SACD聞くためにDENON DCD-1500RE(SP)買いました。
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DENON CD/SACDプレーヤー ハイレゾ音源対応 プレミアムシルバー DCD-1500RE-SP
- 出版社/メーカー: デノン
- 発売日: 2013/09/17
- メディア: エレクトロニクス
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最初はSACDを再生できるだけでいいと実売価格2万円程度のものを買うつもりだったんですが、「意味のある」bit拡張に興味が湧きまして「Advanced AL32 Processing」とやら搭載で実売価格は7万7千円程度と+5万円以上にもなりましたが思い切って。
持っている音源を片っ端から聞き直しているところです。再生機器を変えれば音がそれなりに変わるのは当然ですが、それが私にとって望ましいかどうかが問題。
少なくとも若気の至りで、音楽ファイルなんてMP3でも十分などと思い込んでリッピングしてしまいCDを返却あるいは手放してしまったような音源はかなり良い方に変わりました。
CDも、愛聴盤のひとつリチャード・サウザー「ビジョン」が良い感じに違いが感じられるのでこれだけでも買って良かったと思いますけど。
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- アーティスト: Hildegard Von Bingen
- 出版社/メーカー: Angel Records
- 発売日: 1994/10/27
- メディア: CD
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さてハイレゾ音源は・・・
このDCD-1500RE、SACD再生可能なんだからAudioGate3で作成したDSDディスク(DVD-R)も再生できると勝手に思い込んでいたんですがダメでしたorzそもそもDVDメディアを読めないし。
またUSB-DACとしてPCに繋いでfoobar2000から5.6MHzのDSFファイル「輝くチェンバロ」を再生しようとしたら、ブツブツと途切れ途切れになり・・・マニュアルを見たら再生できるDSFファイルは2.8MHzのもののみ。
SACDの規格が2.8MHzだということも知らず、購入前にダウンロード可能だったマニュアルも読まずに買ってしまった報いですね(^^;)まぁ2.8MHzで再生させる場合は大丈夫ですけど。
(訂正:foobar2000からDenon USB audio driverのbufferを大きくしたら5.6MHzのDSFファイルもちゃんと再生出来ました。)
他にもUSBメモリやデータCDからダイレクトに再生させる場合にWMA LossLessは使えないとか、使えるフォーマットやビットレート、サンプリング周波数がそれぞれバラバラだったりマニュアルで確認しないと分からない不便な点があるのでこれから購入を考える人はメーカーサイトでマニュアルを見ておくべきだと思います。
そして・・・
藍井エイルの「D'AZUR」、クーポンがあったのでAmazonのデジタルミュージックストアでMP3版の「IGNITE」と「ラピスラズリ」(271kbps)だけを購入してあったんですが、これもそこそこ良くなりました。
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D'AZUR(初回生産限定盤A)(Blu-ray Disc付)
- アーティスト: 藍井エイル
- 出版社/メーカー: SME
- 発売日: 2015/06/24
- メディア: CD
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ところでとても気になったのでmoraでハイレゾ版(96kHz/24bit)の「ラピスラズリ」のみを購入。AudioGate3で再生、サンプリング周波数はautoで。DENON DCD-1500RE+STAX SRS-3030でMP3版と交互に聞いてみると・・・確かに違うけどそれ程違わないことに困惑(^^;)
どちらもAdvanced AL32 Processingとやらで音をいじられるからでしょうか。DSFファイルやSACDレイヤーの再生はAdvanced AL32 Processingが作用しないらしいです。
ここで違いが顕著ではないのは使用している電源ケーブルや音声ケーブルのせいではないかと、また電線病を発症しそうです(^^;)
ただ、昔DPF-7002とHA-1Aで電線遊びをしていて最後にはオーグラインの単線をDPF-7002の基板に直付けしてHA-1AのRCAジャックに綿棒や爪楊枝で固定しても割と良い音がすることが分かったので、コネクタだのシースだのジャケットだのにこだわるのが馬鹿らしくなった過去があります。銀線が好きならそれでシンプルな信号線を作って繋げれば良いんじゃないかと。グランド線処理も必要なし。
ところでもうひとつ藍井エイルの「BLAU」、CDを借りて聞いているんですが大音量の伴奏の大半が汚い音、音がクリッピング起こしているように雑音の塊のように聞こえるのはDCD-1500REのエージングが進めばちゃんとした楽器の音に聞こえるんでしょうか?それとも私の耳の方が衰えていて耳の方でクリッピングを起こしているんでしょうか?
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- アーティスト: 藍井エイル
- 出版社/メーカー: SME
- 発売日: 2013/01/30
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STAXのせいかと思ってHA-1A+ER-4Sで聞いてみても同じなんですけど。音量のせいなのかはたまたいわゆるハイレゾの音の歪みなのか・・・
それにしても、SACDハイブリッドが楽天レンタルにも結構あるので借りて聞いているんですが、何というか大したこと無いと感じてしまうのはものにもよるんでしょう。交響曲とか臨場感に関してはCDと変わらない気がします。バーンスタインのSACDもちょっと考えものかな?そもそも録音があまり良くないらしいし。
録音が良い音源のCDの方がそうでもないSACDに勝るんでしょうね。
※foobar2000でDSFファイルを再生させるのに、ここ(http://pioneer.jp/support/av_pc/compo/foobar2000/)を参考にしました。