レシピID 20190221093936
茶の湯で用いる袱紗にちなんで名づけられたお菓子。 通常の焼き菓子とは逆の手順の、粉から先に混ぜていく「逆ごね法」で作り、グルテンをしっかり出すことで焼いた時に気泡が蜂の巣状の模様になります。 グルテンの出方や火加減によって仕上がりが変わってくるので、シンプルなようで難易度はちょっと高めですが、しっとりもっちり食感はぜひ試していただきたい美味しさです。 つぶ餡は以前ご紹介した配合を記してありますが、市販のつぶ餡を使用しても勿論構いません!
※レシピや画像の無断転載、営利目的利用はご遠慮ください。
※終売商品が含まれている可能性がありますので、ご了承ください。
※アレルギーに関しましては、各自ご使用の材料の表記をご参照ください。
小豆つぶ餡1
小豆つぶ餡の作り方は「おはぎ」作り方1~13をご参照ください
※つぶ餡は艶ぶくさ1個につき20gを使用
生地1
薄力粉をボウルにふるい入れ、分量の水を少しずつ加え、グルテンが出るように泡立て器でしっかりとよく混ぜます。グルテンをしっかり出すことで、焼いた時に気泡が蜂の巣状になります。※水は少量残し、最後に固さ調整用に使います。
2
室温で15分ほど休ませます。
3
上白糖を3回に分けて加え、都度よく混ぜます。
4
溶きほぐした卵を加え、混ぜます。
5
緑色に着色します。
6
2で残しておいた水を少量使って重曹を水溶きし、6に加え混ぜます。さらに残った水で固さを調整します。
7
フライパンにごく薄く油(分量外)をなじませ、火にかけます。大さじ山盛り1杯程度の生地を流し、直径10㎝程度に丸く広げます。
8
蓋をして蒸し焼きにします。
9
周りに焼き色がつき、気泡が出て表面があらかた乾いてきたら、乾ききっていない部分に紙を軽く当てます。
10
焼き上がったら、網などにオーブンペーパーを敷いた上に並べて冷まします。
11
冷めたらつぶ餡を包みます。
12
閉じ口はしっかりとおさえるようにします。
※所要時間につぶ餡を作る時間は除く
和菓子家 大森慶子が主宰。
2005年東京製菓学校卒業したのち、和菓子店での勤務を経て、2008年より「ユイミコ」としての活動を開始。
巣鴨にアトリエを構え教室を開催する他、世田谷、青山など各地でも和菓子教室を開催。
最新刊『おうちカフェでおもてなし ユイミコの和スイーツ』(世界文化社)が2020年6月に発売。
敷居が高いと思われがちな和菓子を気軽に楽しんでもらうための活動を広げる。
その他著書:『道具なしで始められる かわいい和菓子』
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