持寺ならでは、なのではないかと思います。
ちなみに自分は、夜なかなか眠れない時、
同じ曹洞宗大本山 永平寺の般若心経を聴きながら寝ます。

YouTubeにアップされているものを、枕元に置いたスマホで再生します。
これを聴くと即効で眠くなります。(⌒ ⌒;)
お経が難解で意味不明だから眠たくなるのと、
お坊さんの声に心を落ち着かせる力があるのだと思います。

三寶殿。
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總持寺の守護神を祀る神社です。

御朱印。(總持寺と三寶殿)
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御朱印を頂いたとき、
書いてくださった雲水さんが
「今日は御朱印をお求めの方に、プレゼントを差し上げています」と仰い、
これを手渡してくれました。
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「峨山さま」?? 何だろう!?
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お坊さんの漫画でした。(´▽`)
ありがとうございます。
總持寺からのプレゼント、大事にします。
ちなみに自分が今読んでいるのも
お坊さんの本です♪ (⌒ ⌒;)
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今日は總持寺のみ参拝し、9,330歩でした。


浄妙寺

鎌倉 報国寺に続いて、
浄妙寺(臨済宗建長寺派)を訪れました。
報国寺から徒歩3分で、山門に到着。
P1020048
浄妙寺は鎌倉五山の第五位。
今はあまり大きくない寺ですが、
かつては広大な寺領を有していました。
その名残りで現在この辺り一帯の住所は鎌倉市浄明寺となっています。
ちなみに「妙」の字が、地名では「明」になっています。

本堂。
ふっくらした屋根の形が特徴的です。
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鎌倉十三仏の一つ、本尊の木造釈迦如来坐像などが祀られています。

花、芙蓉。
P1020054
ここの芙蓉はまだ早かったようです。
でも、つぼみがたくさんあって、
盛りの時季の華やかさが想像できますね。

もう一つ期待していた金木犀はまだまだでした。

御朱印。
P1020102




この後、鎌倉駅方面に戻って行くと大きな鳥居を見つけました。
興味がわいて鳥居の先にある長い参道を歩いて行くと、
荏柄天神社という立派な神社がありました。
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今日は神社用の御朱印帳を持って行かなかった為、
ササッとお参りして終わりました。
この近くには、覚園寺と鎌倉宮という大きな寺社があるようなので、
ここには機会を改めてもう一度来ます。


最後に、先日訪れた寿福寺に寄って、
貰いそびれた御朱印を頂いてきました。
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これで鎌倉五山コンプリートです!


今日は17,909歩でした。

報国寺

鎌倉駅から東方へ約2km、
臨済宗建長寺派 報国寺を訪れました。
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報国寺は「竹の寺」と称され、
美しい竹林を鑑賞しながら優雅に抹茶をいただける寺として有名です。

山門を入るとあまり見ないタイプの仏像がいました。
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装飾品を身につけているので菩薩だと思います。
座り方は「半跏踏み下げ」です。
手を顎にあて考え事をしています。
このスタイルは半跏思惟像です。
半跏思惟像と云えば、弥勒菩薩半跏思惟像ですが、
頭部や艶やかな雰囲気が弥勒菩薩らしくありません。
その他では、如意輪観音がたまに半跏思惟の形に造られるようです。
これは多分、如意輪観世音菩薩半跏思惟像ですね!

本堂。
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本尊の釈迦如来坐像が祀られています。

竹を利用した風流な池。
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釈迦堂の前の小さな樹木。
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この寺の、美へのこだわりのようなものを感じました。

竹の庭。
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強風に備える為か、
補強の為のロープが無数に張り巡らされていました。
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美しさ半減ですね。。。仕方ないけど!

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枯山水の庭。
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鎌倉公方 足利氏のやぐら。
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やぐらとは横穴式のお墓のことです。

お地蔵さま。
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御朱印。
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「聖大悲殿」と書いてあります。
聖観世音菩薩がいらっしゃる場所という意味です。
報国寺の本尊は釈迦如来ですが、
今回は鎌倉三十三観音霊場の御朱印を書いてくださいました。



次は浄妙寺へ向かいます。

銭洗弁財天と佐助稲荷神社

鎌倉 葛原岡神社に続いて、
銭洗弁財天 宇賀福神社を訪れました。
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葛原岡神社から源氏山公園を通って5分で着きました。
源氏山公園を経由すると様々な寺社に短時間で行けますね!

神社内の洞窟。
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ここでお金を洗うと数倍に増えるというご利益があります。

境内には多くの末社がありました。
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境内には参拝者、外国人観光客、
課外学習の小・中学生がたくさん居て活気がありました。

御朱印。
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続いて、佐助稲荷神社へ。
朱の鳥居が49基林立する参道。
全部くぐり抜けるのに1分半かかりました。
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鳥居のトンネルは神聖な良い雰囲気で、
日が射していたらもっと美しいと思われます。
辺りはとても静かで、他に参拝者はいませんでした。

手水舎とカラス。
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このカラスは近づいても一向に逃げようとせず、
仕方ないのでカラスに見張られながら手と口を清めました。
柱の高い位置まで撥ねた水しぶきの様子から、
このカラスはさっきまでここで水浴びしていたと思われます。
というか、日常的にここでカラスの行水をしているのでしょう。
そして、その水で参拝者は口をゆすぐのです!
できれば、違うところで水浴びして欲しいなぁ。。。
(カラスの勝手でしょ。)

手水舎の先、拝殿は工事中でした。
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台風15号の被害なのか、
それとも元々改修工事をしていたところに台風が来たのか分かりませんが、
他の箇所には台風によると思われる倒木が多数ありました。
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拝殿の上には本殿がありますが、通行止めで行けませんでした。
鎌倉は山の斜面に造られた寺社が多いので
被害を受けたところは他にも多数あるようです。
自分がよく訪れる東慶寺も墓地に入れないと聞きました。
寺社詣でを趣味とする者としては、
微力ながら金銭面で支援しなければいけませんね。

御朱印。
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今日は寺社5箇所を訪れて、18,876歩でした。

源氏山公園と葛原岡神社

鎌倉の寿福寺と海蔵寺を訪れ、
次は佐助稲荷神社と銭洗弁財天へ向かいます。
2つの神社へは鎌倉駅からの行き方しか分からない為、
一旦、鎌倉駅に戻るつもりで歩いてたら、
途中こんな道案内を見つけました。
P1010834
案内どおりに歩いて行くと、
間もなく化粧坂切通しという所に着きました。
P1010840
この急坂を上りきると、源氏山公園に出ました。

源頼朝像。
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ここは6年前に会社の先輩とトレイルランで来ました。
その時は確か北鎌倉の浄智寺の脇から山道に入ったと思います。
当時は寺に関心が無かったから記憶が曖昧です。

日野俊基の墓。
P1010857
日野俊基は鎌倉時代後期の公家で
後醍醐天皇の忠臣として
鎌倉幕府の討幕を2度企て失敗し、
この辺りの葛原岡で処刑されたそうです。

お墓から少し歩くと、
日野俊基を祀る葛原岡神社がありました。
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参道。
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本殿。
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終焉の地碑。
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日野俊基がこの地で処刑された約1年後の元弘三年(1333)、
楠木正成、新田義貞らの活躍により鎌倉幕府は倒され、
後醍醐天皇の大願は成し遂げられました。
それから約500年後の明治17年、
明治天皇は朝廷への貢献者 日野俊基に従三位を追贈し、
明治20年に俊基を祀る葛原岡神社を創建されました。

境内の合鎚稲荷社。
P1010875
先ほど訪れた寿福寺の西隣に
合鎚稲荷社跡というのがあるので
多分そこから移転して、
葛原岡神社に合祀されたのだと思います。

縁結び石。
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神社の外に見晴らしの良い場所がありました。
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御朱印。
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今日は寿福寺を訪れた後、
事の成り行きによって、
海蔵寺、源氏山公園、葛原岡神社と、
予定に無かった3箇所を見て廻りました。
今度こそ銭洗弁財天と佐助稲荷神社へ向かいます。
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