イタリアで牡丹園なんて、私の知る限りでは珍しい場所
　　　　　　　　いつか、いつか、と思いながら3年越しにやっと足を運べました。






季節毎に出版される雑誌に、春になると必ず掲載されていたこの牡丹園。
正確には一般の園芸農家ですが、取り扱い(販売）樹木は牡丹のみで
毎年4－5月の開花時期にに敷地内を一般公開してくれています。



　　入り口で迎えてくれたのは満開のアヤメ。看板も同じ色使い。

　　　　　　　遠くからでは、まだ満開までとは行かないかな～
　　　　　　　と思っていましたが、近くで見るとそこかしこに咲いてます。
　　　　　　　花の頭が重くて傾いでいて、遠くからでは見えなかっただけ。

　　　　　　　道しるべに案内されて歩いていきます。

　　　　　　　疲れた一休みの出来るベンチも至るところに。

　　　　　　　緩やかな坂を上りきり、丘の上に出てればその眺めは素晴らしく

　　　　　　　まだまだ続く隣の丘までも見渡せます。

　　　　　　　庵のような、小さな礼拝堂のような。

　　　　　牡丹って中国が原産だったんですね。
　　　　　この農園の名前Moutaも、中国語の発音“Mu Dan”
　　　　　から来ているようで、日本語の「牡丹」もこれが語源なのかな。

　　　　　ひとしきり歩いた後にお茶がしたいね。と園内のBarへ

　　　　　ここへ戻って気が付いたのですが、この空間(園内）ではすべての設備が
　　　　　ライラック、モスグリーン、ローズピンクをベースにコーディネート
　　　　　されていて、それがまた周りの緑とよく調和して優しい感じで統一感があり素敵。

　　　　　平日のせいか他の入場者は私たち他に1組のみ。誰もいなくて貸切状態。

　　　　　ぜんぜん関係はないのだけど、うちのキッチンの壁(内装）を一面
　　　　　今のオリーブグリーンから別の色に変えたいな、と思っていたところで
　　　　　こんなライラックな色もいいな、なんて。こんなパステル調の色でも
　　　　　甘すぎることがないのが不思議。他に無駄な色がないからかな。。。

　　　　　お天気が最高!と言うわけではなくて、少し寒かったけど
　　　　　せっかくだしお庭でお茶しました。リコッタチーズのケーキが美味。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　また、来年！



　　　　　　　場所はVitervoの郊外、以下参照
　　　　　　　　centrobotanicomoutan.it
　　　　　　　　入場料2€