2016-01-01から1年間の記事一覧
年末年始の帰省が嫌だ、という人はどれくらいいるだろう。それぞれの親族は好きでも、一同に集まるのはちょっと辛い。共通の話題は「最近あったこと」くらいしかなく、場をもたせるのに苦労する。 親族の一部には「結婚はまだなの」「子どもは?」と彼らの世…
「イギリスへ行くまえに、これ読んでください」と友人が貸してくれたジョジョの奇妙な冒険。あっという間に6部まで全巻読破してしまいました。 さて11月、グルメ仲間数名と北イタリアを横断しつつレストランを巡る旅をしました。今回はその旅程にヴェネチア…
電通で入社わずか1年目の女性が過労死させられた事件。亡くなったのは共通の知人が何人もいる女性だった。今さら強制調査をしたって、彼女は返ってこない。 なぜ就活で電通が人気なのか 就活における「電通」の立ち位置は間違いなくトップである。内定者の…
モラル・ハラスメント、略して「モラハラ」という単語も、よく知られるようになった。だが信じられないほど世間が考えるイメージに現実とのギャップがあり、この溝を埋めねば誰が次の被害者になってもおかしくない。この文章は、あなたをモラハラの被害者に…
電通がデジタル広告領域で、契約期間に実際は掲載しなかったのを始めとする不正が発覚した。私はこれまで数社で電通へWeb広告を発注する立場だった。その上で、この問題が発覚したとき冷や汗が流れた。そして電通の担当者さんへ「申し訳ない」と感じている。…
SNSのフォロワー数とは、あなたの情報を見ている人数を指す。芸能人などささやかな日常風景をツイートしているだけでフォロワーが大勢つく人間もいる。その一方で無名からスタートし、人気アカウントになる方も多い。 それまで人生で注目されてこなかった後…
自称「自然派ママ」の女性が子供の火傷した手を温めて治そうとし、問題になった。これはホメオパシーという医学的根拠のない治療法らしい。 自然派ママの流れから、こんなツイートも生まれた。 簡単に信じちゃいけないもの一覧・植物性由来・自然派・オーガ…
約1年前まで料理が死ぬほど下手でした。言い訳をさせてください。親の代からです。ネット用語で料理が殺人的に下手な人を「メシマズ」と呼びますが、かつての自分を振り返るとこれほどピッタリな称号はあるまいよ、と思います。 当時やらかした失敗はこの通…
社会の底辺の人とは関わってはいけませんという記事が挙がった。内容はざっとこんな感じだ。 第1階層 上級公務員、経団連加盟大企業勤務者、難関国家資格、成功した起業家。配偶者含む 第2階層 2流中規模会社勤務者。2流公務員 第3階層 中小企業勤務者、ニー…
試行錯誤しながら手に入れた部下や後輩を半年で1人前にするコツをまとめました。 嫌な先輩から、まあまあの上司になるまで まずは私の経歴を少し。昨年独立するまで外資で働いていました。新卒で入ったのは少数精鋭にしたって、いくらなんでも少なすぎない…
デートした後、疲れてしまう。気づけば都合のいい女にされている。尽くしても報われず、愛してくれない人ばかり選んでしまう。そんなあなたのために、オンライン相談所『恋愛障害の保健室』を7月15日より開設します。 もともと恋愛相談を数百件いただいてき…
イギリスの国民投票でEU離脱が賛成多数となった。離脱を促したUKIPは週に3億5,000万ポンドのEU拠出金を健康保健に使い、移民の数を制限しようと呼び掛けた。離脱発表から一夜明けてUKIPの代表はあっさりと「そんな公約をした覚えはない」とてのひら返し。金…
「面白かった!」と思える本に出会うのはたやすいけれど、人生を変えるほどの衝撃を与えられることはめったにない。ネットでよくオススメされている本は悪くないけれど、優等生的すぎる。人生が本で変わるのはもっと生々しい、読んでいて声が出るような体験…
シンガーソングライターの冨田真由さんがファンに刺される事件が起きた。不幸中の幸いに意識を回復したそうだが、心身の傷つきを思うとやるせない思いになる方も多いだろう。 この世にはあなたが少しでも反応すれば好意だと勘違いする人種がいる。ここでは便…
6/16(木)発売、トイアンナ初の紙による著書『恋愛障害―どうして「普通」に愛されないのか』(光文社)の一部を公開いたします。 データで見る恋愛障害 自分を傷つける恋愛ばかり繰り返してしまう「恋愛障害」とは、実際にどのような方が当てはまるのでしょ…
好評発売中、トイアンナの初の紙書籍『恋愛障害―どうして「普通」に愛されないのか(光文社) の発売を記念して、本文の一部を無料公開いたします。 はじめに──恋愛障害だった私 突然ですが、こんなことを思っている方はいらっしゃいませんか。 「いつまで経…
500人以上の人生相談から「もしかして少子化問題って10年後には解決してるんじゃないの?」と思った話。 少子化の原因は婚姻数の減少であるという分析がある。つまり今の日本では、誰も結婚しないから子供が産まれていない。しかし別のデータを見ると2010年…
今まで数百名の就活相談に乗ってきたが、いつだって傷つくのはMARCH以下の学生だ。たとえトップの成績でも、就活は学歴フィルターで落とされる。 あるときは「なぜあんなバカ慶應生が内定して、俺は説明会すら呼ばれないんですか」と泣いているMARCH生の言葉…
友人の退職は、外資系企業なら珍しくない。特に総合職入社した女性は、アラサーになると「やっぱり違う」とキャリアを降りてゆく。10年前に総合職女性を採用した企業の半分で女性は1人も残っていない。 総合職へ腰掛のつもりで入る女性は少ないはず。それが…
「売れ残る」という単語は好きではない。結婚する気が無い人まで罵倒する言葉だからだ。もし本当に「売れ残り」がいるとするならば、それは「結婚したくて努力しているにも関わらず、長期間マッチングできない」状態だけだろう。 その意味で「売れ残る」女子…
先日飲んでいて「自殺未遂は恥ずべきことなのか」という話になった。 自殺未遂する心情へ簡単にアクセスできるようになったのは『南条あやの保護室』からだろう。ネットアイドルとして『卒業式まで死にません』というセンセーショナルなタイトルで本を出した…
日本人は英語ができないことを、疑う者は少ないだろう。 その理由を簡単に調べてみたところ歴史的背景から言語学上の違い、果ては脳科学まで言い訳がズラリと並んでいる。 だが海外で語学学校を経営している方にお話を伺うと、全く違う回答が出てきた。日本…
私事で恐縮ですが、今日からトイアンナが2人になりました。 新しい方は原案・企画が主な業務です。彼女と一緒にプロットを話し合うことはありますが、執筆するのは今までのトイアンナとなります。従っていきなりスピリチュアルヒーラーとして恋愛相談を解決…
恵比寿の居酒屋が、「英語使うな! 日本語以外話すな!」と書いたメニューを外国人に渡していることが判り、ちょっとした騒動になった。食べログで見ると「ミニスカ女子は1杯無料、※ブス不可 ※23歳以上不可 ※審査あり」と日本人まで差別する大変徳の高いお…
申し訳ありません、私のミスにより二重投稿となってしまったためこちら削除しました。記事はこちらをご覧ください。 toianna.hatenablog.com
こんにちは、トイアンナです。 「ライトな恋愛に関する本を、電子書籍で出せますか」とKADOKAWA様におっしゃられて「び、ビッチの生態をまとめた同人誌ならありますが」とおずおず1冊目を出してから数ヶ月。お陰様で売れ行き好調とのことで、2冊目を上梓い…
初めての青色申告がわずか3時間で終わった話をします。 私がフリーランスになったのは昨年末。今まで親類の確定申告を手伝ったことはあっても「自営業」として青色申告をしたのは初めて。「経費になるものを買ったら、領収書貰えばいいんでしょ?」くらいの…
家事代行サービス企業の役員・K氏が書いた「女性に読んでほしくない女性のマネジメントについて」という記事が炎上した。すでに元記事は削除されてしまったので要約すると、女とはこういう生き物らしい。 口は出すが責任は負いたくない。わがまま 「何がなん…
恋愛ハウツー本を、人生でほとんど読んでこなかった。なんせ店頭に並びすぎなのである。まず何を選んだらいいか分からん。 しかし私も気付けば恋愛コラムを書いていた。他の作家さんはすなわち「業界の先輩」だ。そこでこの1ヶ月、集中的に恋愛コラムを読ん…
天下の外資系金融を蹴って総合商社を選んだ学生の記事「ゴールドマン・サックスを選ぶ理由が、僕には見当たらなかった」をきっかけに、総合商社の中の人とお話させていただくことになった。記事前編はこちら。 資源ビジネスは「中国と原油」に足元をすくわれ…