梅月夜の夢物語り
ようこそ!冬灯(とうか)のブログへ。徒然に徒然なるがままに書き綴っています。主に自作の詩、サザン、役所広司さんやドニー・イェンなどなど。他にも興味があることを気の向くままに語っております。
2020'03.31 (Tue)
自由(自作の詩)
2020'03.30 (Mon)
メリーポピンズ リターンズ(ディズニー映画)
2020'03.29 (Sun)
「戸隠の愛」殺人事件(ミステリー小説)
読書感想。
ミステリー大好きです。
昔読んだ本から紹介してます。
☆「戸隠の愛」殺人事件
作者:吉村達也
〇あらすじ
資産家・松平将史の長女が、世田谷区成城の豪邸で顔を潰されて殺された。
ついで次女は、長野市郊外の霊仙寺湖畔で毒殺。
事件を解く鍵は、3年前に戸隠神社で変死した母親に?
探偵は朝比奈耕作!
テレビだと、たまに小泉孝太郎さんが演じてるシリーズですね。
殺人なんて、しょせんエゴの塊りでしかない。
父親のエゴと嘘が原因で事件は起きてしまう。
そもそも身の危険を感じていた母親がもっとしっかりしていれば。
父親にしてみれば自業自得としかいいようがない。
姉妹は難はあれど、正しく事実が伝えられてさえいれば、それなりにやっていけたのではなかろうかと思えて残念に感じた。
それぞれに魅力的に思えたからこそ余計にかもしれない。
母の立場の弱さゆえに、正直に子供たちに真実を語れず惨劇が生み出された悲しい物語。
2020'03.28 (Sat)
Five Rock Show(サザン曲)
2020'03.27 (Fri)
翼(自作の詩)
2020'03.26 (Thu)
嵐の素顔(邦楽)
2020'03.25 (Wed)
英国王のスピーチ(洋画)
1925年、大英帝国博覧会閉会式で、ヨーク公アルバート王子はエリザベス妃に見守られ、父王ジョージ5世の代理として演説を行った。
しかし、吃音症のために悲惨な結果に終わり、聴衆も落胆する。
エリザベスはアルバート王子を説得して、言語聴覚士であるオーストラリア出身のライオネル・ローグのロンドンのオフィスをともに訪れる。
独自の手法で第一次世界大戦の戦闘神経症に苦しむ元兵士たちを治療してきたローグは、王室に対する礼儀作法に反してアルバートを愛称の「バーディ」で呼びつけ、自身のことは「ローグ先生」ではなく「ライオネル」と呼ばせる。
ローグの無作法に反発し帰りかけたアルバートに、ローグはシェイクスピアの『ハムレット』の台詞を朗読できるかどうか、賭けを持ちかける。
ローグは音楽が流れるヘッドホンをつけさせ、アルバートには自身の声が聞こえない状態でその声をレコードに録音する。
途中で腹を立てて帰ろうとするアルバート王子にローグは録音したばかりのレコードを持たせる。
クリスマス恒例のラジオ中継の後、父王ジョージ5世は、新時代における放送の重要性と共に、アルバートの兄デイビッド王太子は次期国王に不適格であり、アルバート王子が王族の責務をこなせるようにならねばならないと語り、厳しく接する。
帰邸後、苛立ったアルバート王子はローグから受け取ったレコードを聴き、自分の滑らかな発声に驚く。
王子はローグのもとを再び訪れ、口の筋肉をリラックスさせる練習や、呼吸の訓練、発音の練習などを繰り返し行う。
アルバートはローグに吃音症の原因となった自身の不遇な生い立ち(右利きでないことを罰せられ矯正された、乳母に虐待されたなど)や、吃音を揶揄されたこと、末弟ジョン王子の死去を打ち明け、二人の間に友情が芽生えていく。
1936年、ジョージ5世が崩御し、デイヴィッド王子が「エドワード8世」として国王に即位する。
しかし、新王が結婚を望んでいた女性、ウォリス・シンプソン夫人はアメリカ人で、離婚歴があるだけでなく2番目の夫といまだ婚姻関係にあったため、王室に大きな問題が起こるのは明白であった。
その年のクリスマス、ヨーク公夫妻はパルモラル城で行われたパーティで、城の周辺の木が勝手に切り倒される光景と、国王とシンプソン夫人の下品な姿を目の当たりにする。
見かねたアルバート王子が兄王に、英国国教会の長でもあるエドワード8世は離婚歴のある女性とは結婚できないことを指摘すると、王は吃音症治療は王位ほしさからなのかと責め、吃音をからかう。
エドワード8世の醜聞を聞いたローグは、代わりに国王に即位するべきだとアルバートを説得するが、王子は「それは反逆罪に当たる」、「あなたのような平民に言われる筋合いはない」と怒りローグの元から去ってしまう。
結局エドワード8世はウォリスとの結婚を諦めきれず、結婚するが、スタンリー・ボールドウィン首相やウィンストン・チャーチル元海軍らの反対を受け、即位して1年も満たぬうちに退位し、アルバート王子が『ジョージ6世』として即位する事態になる。
アルバートは国王の重責に、自分は今まで海軍士官しか務めたことがないとエリザベス妃に不安を吐露する。
一方ヨーロッパ大陸では、アドルフ・ヒトラー率いるナチ党政権下のドイツが台頭し、一触即発の機運となっており、大英帝国は国民の統一を促す国王を必要としていた。
しかし新国王の吃音症は依然として深刻なままで、王位継承評議会での宣誓は散々なものであった。ジョージ6世夫妻は再びローグを訪ね、謝罪して治療を再開する。
戴冠式に備えるジョージ6世は、ローグにはなんの医療資格も持たないことを知る。
カンタベリー大主教コスモ・ラングは、ローグを国王から遠ざけようと試みるが、国王はローグを臨席させると譲らない。
国王となることに不安を覚えるジョージ6世の前で、ローグは戴冠式で使われる椅子に座ってみせて国王を挑発する。
激怒してローグを怒鳴り散らす国王は、自らの雄弁さに驚く。
戴冠式での宣誓は滞りなく進行し、ジョージ6世はその様子をニュース映画で家族とともに観る。
さらに、それに引き続くニュースで、アドルフ・ヒトラーの演説の巧みさに強い印象を受ける。
やがて、ボールドウィン首相の後を継いだネヴィル・チェンバレン首相の宥和政策は失敗し、1939年9月1日のドイツのポーランド侵攻を受けて、9月3日に英国はドイツに宣誓布告、第二次世界大戦が始まる。
同日、ジョージ6世は大英帝国全土に向けて国民を鼓舞する演説を、緊急ラジオ放送で行うことになる。
緊迫した状況の中ジョージ6世は、ローグと二人きりの放送室で完璧な演説をこなす。
放送室から出てきた国王は、報道用に堂々と原稿を読む姿を撮影すると、エリザベス王妃、そしてエリザベス王女、マーガレット王女とともに宮殿のバルコニーに出て、待ち構える大衆に手を振る。
その様子をローグは満足げに見守るのだった。
脚本家のデヴィッド・サイドラーは、吃音症であり、30年以上この企画を温めていたという。
それはライオネル・ローグに関する記録がほとんど手に入らず、ライオネルの息子バレンタインが保有していた治療記録は、ジョージ6世王妃(後の皇太后)エリザベスから存命中の公表を拒まれたため。
皇太后が2002年に101歳で死去すると、サイドラーは作業を再開する。
ライオネル・ローグの孫に当たるマーク・ローグは、整理していた父の遺品の中に祖父ライオネルとジョージ6世との往復書簡が大量にあることに気付いたそうで、その資料を入手して製作に当たった。
主演のコリン・ファースがアカデミー賞受賞した、とても良質な映画。
実際の人物を取り上げた歴史映画は好きなので、とても良い映画に出会えて嬉しい。
二人の友情は死ぬまで続いたという。
あの時代に生まれていないので、実際ジョージ6世がどれぐらいの吃音があり、またどれほど克服したのか術は知らないが、きっと立場として限りなく努力を惜しまなかったのだろうと推測される。
この映画の中では吃音は生まれ持ったものではなく、心因症による影響を指摘されているけど、実際にもそうだったのか。
乳母に虐待されたとか、強制的に利き手を直されたとか、史実を知らないので分からないけれど。
時間があったら、是非とも歴史書を読んでみたいところ。
コリン・ファースの演技も良かった。
結構好きな俳優さん。
国王とローグの絆のシーンは泣ける。
時にはぶつかり合い、喧嘩別れをしたりするけれど、徐々に絆が深まっていき、それが揺るぎないものへと進化していく様は、心が温まる。
生涯を通じての信頼。
堅く結ばれた友情。
障害を乗り越えようと奮闘する王と、それを愛情もって支援していくローグ。
感動。
テーマ : ヒューマン・人間ドラマ - ジャンル : 映画
2020'03.24 (Tue)
「北京の龍王」殺人事件(ミステリー小説)
昔読んだ小説。
感想です。
ネタバレ毎度含んでるので注意して下さい^^
☆「北京の龍王」殺人事件
作者:吉村達也
〇あらすじ
中国系日本人実業家の周龍平は、北京の故宮を観光中に天空からのメッセージを受け取る。
「龍王の雲を得たるがごとし」その啓示を「龍」をテーマにしたPCゲームによる世界制覇と解釈した周は、部下の九条に至急企画を開発せよと命じる。
その頃、日本将棋界のエース、佐藤康光、森下卓、島朗、伊藤果の4人が参画した新感覚の将棋ゲーム「Jチェス」が開発中とのニュースを得た九条は、アイデア盗用計画を立てる。
そんな折、ホテルの一室で周龍平が襲われる。
今回の探偵役は、氷室想介。
作中には、志垣&和久井コンビ、朝比奈耕作、さらには作者自身が登場するので吉村作品をずっと読んでる身としては中々に楽しめた。
またしても‘女って怖いね‘という結末。
動機はよくあるパターンの金や財産は私のモノよという、身勝手でエゴの塊り女の話。
執着心って、女の方が大きいのかしら。
現実でもこういった犯人は女性の方が多いし。
子を産む、護るという元々持って生まれ来る無意識の感覚によるものも影響してるのかしら・・?
2020'03.23 (Mon)
孤独(自作の詩)
孤独
2020'03.22 (Sun)