こんにちは!タクドラたみです♪
今回は『S&P500指数』『ナスダック100指数』『FANGプラス指数』の、比較、検証をしていきます。
- 『ナスダック100』や『FANGプラス』が、注目される理由は?
- シャープレシオ(リスクに対するリターン)
- 各インデックス(指数)について
- 上位構成銘柄と構成比率
- 投資アプローチ例
- まとめと私見
- 最後に
『ナスダック100』や『FANGプラス』が、注目される理由は?
下のチャートを見れば、一目瞭然です。
『S&P500指数』約+87%
『ナスダック100指数』約+158%
『FANG+指数』約+273%
・青色・・・「S&P500」
・黄色・・・「ナスダック100」
・水色・・・「FANG+」
つまり、
『ナスダック100指数』は『S&P500』の、約+1.8倍
『FANG+指数』は『S&P500』の、約+3.1倍の
驚異的な実績をたたき出しているのが注目されている理由です。
ただし、チャートを見ての通り
『S&P500』に対し『ナスダック100』は、
値動きの幅は大きく、
『FANG+』は、それ以上に大きいです。
つまり、
『S&P500』より『ナスダック100』、
『ナスダック100』より『FANG+』の方が、
ハイリスク・ハイリターンということです。
次に、取ったリスクに対して、リターンが見合っているのかを、シャープレシオで見ていきます。
シャープレシオ(リスクに対するリターン)
比較は、運用期間が、ある程度あるという基準(それぞれ2018年に運用開始)で、以下の3つの投資信託で行いました。
この表を見て、比較する3つのインデックスの、シャープレシオを、どう捉えるのかは、人それぞれと思います。
「S&P500」が最も安定していますが、私には、さほど変わらないように見えます。
この表からも『S&P500』より『ナスダック100』、
『ナスダック100』より『FANG+』の方が、
大きなリスクを取った分、大きなリターンが、期待できると言えます。
だだ、よほどの握力がなければ、値動きの大きさにより、市場から振り落とされる可能性が高くなってしまうことも、想定されます。
だからと言って『ナスダック100』や『FANG+』が、投機的というのは、短絡的というのが、私の考えです。
毎月など、長期で20年とか30年、コツコツ積立てていれば『S&P500』や『全世界株』同様、インデックスファンドのセオリー通り、プラスのリターンが期待できるでしょう。
とは言え、積立期間が10~15年未満しかなかったり、資産取り崩し期のフェーズの方にとっては、必ず訪れるであろう暴落の際、株価が回復するまで、待つことが困難と思われます。
投資するのであれば、適正なリスク管理は、必要不可欠でしょう。
では、次に、それぞれの指数について、簡単に触れておきます。
各インデックス(指数)について
『S&P500』指数
「S&P500」は、スタンダード&プアーズ社 ダウジョーンズ インデックスが算出しているアメリカの代表的株価指数。
ニューヨーク証券取引所、ナスダックに上場している銘柄から、代表的な大型株500銘柄の株価を基に算出される、時価総額加重平均型株価指数です。
『ナスダック100』指数
「ナスダック100」は、米国のナスダック市場(新興市場)に上場している、金融業を除く、時価総額の大きい100社で構成される株価指数。
『FANG+』指数
「FANG」とは、フェイスブック(メタ)、アマゾン、ネットフリックス、グーグルの頭文字をつないだもので、この指数は、その他、6社で構成される。
次世代テクノロジーをベースに、グローバルな現代社会において人々の生活に、大きな影響力を持つ、知名度の高い米国上場企業10社で構成される、均等加重型株価指数。
上位構成銘柄と構成比率
上の表から分かる通り、7銘柄、被っています。
S&P500 ➡ 500銘柄
ナスダック100 ➡ 100銘柄
FANG+ ➡ 10銘柄
各指数の、構成銘柄はあまり変わりません。
しかし、構成比に注目すると、構成銘柄数の関係で、
『S&P500』➡『ナスダック100』➡『FANG+』の順で、集中投資になります。
値動きの幅は「分散」より「集中」の方が、大きくなりやすいです。
投資判断の目安
投資判断の基準は、
「分散」で、リスクとリターンをマイルドにするのか?
「集中」で、リスクを取り、より高いリターンを狙うのか?
それにより、決まってくる側面が大きいと思われます。
投資アプローチ例
『S&P500』
ETF ➡「 VOO」「SPLG」など
投資信託 ➡「eMAXIS Slim S&P500」など
『ナスダック100』
ETF ➡「QQQ」「QQQM」など
投資信託 ➡「iFreeNEXT NASDAQ100インデックス」 「ニッセイNASDAQ100インデックスファンド」など
『FANG+』
投資信託 ➡「iFreeNEXT FANG+インデックス」など
まとめと私見
『ナスダック100』や『FANG+』を、投機的投資対象という考え方もあるでしょう。
しかし、私は、そう思っていません。
仮に『S&P500』や『全世界株』でも、80歳や90歳になって、それら株式オンリーのアセット配分であれば、投機的と言えるかもしれません。
何が「投機的」かどうかの基準は、人それぞれです。
ですが、投資経験の少ない方などにとって『ナスダック100』や『FANG+』で、長期投資をするのは、かなりハードルが高いと思います。
また、多くの人にとっても「コアサテライト戦略」で、投資のコアのするのではなく、サテライト枠で、投資するのが無難と感じています。
とは言え、簡単に半値以下になる『ナスダック100』や『FANG+』を、市場に振り落とされない超強靭な握力で、ドルコスト平均法を使い、長期投資できれば、株価の下落も大きい投資対象なので、大きなリターンが期待できるでしょう。
最後に
・最後まで読んでくださり、本当にありがとうございます。
・今回は、深掘りできませんでしたが、今後、別の記事で『ナスダック100』や『FANG+』のファンド比較も、していきたいと考えています。
・質問、感想、ご意見、ご要望、そして、批評(酷評歓迎です)などあれば、コメントお願いします。
・投資スタイルは、人によって千差万別。この記事が、少しでも参考になれば嬉しいです。
【参考記事】
【超要約】『2244』VS『FANG+』(爆誕2244投資信託!打倒FANG+!!)「一歩先行くUSテック・トップ20インデックス」
「NASDAQ100」に加え「FANG+」「SOX」投資始めました!【『SOX指数』についても解説しています!】
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