歩いて寺詣で : 2019年08月

歩いて寺詣で

電車移動あり。 街撮りスナップ始めました。

2019年08月

大雄山 最乗寺

神奈川県西部、南足柄市にある
曹洞宗 大雄山 最乗寺に行って来ました。
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到着して、いきなりこんな風情のある参道が現れ、
ちょっと遠かったけど、良いところに来たな~と思いました。
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自宅からここに来るには
JR根岸線→JR東海道線→伊豆箱根鉄道大雄山線→バスというように
4路線を乗り継ぐことになり、
それは、旅気分を味わえるので良かったのですが、
今朝は早く起きれずに出発が遅くなってしまったので、
急遽、車で行くことにしました。
しかし、保土ヶ谷バイパスと東名は行きも帰りも渋滞し、
車と電車どっちが早かったかは微妙です。

三門。
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瑠璃門。
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瑠璃門を入ると、
山の風景からお寺の境内らしい景観に変わります。
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本堂。
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画像中央に御本尊釈迦牟尼仏が鎮座しています。
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開山堂。
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開祖の了庵慧明禅師と歴代住持が祀られています。

金剛水堂。
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中央の壺の水を飲むと病気が治ります。

鐘楼。
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多宝塔。
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多宝如来という仏様が安置されています。
文久3年(1863)に建立され、
現存する建物では最も古いそうです。

洗心の滝。
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流れている水が冷たいからなのか、
この辺りだけとても涼しかったです。

僧堂。
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雲水が坐禅などの修行をする所です。
最乗寺は永平寺や總持寺などと同じように雲水の修行道場であり、
曹洞宗の代表的な寺を順に挙げていくと
6~7番目にその名が出るくらい重要なお寺です。

結界門と天狗、その先の三面殿。
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御神殿に続く77段の階段。
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御神殿とその隣にある高下駄。
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御神殿には大雄山の守護、妙覚道了大薩が祀られています。
高下駄は天狗の履物で重量3.8トン、世界一の大きさです。

狐?に乗る天狗と十一面観音菩薩。
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奥の院への階段。ここは結構きつかったです。
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この先もまだまだ続き、
なんと354段あります!
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上りきって振り返ると、
よく頑張ったな~(^^;;)
奥の院。
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年輩者は余程元気な人じゃないと、
ここまでは来られないと思います。

ここから裏の急坂を一気に下り、
寺務所で御朱印をいただきました。
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そして、本堂の正面にある碧落門から外に出ました。
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すると、こんな案内表示が!
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明神ヶ岳ハイキングコース入り口。
橋の上に行くと、また滝がありました。
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そして、橋の先はこんな道でした。
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これは、、、
うちの近所の円海山とは比べ物にならない険しさだ。
今日は登るの止めときました。(⌒-⌒;)

長くなりましたが、
最乗寺には
このブログに載せていないものを含め多くの滝がありましたが、
その他に、東司(トイレ)と手水舎もたくさんありました。
手水舎は大きな寺でも一箇所なのが普通なんですけどね!
なので最後に最乗寺の手水舎をまとめて載せて終わりにします。
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おかげで5回も清めました~(゜▽゜;)

今日は境内を3時間弱歩いて、9,839歩でした。


遊行寺再訪

藤沢市渡内の天嶽院に続いて、
時宗総本山 遊行寺(藤澤山 無量光院 清浄光寺)を訪れました。
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惣門から、
いろは坂という参道を抜けたところに
大銀杏があります。
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大きな木で枠内に収まりませんせんでした。

手水舎。
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遊行寺の
手水舎は流れる水の量が豊富で、清潔感があります。
他の寺社だと、
ポタ、、、ポタ、、、と、
ゆっくり水滴が落ちる程度のところも多いんですよ!

今日一番の目的、一遍上人像。
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前回、遊行寺を訪れたときは呆けっとしていた為、
一遍上人像に気付かず素通りしてしまい、
帰りの電車でその失態に気づき自責の念に駆られました。
その後、テレビ番組のNHK日曜美術館で一遍聖絵をちょっとだけ学び、
『死してなお踊れ』(栗原康著)という本で一遍上人の功績を知って、
遊行寺への再訪と一遍上人像に手を合わせることを楽しみにしてました。

本尊阿弥陀如来が祀られる本堂とその側面。
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鐘楼と
百間廊下の高架。
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百間廊下をくぐった先に
宇賀神という神様を祀る神社があります。
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ここでカメラのバッテリーが切れました。。。
今日は実験的に同じアングルで
絞り値、シャッター速度、露出、ISO感度を変えて撮影し、
全部で150枚も撮ったので、
ここで力尽きてしまったようです。
実験の結果、
自分のカメラは安価で
撮像素子がスマホ並みに小さく、
一丁前にこだわって撮影しても
あまり良い結果は得られないのかな~と思いました。

御朱印。
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歩数計は15,896歩でした。

天嶽院

藤沢駅から東へ1.8km、
曹洞宗 天嶽院に行ってきました。
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横浜藤沢線という大きな道路沿い、
ディスカウントストア オリンピックの隣にあり、
車は多く通るけど、歩行者はあまり見かけませんでした。

まず出迎えてくれたのが、
山門手前左脇に並んでいた なごみ系のお地蔵さま(六地蔵菩薩)。
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山門手前の右脇には大きな聖観音さまがいました。
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観音菩薩は女性的な容姿の像が多く、
中でも聖観音は清楚系で、
優しく慈愛に満ちた表情が安らぎを与えてくれます。

山門。
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この山門は江戸中期の建物で、水戸光圀公建立だそうです。

睨みをきかせる仁王さま。
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山門の先、緑のアーチをくぐって奥に進みます。
聖なる所へ続く道という雰囲気でした。
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葉っぱのトンネルを抜けると、
ここでは狛犬が睨みをきかせてました。
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境内には北条氏の家紋が多く見られます。
天嶽院の寺号は早雲禅寺と云い、
後北条氏の祖、北条早雲が開基だそうです。
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不動明王が祀られている不動殿。
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浄聖殿。
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ご本尊の千手千眼観世音菩薩像が安置されています。
拝観させてもらいしましたが、撮影は遠慮しました。

中雀門。
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中雀門の奥に見えるのが本堂です。
檀家以外の一般参詣者が入れるのはここまでのようでした。

寺務所で書置きの御朱印を頂きました。
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浄聖殿と書いてあります。

治承四年(1180年)、
挙兵した源頼朝が鎌倉に進軍する途中この寺に立ち寄り、
当時の本尊、不動明王に大願成就の祈願をしたという伝説があります。
また、天正十九年(1591年)、
徳川家康より三十石の朱印地を賜ったという事実があり、
先に述べたことを加えると、
この寺には源頼朝、北条早雲、徳川家康、水戸光圀という
歴史上の超有名人が4名も係わったことになり、
全部事実なら大変な寺ですね!



次は遊行寺に向かいます。
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