梅月夜の夢物語り 2021年10月

ようこそ!冬灯(とうか)のブログへ。徒然に徒然なるがままに書き綴っています。主に自作の詩、サザン、役所広司さんやドニー・イェンなどなど。他にも興味があることを気の向くままに語っております。

こんにちは。

久々のギリシャ神話。
今日はポセイドンについて。




    海の神 ポセイドン

ポセイドンは海や泉の支配者であり、大地を揺るがす地震の神でもある。
海神ポセイドンが海獣たちを従え戦車で海を駆けると、静かだった海は大しけとなり、大しけだった海は逆に鎮まった。
海の天候は彼によって決まったので、航海に出る者は、みな彼を恐れた。

また、ポセイドンは気性が荒く、執念深い性格だった。
トロイア戦争の英雄オデュッセウスは、ポセイドンの息子ポリュペモスの眼をつぶしてしまい、海神の怒りを買ってしまう。
このため、オデュッセウスはトロイア戦争のあと、すぐに故郷へ戻ることを許されず、なんと10年間も航海を妨害され続けた。

ポセイドンは家族とともに海底の黄金の宮殿に住んでいた。
その宮殿は、エウボイア島のアイガイ沖合の海底にあったといわれている。
ポセイドンは、妻アムピトリテとの間に1男2女をもうけた。
一般に半人半漁の姿で表現されるトリトンは、彼の息子である。
トリトンは、父親の能力を受け継ぎ、波を高めたり鎮めたりできたが、たいていは波間に浮かびながら、ホラ貝を吹き鳴らして遊んでいた。
ルネサンス期以降、ポセイドンやトリトンは都市の広場の噴水彫刻として、よく扱われるようになった。

ポセイドンもゼウス同様、数多くの愛人を持ったが、そこから生まれた子供たちは、なぜか怪物や乱暴者ばかりだった。
その中でもポリュペモスは一眼巨人のキュクロプス族で、大変な乱暴者だった。
狩りの名手オリオンもポセイドンの息子だといわれている。

☆語源
ポセイドン・・・ローマ神話では、ネプトゥヌスと同一視され、英語ではネプチューン。
        ネプチューンは、海王星の名として使われている。




海神ポセイドン。
この名も神話に詳しくない人でも誰でもが知っている有名な神様ですね。
執念深くて、気性が激しい。
いかにも海の神様といったところ。

ゼウスと違って、あまり愛人の話は出てこないけど、それなりにいた模様。
それにしてもトリトンは遊び暮らしている(笑)
かなりの放蕩息子のようだ。
父親の存在がでかすぎるのも成長できないことの要因のひとつなのかもしれない。
畏れもあるのかもしれないけど。

彼を怒らせると恐ろしい。
なにせ、オデュッセウスは10年間も家路に着けなかったのだから、彼の執念深さは並大抵ではない。
嫌な男だ(笑)



今回はポセイドンでした。
ではまた次回^^








一言お断りを。
実は今、ひじょうに忙しい毎日でして・・・。
コメント頂いた方々にはお返事できなくて大変申し訳ありません。
壱日も休みがない状態でして。
仕事が休みの日には資格取るため、学校に行っています。
勉強も、まあ、しているのでそれだけで精一杯の毎日です。
記事は以前書き貯めていたのを予約で更新しております。
なので、あまり自分のブログを見返す時間もなくて。
コメント頂いた方には申し訳ないですが、お返事はまだしばらくはできないことをどうかご了承ください。
宜しくお願い申し上げます。

皆さまのブログには、時間の合間にお邪魔させて頂いております。
宜しくお願い致します。

        冬灯
2021.10.31 / Top↑
こんにちは。

今日はハマってしまったドラマの紹介。




   グリム (2011~2017)

     出演:デヴィッド・ジュントーリ、サイラス・ウィアー・ミッチェル他
     製作国:アメリカ



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〇あらすじ

シーズン1のあらすじ

緑豊かなオレゴン州ポートランド市警察殺人課に務めるニック・ブルクハルト刑事(デヴィッド・ジュントーリ)は、ある日、人間の中に異形の顔を隠し持つ者たちが紛れ込んでいることに気づく。癌で余命いくばくもない、おばのマリー・ケスラーから、彼らは”ヴェッセン”と呼ばれる者たちで、その真の姿を見ることができるのは、グリム一族のみだと知らされる。

ニックはグリム一族、すなわちモンスター・ハンターの末裔であり、グリム童話は単なる伝説・説話ではなく、グリム対魔物の戦いの記録なのだという。

そして、ニックはマリーから、グリム一族に伝わる書物・武器・薬類などを保管してあるトレーラーを譲り受ける

分厚い書物類には、数々の魔物が網羅されており、その外見・特殊能力・退治方法が記されている。その多くは英語ドイツ語で書かれているが、中にはラテン語などで書かれた記録もある。

魔物にもさまざまな種族がおり、種族によって凶暴だったり臆病だったりする。

凶悪犯罪の犯人は凶暴な種族であることが多い。

グリム童話で”悪い狼”とされているのは”ブルットバッド”という種族である

ニックは、捜査の過程で、モンロー(サイラス・ウィアー・ミッチェル)という名の善良なブルットバッドと知り合う。

モンローは魔物社会に精通しており、ニックをたびたび助けてくれるようになる

ニックは、ポートランド署の捜査パートナーであるハンク・グリフィン刑事とともに自分の素性と特殊能力を隠しながらさまざまな怪事件の捜査にあたり同時に裏ではモンローとともにグリムとして魔物たちと戦う

ニックの恋人のジュリエットはヘクセンビーストのアダリンドに毒を盛られて昏睡状態となる。

死んだはずのニックの母親のケリーが姿を現す。

シーズン2のあらすじ

ニックは何らかの秘密を解くはずの"鍵"を探す。ジュリエットはニックの記憶を失い、人間と魔物(ザウバービースト)の混血である、ニックの上司のレナード警部を恋するようになる。

レナード警部もまた、薬物の影響下でジュリエットを恋するようになって苦しむが、やがて二人は影響下から抜け出す。

ハンクはニックがグリムであることを知る。

ケリーはアダリンドの母のキャサリンを殺し、アダリンドは復讐を求める。

モンローは、スパイス店を経営するフックスバウのロザリーと恋に落ち、ともにニックを助ける。

ジュリエットはニックの記憶を取り戻し、グリムであることを知る。

レナード警部の兄のエリックがポートランドに来る。ニックはゾンビとされてしまう。

シーズン3のあらすじ

ロザリーの助けでニックは人間に戻る。

レナード警部は兄のエリックを殺す。

アダリンドはレナード警部との間に娘ダイアナをもうける。

危険な力を持つダイアナを守るため、ケリーがダイアナを連れ出して隠す。

若い女性のグリムであるトラブルが現れ、ニックとジュリエットと共に暮らし始める。

モンローとロザリーは結婚を決める。

娘を奪われたアダリンドは復讐を謀り、ジュリエットに姿を変えてニックと寝た後、ニックのグリムの能力を奪う。

レナード警部は撃たれ、瀕死の重傷を負う。

シーズン4のあらすじ

レナード警部は死ぬが、母親のエリザベスが現れ蘇生させる。

だが切り裂きジャックの霊にとりつかれて連続殺人を犯す。

ニックはグリムの力を取り戻すべきか迷うが、モンローとロザリーが襲われたために決断し、再びグリムとなる。

モンローとロザリーは結婚する。

ニックとハンクは、ウーにヴェッセンのことを教えて仲間にする。

アダリンドはヨーロッパで、レナード警部の従兄のヴィクトルに囚われる。

ダイアナを探すためにポートランドに戻り、ニックの子を宿していることを知る。

ジュリエットはヘクセンビーストの力を持ち始め、次第にニックを憎むようになり、ニックの母ケリーの死を招いてダイアナは王家に奪われ、ニックを襲うところをトラブルによって殺される。

シーズン5のあらすじ

アダリンドはニックとの息子を出産。

アダリンドは息子をニックの母親の名前から取ってケリーと名付ける。

隠れ家で同居するうちにニックを愛するようになる。

ヴェッセンによる世界支配を狙う組織"ブラッククロウ"がヨーロッパでヴェッセン評議会を壊滅させる。

これに対抗する組織"HW"はジュリエットを蘇生させて、強力な魔力を持つが以前の人格を持たないイブに作りかえ、トラブルも仲間に加わる。

ニックは"鍵"を集め、モンローとともにドイツからグリム騎士の宝を持ち帰る。

ウーはライカンスロープに変身するようになる。

ボナパルト率いる"ブラッククロウ"はレナード警部を仲間にとりこんで市長選に擁立し、強力な能力を発揮するようになったダイアナを返す。

ダイアナと"ブラッククロウ"を恐れるアダリンドもケリーを連れてレナードのもとに移る。

ダイアナは、父レナードと愛人関係にあった選挙参謀のレイチェルを殺す。

"ブラッククロウ"はポートランドの"HW"を壊滅させてマイズナーを殺す。

イブはボナパルトに重傷を負わされるが、ダイアナがレナードを操ってボナパルトを殺す。

シーズン6のあらすじ

ロザリーは三つ子を妊娠する。

ニックは次期市長となったレナードに追い詰められるが、グリム騎士の宝である杖の破片によって救われる。

ニックの策略で市長になることをあきらめたレナードは警部の職に留まり、死んだマイズナーの幻を見るようになる。

ダイアナは奇妙なシンボルの絵を描く。

イヴは鏡の向こうの異界から出てきた髑髏の男に襲われ、へクセンビーストの力で異界に乗り込む。ニックは杖の破片の力でイヴを追い、ヴェッセンが常にヴォーガしている原始的な異界に入る。

仲間達は二人を取り戻すためにレナードに全てを打ち明け、協力を得る。

悪魔がこの世界に到来し、ダイアナを花嫁とする予言があることがわかる。

ニックとイヴは髑髏の男を殺そうとして危機に陥り、ダイアナがポータルを開けて二人を連れ戻すと、同時に髑髏の男もこちらの世界に入ってしまう。

そこにトラブルが戻ってくる。

髑髏の男はニックの愛する人のほとんどを殺した後、トラブルのみを生き返らせて見せ、杖の破片を渡せば全員を生き返らせるとニックに迫る。

ニックは条件を呑み、破片を渡そうとするがケリーとマリーの幽霊が現れ、ニック、トラブルを加えた4人(トラブルには見えていなかったようだが、20年後のシーンではニックの息子のケリーが戦いのシーンを描写するイラストに2人を描いている)のグリムが髑髏の男を倒すと破片は杖に戻り、髑髏の男の死骸からポータルが開き、吸い込まれたニックは全員が生存していた時間まで戻る。

全てはニックが杖に値するかどうかの試練であったことがわかる。

20年後、成長したダイアナとケリーは、モンローとロザリーの三つ子とともにグリムとしての役目を担っていることが明かされて物語は締めくくられる。




グリム童話が織り込まれたドラマということで、以前から興味があった。
ようやく見ようと決心して見始めたのがきっかけ。

ホラーとダーク・ファンタジーの要素を取り入れた犯罪捜査ドラマ。
もっと現代的なのかと思っていただけに、ファンタジーかあ・・・と懸念があったものの、それは最初だけで、すぐ夢中に。

主人公はグリムの末裔という設定。
”ヴェッセン”(「生物」「存在」「本性」などの意と呼ばれる種族(魔物)たちが関わる殺人事件、種族間の確執、そしてグリム一族にまつわる歴史上の出来事などが描かれる
人名・種族名や用語にドイツ風の(またはそれらしく聞こえる)命名がされていて、このドラマでの造語が沢山出てくるのも特徴のひとつ。

毎回、冒頭では、その回のモチーフとなる童話などからの一節が引用表示されていて、童話と同じ内容ではないけど、多少の繋がりがあったりして面白い。

グリム童話のみでなく、世界中のさまざまな文学・説話がモチーフとして用いられていて、童話本来のダークでグロテスクな要素にアクションとユーモアを加えた、大人向けの内容になっている
そこが面白さの秘訣でもあるのだろう。

登場する魔物たちも可哀想だなあと同情できるものもいれば、根っからの悪のものまで様々。
最初はモンローだけが秘密を知っていて唯一の協力者だったけど、それも回を追う毎に仲間が増
えていくところもよかった。

私はドラマとかアニメとかなぜか主人公よりも他の人物が好きになる傾向があって、ここでもや
はりニックよりも好きになったキャラが、相棒役のモンローだった。



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彼の名前は、サイラス・ウィアー・ミッチェル。
このドラマで彼を知ったけど、とてもいい役者さんだ。
演技も巧いし、このモンロー役もすごくよかった。

ニックはどちらかというと、自分勝手な部分がある性格をしてるけど、モンローはお喋りで優しくて、可愛い性格。
知り合ったロザリーと結婚することになるけど、その様子もロマンチストで可愛らしい。
クリスマスやハロウィンとか季節モノや祝い事が大好きで、子供のようにはしゃぐ姿はなんだか少年のよう。
目もキラキラ、色んな飾りつけを心から楽しんでいる。
ちょっとロザリーたちが引くくらいに(笑)

善良な狼らしく、仲間思いで、常にニックのことを心配している。
ニックはそんな彼にかなり頼っている節があって、夜中だろうが構わずに聞きたいことや協力して欲しいことがあると電話したり、家に押しかけたり・・・
それでもモンローは協力するという、なんて優しい性格なのだろう。

ストーリーは回を追う毎に複雑に。
恋人のジュリエットが人間から魔物に変わってしまうだけでなく、結局はニックと別れてしまう。
これはちょっとショックだったな。
なんだかんだいってお似合いだったのに。
しかも、最初は非難的だったけど、ニックのやっていることに理解を示して協力的だっただけに別れてしまう結末が悲しい。
まあ、別れてもずっと仲間ではあるんだけど。

ビックリなのが、当初敵だったアダリンドがニックの子を産み、結婚すること。
あれだけお互い憎み合っていたのに、えらい変わりようだ。

最終決戦の終わり方がやや雑というか、拍子抜けの様子だったけど、それ以外は毎回楽しめたドラマだった。
これ、続きが出ても面白いかもしれない。
今度は子供たちが主役とかで。
まだまだ童話は沢山あるわけだし、色んなモチーフで描いてくれたら面白いだろうなあ。




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サイラスが気に入って、彼の他の作品を見てみようと思って探したら、「プレズン・ブレイク」というドラマを発見。
で、見たら今度はウィリアム・フィクナーに出逢った。
彼のお陰で、大好きな俳優に巡り合えたのは嬉しい誤算 (*´∀`人 ♪






一言お断りを。
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        冬灯
2021.10.30 / Top↑
こんにちは。

今日はジェット・リーの映画について。




    SPIRIT (2006)

       監督:ロニー・ユー
       出演:ジェット・リー、中村獅童ほか。
       製作国:香港



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〇あらすじ

清代末期。

名門武家に生まれたフォ・ユァンジア(霍元甲)は、父・霍恩第から病弱だと言う理由で、武術を教われなかった。

そのことがフォの好奇心を一層掻き立て、兄や他の弟子たちの練習をこっそりと盗み見、親友のジンスンの助けも借りながら、独学で習得して行った。

やがて、成長し、大人になったユァンジアは、連戦連勝。

天津では彼に敵う者はいなくなっていた。

だが、親友のジンスンすら止められない傲慢さから恨みを買い、復讐のために母親と娘を趙一門に殺されてしまう。

生きる意義を見失い、悲しみと罪悪感で抜け殻となったユァンジアは天津を離れ、何千キロもさまよい歩く。

すべての望みを失くしていた先に辿り着いたのは、スン(孫)おばあさんと盲目の孫娘ユエツーが住む静かな山村だった。

名を偽り、村民たちと生活していたユァンジアだったが、ふたりの優しさ、純朴さに触れ、次第に生きる希望を見出し、徐々に闘志を蘇らせて行く。

そして、本当の『強さ』の意味を知るのだった。

天津に戻る決心をし山村を後にしたユァンジアは、数年ぶりに天津に戻る。

我が家は何も変わっていなかった。

親友のジンスンが自分の家財道具を売り払ってでも、そのままにしておいてくれたのだ。

しかし、中国は大きな脅威にさらされていた。

西洋の力持ちが「東アジアの腰抜けどもをやっつけてやる」と息巻いていた。

中国人の尊厳を取り戻すために再び格闘技の場に上がったユァンジアは、この力持ち・オブライアンとの対決で勝利。

ユァンジアは1910年6月1日、上海精武体操学校(上海精武体育会の前身)を設立する。

しかしユァンジアの勝利が中国国民の反欧感情に火をつけるのではないかと懸念した中国の外国商会や日本人の三田らは、フォの気勢をそぐため、4名の外国勢とフォとの対決を企てる。

その無謀な申し出を快く承諾するフォ。

そして1,000人を超える観衆がかたずを飲んで見守る中、世紀の決戦が幕を開けた。

1910年9月14日、異種格闘技戦が始まった――。

世界中から集まった屈強な男たち。

会場に渦巻く興奮。

しかし、死力を尽くして闘うフォの胸にある思いは、勝者の栄光を掴むこととはまったく無縁の、静かにたぎる情熱だった。





代末期に実在した武術家霍元甲を描いたカンフーアクション映画
ただし、伝記とは違うらしい。
本当にはこんな凄まじい人生ではなかったのかもしれない。

この作品中では過酷な人生を味わう設定。
傲慢に育ってしまった彼が取らされた代償はあまりにも大きすぎた。
大切な母親と娘を殺されてしまう。

それまで何事にも自分が一番と過信し、お山の大将然だった霍元甲が、どん底へと突き落とされ、生きる意味も意義も忘れてしまう。
けれど、彼はある人たちに出逢い本当の人生というものに目覚める。

これまでカンフーは彼の強さの象徴でしかなかったけれど、人を守るもの、自分の心を強くするものへと考えが変化していく。
その変わりざまがじんと胸を切なくさせる。

やんちゃで我が儘で怖い者知らずだった男の顔つきや風貌が変化していく様は、まさに達人へと成り代わっていく様子で素晴らしい。

学校を開いたことや、大会中に具合を悪くし、亡くなったことは明らかであるらしいけど、犯人が日本人であったという裏付けはいまだされていない。
もともと病気であったという説が有望のようだ。

この中では我々日本人が悪役だけど・・(;^ω^)



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一皮剥けた彼はもうお山の大将じゃない。
貫禄と本当の強さを知っている、真の男となって生まれ変わった。




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後半の大会でのカンフーはカッコイイ。
中村獅童との対決もお互いの健闘を讃え合っている様子があり、まさにスプリット。
ただ強さを誇示するのではない。
相手のことを尊重した飢えでの力比べ。
これこそ、「礼に始まり、礼で終わる」武道の精神そのものだ。



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血を吐いてまでも、最後まで礼を尽くして戦おうとするその姿に、彼の強い精神力を見させられた。

真の武道とは。
真の精神とは。
真の強さとは。

きっとあのままの霍元甲ではここまで達することはできんかっただろう。
人はなにかを犠牲にしなければ、達することはできないのか。
人は何かを失わなければ、気付くことができないのか。

そんな悲しいことも胸をよぎるけれど、これも運命。

ジェットリーの戦い方は綺麗だ。
彼自身、本当に大会に出ていたから正式なホームが板についているのだろう。
それを見るだけでも楽しい作品だ。









一言お断りを。
実は今、ひじょうに忙しい毎日でして・・・。
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        冬灯
2021.10.29 / Top↑
こんにちは。
今日は詩。
私の昔書いたものです。




   誰がための正義

その血の如き涙が
あなたにちゃんと
見えますか

腹を空かせて
今にも死に逝く児の姿が
あなたにちゃんと
見えますか

濁った瞳(め)で世界を怨む子供たちの姿が
あなたにちゃんと
見えますか

国のため
正義のため
宗教のため

そこに「本物」が
在りますか

一家団欒もできずに
親子離ればなれになった者たちに
言い訳できますか

愛する者同士の語らいもできずに
死に逝く若者たちに
言い訳できますか

あの、赤い瞳を見ても
何も思わないというのか
勝利のその未来(さき)に
いったい何があるのか

無機質なこの国を
憂う者が居るということを
どうか、
忘れないで

なんのための正義か
なんのための戦争か
なんのための生か

果てしない欲望のために
どれだけの民が
傷つき、暗闇へ
堕ちて逝ったか

偽りを口にする前に
同情を表に出す前に

政府首脳よ
国王よ

どうか尊き判断を

どうか正確な指示を

どうか戦争の無い
平和な世界を

過去の魂に誓って欲しい

願わくばーーー





いつか戦争や内戦のない時代が訪れますように。
祈ることは大事。
たとえ、それが滅亡的な願いであっても。







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        冬灯
2021.10.28 / Top↑
こんにちは。

サザンの歌をどうぞ! ^^





   闘う戦士たちへ愛を込めて (2018)

     作曲・作詞:桑田佳祐



  

いい歌です。。




映画『空飛ぶタイヤ』主題歌
タイトルや歌詞に関して桑田は、矛盾を感じつつ、ストレスを抱えても、世の中のために闘っている人達へ、若い人だけでなく、桑田自身と同じ世代も含めて様々な人達に「しょうがないこともあるが、頑張っていきましょう」という歌にしている

桑田夫妻がタイアップの映画を観た後に映画の主題歌の話を貰い、桑田は観た時の気持ちのままに楽曲制作をした
映画の原作者の池井戸潤は「サザンオールスターズは学生時代から僕らのアイドル。40周年という記念すべき年に、桑田さんに主題歌を書いていただけるのは光栄です。次回コンサートには必ず駆け付けます」とコメントしている

主演の長瀬智也TOKIO)は「社会で、日々戦っている汗臭さみたいなものを感じました。頑張れ、と言われているような気持ちになりました。感謝と感激です」
「誰が聞いても桑田佳祐さんの世界観で、今の桑田さんがこの歌詞で歌うからこそ、どこか説得力がある。これはお金では買えないサザンオールスターズ、そして桑田さんのキャリアが生んだものなのかなというふうに思い知らされました」とコメントしている

桑田も長瀬の演技をたたえ、「非常に面白かった」と語っている
TOKIOの楽曲で作詞・作曲を何度か手がけている長瀬はサビの歌詞に対して「『寄っといで 巨大都市(デっかいまち)へ』って、そんなの絶対思いつかない」とコメントをしており、衝撃を受けた事が窺える

曲調や歌詞のテーマも相まって、弘兼憲史村西とおる爆笑問題有働由美子にも高く評価されている

勇気をもらえる。
本当に。

泣かせます!!的な曲もいいけど、こういうポップでロック的な曲でこの歌詞というのが、逆に心に刺さるというか・・・。
とにかく考えさせられる内容だ。

こんなしがない世の中。
苦もあれば、悲しみもある。
むしろそればかりと思えるような世間。
それでも、自分なりに頑張ってみようか。
肩の力をうまく抜いて、生きていこうや。

そんなメッセージが籠った愛の歌だ。
そして現代人への応援歌だ。
桑田さん、有り難う^^






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2021.10.27 / Top↑
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久し振りにクラシックでも♪



  ゲオルギー・ヴァシレイヴィッチ・スヴィリードフ (1915~1998)

ソビエト時代のロシア人作曲家
20世紀後半のロシアを代表する作曲家の一人。
ロシアの民族的主題に基づく作品(特に声楽曲)を得意とし、現在でも国民的作曲家として人気がある。

 クルスク州ファテジに生まれる。父親は郵便局員、母親は教師。
1948年社会主義リアリズム路線に反するとみなされた芸術家たちが一斉に批判された(いわゆるジダーノフ批判)。
この際、彼の師であるショスタコーヴィチも批判の槍玉に挙げられたが、彼はこの批判に決して同調しなかったという。
これは当時としては覚悟と勇気のいる行動であるが、なぜかこのことは問題にされなかった。

☆主な作品
トロイカ、ワルツ、春と秋、ロマンスなど。



    


「時よ、前進!」をどうぞ^^




この曲は、ソビエト連邦中央テレビで夜9時から放送されているニュース「ヴレーミャ」のオープニングに1985年から30年近く用いられていたほか、モスクワ放送、日本語版のニュース解説番組「ラジオジャーナル『今日の話題』」のオープニングに、長らく用いられた。
また、2014年ソチオリンピックの開会式でも、BGMに用いられた。

確かに、急かされるような、前に前にと背を押されているかのような曲だ。
運動会でも合うかもしれない。

ロシアもたくさん作曲家がいますよね。
ではまた次回。






一言お断りを。
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        冬灯
2021.10.26 / Top↑
こんにちは。

今日は映画の感想を^^




    五福星 (1983)

     監督:サモ・ハン・キンポー
     出演:ユン・ピョウ、ジャッキー・チェン、サモ・ハン・キンポー他
     製作国:香港


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〇あらすじ

刑務所で意気投合したポット、チンケ、ハンサム、モジャ、マジメの5人は出所後に社会復帰しようと清掃会社『五寶清潔公司』を開業したが仕事のわりに儲からない。

そこで労働の息抜きとして清掃を行った屋敷主催のパーティーに潜り込み、ついでに金持ち達と会って顧客の開拓を目論んだが、それはマフィアの主催するパーティーだった。

しかもマフィアが闇取引で用意した偽札入りアタッシュケースを盗んだと勘違いされてモジャの美人の妹を人質に取られてしまう。





サモ・ハン・キンポー監督・主演の福星シリーズ第一弾。
ハチャメチャなコメディ映画。
当時はかなり香港でウケたらしい。
日本でもサモハン、ジャッキー、ユン・ピョウの3人はセットで人気だったから、この作品も公開時はかなり反響があったようだ。

私の好きなユン・ピョウは残念ながら出番は一度のみ。
ジャッキーとの喧嘩?のシーンだけ。
勘違いで軽い喧嘩をするというだけで終わり。
可愛い顔が見れただけでもまあ、よしとするか。

そして残念ながらカンフーシーンもほぼない。
それが楽しみなのにねえ。
コメディが主すぎて、アクションがあまりない。
とはいえ、数少ないアクションは派手で豪快だ。
そこはさすがサモハンといったところか。

ジャッキーも若々しい。
ドジな刑事役だ。
この頃はそんな役ばかりというイメージ。

途中、サモハンの仲間のひとりが透明人間になる術を使い、本当に透明になった気がしているシーンは思わず吹き出してしまう(笑)
仲間たちはみな成りきっているのを楽しんでいるから、本人は本当に見えないと思っている。
そんなわけないだろっと、突っ込みたくなる瞬間だ(笑)

サモハンといえば、コメディカンフーというイメージは強い。
ジャッキーとは路線が違う。
コミカルで笑える、そんな映画ばかりだ。
まあ、それはそれで。

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一応刑事らしい。
でも名前はなし。
う~ん・・・ワンシーンかぁ。






一言お断りを。
実は今、ひじょうに忙しい毎日でして・・・。
コメント頂いた方々にはお返事できなくて大変申し訳ありません。
壱日も休みがない状態でして。
仕事が休みの日には資格取るため、学校に行っています。
勉強も、まあ、しているのでそれだけで精一杯の毎日です。
記事は以前書き貯めていたのを予約で更新しております。
なので、あまり自分のブログを見返す時間もなくて。
コメント頂いた方には申し訳ないですが、お返事はまだしばらくはできないことをどうかご了承ください。
宜しくお願い申し上げます。

皆さまのブログには、時間の合間にお邪魔させて頂いております。
宜しくお願い致します。

        冬灯
2021.10.25 / Top↑
こんにちは。

今日は詩の記事です。





   闘うペン

私は闘う
悲しき心でもって

何もない私には
ペンしかないから

この子は武器だ
詩(うた)は言の葉を紡ぐ
最大の証だ

愚かな戦を止めたい
哀しき諍いを止めたい

あの人間(ひと)たちの涙の為に
愛する者たちの為に
可愛い幼児(おさなご)たちの為に
生まれ来る未来の子の為に

言の葉よ
蘇れ
鋭い刃となり
この間違った想いを
破壊せよ

その醜い苛立ちを
その互いを認めようとしない
自己主義を

詩という魂で鎮めたい

言の葉は武器

聖き愛と魂の為に
私は今日もペンで
愚か者たちを
殴りにゆくーーー




願いと祈りをペンの先に。








一言お断りを。
実は今、ひじょうに忙しい毎日でして・・・。
コメント頂いた方々にはお返事できなくて大変申し訳ありません。
壱日も休みがない状態でして。
仕事が休みの日には資格取るため、学校に行っています。
勉強も、まあ、しているのでそれだけで精一杯の毎日です。
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        冬灯
2021.10.24 / Top↑

こんにちは。

今日は洋楽。
一足お先にクリスマス☆ソングを(^^♪


  


   

    White Christmas (1942)

      歌:ビング・クロスビー

     




まさにクリスマスの定番ですね。
しっとり、夜が更けた時にしっとりと聞きたくなるそんな歌。

作曲はアーリング・バーリンによるものだけど、何年に作られたのかは正確には分からないという。
この曲は全世界でたくさんのアーティストにカバーされてきたが、最初に歌い、大ヒットしたのはビング。

声もいいですね^^







一言お断りを。
実は今、ひじょうに忙しい毎日でして・・・。
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        冬灯

2021.10.23 / Top↑
こんにちは。

今日はドニー・イェンの映画感想。
ネタバレもあるのでお気を付けください^^




   捜査官X (2011)

     監督:ピーター・チャン
     出演:ドニー・イェン、金城武、ジミー・ウォングほか。
     製作国:香港


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〇あらすじ

1917年初夏の中国雲南省の小さな村で奇妙な事件が発生した。

両替商に押し入った2人組の強盗が謎の死を遂げたのだ。

その場に偶然居合わせた一介の紙職人ジンシー(ドニー・イェン)の必死の抵抗で強盗犯たちは自滅したという。

捜査官シュウ(金城武)は強盗の1人が指名手配中の凶悪犯イェン(ユー・カン)だったことに驚いた。

遺体の両目が充血していたことから、こめかみのツボを狙った殺しのプロの仕業だと気づいたシュウはジンシーへの尋問を開始する。

妻アユー(タン・ウェイ)幼い2人の子どもと慎ましく暮らすジンシーを村人は誰もが口を揃えて好人物だと言う。

が、過去情にほだされ罪を見過ごした少年に毒殺されそうになった苦い経験を持つシュウには法を順守するという強い信念があった。

危険な罠を仕掛けては真の姿を暴こうとするが、紙職人はなかなか尻尾を掴ませない。

ようやく、故郷の荊州で殺人を犯し刑に服した後この村に流れ着いた、というジンシーの告白を引き出したシュウは、彼が武術の達人である事を試すため背後から鎌を振り下ろした。

しかし避けるどころか鎌は肩に刺さってしまい、村人から非難を受けることになってしまう。

そこへ荊州でジンシーの過去を探っていた密偵(チアン・ウー)から彼が凶悪な暗殺集団「七十二地刹(ちさつ)」のナンバー2ではないかという情報が入り、シュウは逮捕状を取りに町へと戻る。

シュウの帰った後、村に「七十二地刹」の一味が押し寄せ村人を襲い家々に火を放つ。

家族の前で教主(ジミー・ウォング)の息子タンロンであると正体を明かされたジンシーと義母(クララ・ウェイ)との激しい戦いが始まった。

薄氷の勝利を手にしたジンシーは夜も更けやっと家に戻ってくる。

逃げましょうと荷造りをする妻に「無駄だ、この10年間ありがとう、自分はジンシーじゃない」と告げる夫。

手を引けという上司の忠告も聞かず、シュウはかつての妻(リー・シャオラン)から金を借り上層部に賄賂を渡すまでして手にした逮捕状を持ち村へと急ぐ。

自らタンロンであることを認めたジンシーに対し、シュウは逮捕ではなくツボに針を刺し仮死状態にして敵と警察を欺く事を提案する。

企みは成功するかに思われた。

しかし生死を分ける制限時間が迫ったところでシュウは「七十二地刹」が取り囲む中、彼を生き返らせる決断をするしかなかった。

かつての仲間を前に息を吹き返したジンシーは自らの左腕を切り落とし、腕と一緒に恩は返したと絶縁を宣言、その場を逃れた。

残るは教主との決着のみ。

片腕となったジンシーは刀を手に実父である教主と妻アユーそして子供たちの待つ我が家へと向かう。





まさにドニーのかっこいいカンフーが見放題な映画!
最初は気のいい男で、戦ったことなんてない、そんな素振りでいるものの、実は暗殺集団の息子で、父譲りにものすごい強い男という設定。

身を隠し、偽名で生活をし、妻子もいる。
貧乏だけど、平和な暮らし。
妻は夫の過去を知らないまでも、どこか影のある印象にもしかしたらいつかはいなくなってしまうのではと、感覚で察しているような女。

ある強盗を倒してしまったがために、シュウにその正体を疑われてしまう。
結局襲撃してきた父の手下たちによって、その正体がバレてしまうわけだけど。
バレてからの彼のカンフーバトルがものすごいかっこいい。
あまり現代的でない戦い方だから、カンフー自体を楽しめる作品だ。

最初の強盗との戦い方ももちろんかっこいい。
決して正体を明かさないように、うまく立ち回って倒してしまう。
まるで故意ではなく、誤って事故ったかのような方法で。
そんなの、強くなくちゃできるわけないじゃん!!
だからこそ、シュウに怪しまれてしまったわけだけど(;^_^A

義母との戦いもよかったけど、最終戦の親子対決も最高だった。
片腕なしでの決闘。



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カンフーって何がかっこいいかって、構えだよね。


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この映画では辮髪姿のドニーさま。
貧しい設定ということもあって、髭もあったり。



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最期はシュウに助けられたこともあって、宿敵・父を倒し、また元の生活に戻るジンシー。
でも、多分シュウは死んでしまった様子・・・。

こんな出会いでなければ、友人同士になれたかもしれないけど。

とにかくドニー・イェンのカンフーが見たいなら、この作品は見逃せない。
たっぷり、お腹いっぱい見れるのでお勧めだ。
しかも、片手での戦いも見れるからとても貴重だし。
物語としても楽しめた作品。

私の中でこの映画はかなりの上位だ (*^_^*)








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2021.10.22 / Top↑