年次点検を行う際、
電話交換機(PBX)に仮設電源を
準備するときがあります。
理由としては
- 停電中でも電話は使いたいという希望(機種にもよる)
- 劣化したPBXは停電するだけで再起不能になる場合がまれにあり、停電前に本体の主電源をオフにしたほうが壊れにくい。切ったついでに必要に応じてサービスで仮設電源を入れる。
とはいっても
100%仮設を入れているわけではないです。
どこにPBXがあるのか
現地の人も含め
いまだ謎の現場があったり、
停電くらいではびくともしない
かなり立派な機械が入っている現場では
逆に余計なことをしません。
電話交換機は
事務所内の机などの
脚元奥にある場合が多いですが、
こちらの現場は
パイプシャフト室内に
端子盤があって一緒に置いてありました。
PBXのほか光回線のルーターやHUBが
電源タップに刺さっていたので
タップごとまとめて
仮設電源に繋ぎました。
仮設電源に切替前と
商用電源に戻す前には
かならず
PBXの主電源スイッチを切ってから
繋ぎ変えています。
そのほうが壊れない、らしいです。
PBXというのは
パソコンみたいなものなのか
3~5分程度立ち上がりに
時間が掛かります。
ですので
ビジネスホンの画面が
通常通りに戻ったことを確認し
発信確認までおこなってこそ
電源切替完了と言えます。
実は、
商用電源への復旧時、
コンセントは商用に差し替えたけど
主電源スイッチを入れ忘れてて
電話前で
なかなか電話機の画面復旧しないなー
なんてずっと待ってから
入れ忘れに気が付きました。
こんなこともあるので
電源を切り替えたら
それっきりにせず
電話の発信確認まで
必ず
やっておきましょう。
ポータブル電源での仮設は
バッテリー残量が気になるので
念のため
消費電力と
使用前後のバッテリー残量チェックも
欠かせません。
仮設に使ったのは
現在所有しているDELTA2でした。
2024年10月現在、
EcoFlowの1500Wポータブル電源は
DELTA2、
DELTA3、
DELTA3Plusの3機種があります。
製品説明の比較表から
- 容量拡張(エクストラバッテリーの拡張台数)
定格出力の3000Wサージ出力(270ms瞬時出力)2の仕様表から消えているだけで同等- X-Boostが1900W→2000Wにアップ
- バッテリー寿命が3000回から4000回以上と強くなっている
- UPSとして使用した場合の停電時バッテリー出力切り替え時間が<30msから<10msへ高速化
- 重量500gアップ
- 販売時期で割引率が変わるが、価格差はほぼない
- ソーラー入力が500Wから1000W(500W×2)まで充電で使える
- UPS機能にサージ保護/NASが追加となっているので、たぶんコンセントの雷サージ保護追加、USBを繋いでバッテリーが切れる前に繋いでいるパソコンやサーバーの自動シャットダウンができる模様
- 価格差は1万円程度
ということで
現場で使用することを考えるなら
Plusの機能は必要なし、
2と3との価格差はないようなので
最新のDELTA3かなと思います。
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