アミコビル地下街に鮮魚店 徳島中央卸売市場の鮮魚仲卸が出店 - 徳島経済新聞
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アミコビル地下街に鮮魚店 徳島中央卸売市場の鮮魚仲卸が出店

プレオープンの店内で徳島魚類の一新太郎常務

プレオープンの店内で徳島魚類の一新太郎常務

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 徳島駅前の「アミコ」東館(徳島市寺島本町1)地下1階食品フロアに11月14日、徳島中央卸売市場の鮮魚仲卸「徳島魚類」(北沖洲4)が鮮魚店をオープンした。

徳島魚類で販売されている鮮魚

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 8月31日のそごう閉店に伴い、これまで同所で営業していた鮮魚店が撤退。それにより、徳島駅周辺では鮮魚を扱うスーパーなどが全く無い状態となっていた。1954(昭和29)年設立の同社は徳島中央卸売市場内で鮮魚仲買業を営んでいる。同所で鮮魚販売をする事業者を探していた徳島市からの依頼を受ける形で出店を決めた。

 今月11日・12日の両日をプレオープンとして試験的に販売し、14日にグランドオープンを迎えた。同社の一新太郎常務は「長年ずっと仲卸でやってきた。小売りとは全く違うと感じている。10年ほど前から、電話での注文を通じてギフト商品の産地直送を行ってきた経験はあるが、直接対面で販売するのは初めてで、今回の出店はかなり大きなチャレンジ」と話す。

 オープン記念イベントとして22日、マグロの解体ショーを行う。この日は、徳島市の阿波踊り開催の実証実験が行われる予定のため、多くの利用客が予想される。ショーの後、マグロはその場で販売。価格は時価。

 一新常務は「市場直送が売りなので、鮮度感優先で新鮮な魚をそろえることを心掛けている。徳島の魚が中心だが、徳島中央卸売市場は全国から魚が集まる場所でもあるので、県外の業者とのつながりを生かして、全国のおいしいものや変わったものも取りそろえ、よりバラエティーに富んだ魚を提供して充実した売り場にしていきたい」と意気込みを見せる。

 営業時間は10時~19時。

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