きょうだいの拠点  : ぼちぼちトカイナカ日記
人気ブログランキング | 話題のタグを見る

きょうだいの拠点 


親の片づけ話の続き。この家を所有していて、初めの15年は母親と子ども、祖母がそこに住んで暮らしていたが、その後は実に18年は、空き家だった。

その間この家は、遠方に住んでいる妹や弟家族の年末年始や夏休みお盆の帰省先になり、法事もかねて、家族が集まる場だった。

初めは小さい子どもがいるウチを中心に。その次は6年離れて生まれた子どものいる弟の家が、子どもと親戚がかかわりが持てるように遠方から帰って来るように。
そんなこんなで最初の数年は子どもという中心があったわけだが。


管理費支払いなどプールしていたお金が尽きそうなってそろそろ売る時じゃないかと持ち掛ける。それについてもああだこうだと結論が出ないまま数年過ぎて、「もう管理できないから」が効いたのか、8年前にようやく片付けに着手。だから今回の売却は実に8年越し。

その片づけを開始してから、妹が小さい子を育てるようになった。けれどもうちは二拠点生活となり中でも一番大きなお子さんは思春期をこじらせ?、その次の小さいお子さんがいた家は父親(弟)が単身赴任になり子どもは思春期にさしかかる。
そんなこんなで、子どもの年齢が離れていて、単身赴任もあるとより事情は複雑になり「みんなが集まる実家」はむずかしく。

それでも、片付けのために毎年集まざるをえず、家族ともども全員集合、子ども同士が仲良しになる理想的な構図とはならなかったけど、集まったということがよかったなと。
最後だし子連れもいたので実家に泊まる。食事は外に食べに行ったり買いに行ったり。夜は川の字になって寝て、ガスは使えないから銭湯に行く。キャンプ生活さながらだけれども。家が片付いて、4歳児に懐かれる。母の家のお役目が最後に少し果たせたような。




by tokainaka | 2024-09-30 12:31 | 実家の片づけ | Comments(0)

大学での仕事と思春期子育ての日記。住んで5年。住めば都の杜の街のことも。


by Tokainakaseikatu