動物武術の虎鷹拳院日誌
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動物武術の虎鷹拳院日誌

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写真=宋氏形意拳・ヨウスコウアリゲーター基本功
発勁力…肩甲骨を平らにする、足首と鼠蹊部が後退する(下腿三頭筋と大腿二頭筋の覚醒)、腹直筋を引き上げる(前鋸筋の覚醒)、指先と前腕の等尺性収縮(鷹爪)、により構成されます。

宋氏形意拳・心意六合拳・武式太極拳を稽古しています。
沈墜勁、纏糸勁、十字勁、勢い、震脚、気、合気、などに勁力はありません。気・合気は良くいえば初歩的心理学です。
光が丘公園の稽古…月曜日11時から、火曜日11時から、水曜日11時から、金曜日11時から、土曜日11時から、日曜日11時から、稽古します。(体育館=木曜日12時30分から、土曜日18時半から、火曜日18時半から)希望者はメールまたは電話ください。希望日時応相談
電話 080-3736-6541 フジマツ
メール furimun6541#gmail.com
#を@に変えてください。

# by tiger-hawk | 2025-12-31 23:59

武式太極拳とは何者か?

武式太極拳は最古の太極拳です。
え? 何を言っているのか? フジマツの馬鹿野郎!
陳式太極拳が太極拳の始まりだろうが!ボケ!
ところが太極拳は武式太極拳から始まりました。
ホントですよー〜
陳式拳には太極拳の名称がありませんでした。
太極拳の創始者、武禹襄は儒教の先生でした。陳式拳を学んだ武禹襄は、技を改変して太極拳と称しました。
太極思想は、宋代の儒教(朱子学)の宇宙観です。
儒教には宇宙観がありませんでした。仏教には宇宙観があるのに…
そこで二匹の魚が泳ぐ太極図が生まれました。
武禹襄は儒教の先生でしたので、太極思想を適用して太極拳と称しました。ここに太極拳が生まれました。誕生万歳!

ランザーイの技は、長い中国服の裾をつまんで帯にさし、相手を迎え撃つ動作です。さあ来やがれ、というわけです。
江戸っ子が、火事だ、喧嘩だ、と着物の裾をつまんで走り出す動作に似ています。

儒学者の武禹襄は格式を重んじるので、そうした下品な動作を嫌いました。そこで形を改変しました。もはや原形は分かりません。

武式太極拳には、古の勁力が内蔵されています。それは鷹爪と大腿二頭筋弓歩です。
鷹爪とは、指先と前腕筋肉の等尺性収縮です。
喬先生は指が痛くなるまでやれ、と仰っていました。
今日の太極拳は幽霊の手を作るので、鷹爪が失伝してしまいました。
また、大腿四頭筋で弓歩を作るので、根本的勁力が失われました。発勁力できません。スクワットやウォーキングに勁力が無い理由と同じです。
根本的勁力は、大腿二頭筋と下腿三頭筋の等尺性収縮で作ります。…以上!
追記 鷹爪すると、合気道の技は全て無効になります。

# by tiger-hawk | 2025-03-25 07:25 | ごあいさつ

腹直筋で背中をまっすぐにしましょう!

今日の日本人の大多数は、背中が曲がっています。さらにスマホの普及により、どんどん曲がりました。結果、肩甲骨が尖っています。まるで岩のようです。

肩甲骨はがし・立甲は、さらに肩甲骨を尖らせます。愚かなことです。騙されないようにしましょう。

これでは勁力が出ません。
気の太極拳は猫背を推奨しています。猫背を肯定する流派もあります。残念なことです。

背中をまっすぐにしましょう。肩甲骨をすべすべにしましょう。肩甲骨の出っ張りを消します。
そのために、腹直筋を引き上げます。下腹を引っ込めます。
ヘソより下で鼠蹊部の近くを引っ込めます。

腹直筋を引き上げると、前鋸筋が目覚めます。前鋸筋が上半身の勁力のカギです。
日常と違い、前鋸筋をはじめから使います。

下腹を出して立つヒトがたいへん多い。みっともない姿勢です。腹直筋がゆるんでいるからです。腹直筋はリラックスしてはいけません。

座ると背中を丸くします。みっともない姿勢です。腹直筋がゆるんでいるからです。腹直筋がリラックスしてはいけません。

背中をまっすぐにするのは、腹直筋の仕事です。脊柱起立筋の仕事ではありません。
脊柱起立筋の名称に騙されてはいけません。
腹直筋で背中をまっすぐにしましょう!

# by tiger-hawk | 2025-03-22 07:22 | 反人間本能の勁力

やわらかい背中を作りましょう!

太極拳は背中で撃つ、と太極拳教室で教わるそうです。だから太極拳は勁力が出ません。合気道は相手の圧力を背中で受けます。しかし…
背中が緊張すると、勁力は生まれません。

背筋を伸ばす、と学校で教わります。すると背中は緊張してしまいます。日本の学校教育は間違っています。

背筋を伸ばすと、鼠蹊部も緊張してしまいます。ますます勁力は生まれません。

気の太極拳は猫背です。猫背を推奨する流派もあります。
猫背になると、背中は緊張してしまいます。勁力は死にます。

肩甲骨はがし・立甲は肩甲骨が緊張してしまいます。結果、背中が緊張して勁力は生まれません。

背中はまっすぐにする必要があります。しかし、背中をやわらかくする必要があります。

どうすれば良いのか?

背中を腹直筋でまっすぐにします。腹直筋を引き上げます。

そんなこと誰も言わないぞ! アホのフジマツだけだ!
フジマツはアホですが、真実もあります。人間ですから矛盾しています。(笑)アホもやらかします。勘弁してください!

というわけで、腹直筋を引き上げて背中をまっすぐにします。
…以上!

# by tiger-hawk | 2025-03-20 07:20 | 反人間本能の勁力

どうして体重を浴びせてはいけないのか?

楊式太極拳の楊澄甫の写真を見ると、明らかに体重を浴びせています。気の太極拳も明らかに体重を浴びせています。勁=勢いの先生も、体重を浴びせています。それは勁力の不在を意味しています。

どうして体重を浴びせてはいけないのか?
どうして体重移動してはいけないのか?
どうして重心移動してはいけないのか?
どうして足を踏み込んではいけないのか?
どうして地面を蹴ってはいけないのか?
どうして勢いを加えてはいけないのか?

それは勁力の性質によるものです。 
勁力は筋肉の等尺性収縮によるものだから。
短縮性収縮でもなく、伸張性収縮でもなく、等尺性収縮です。
体重を浴びせると、等尺性収縮がゆるんでしまいます。
体重分の力はでるけど、それだけです。それで終わりです。

下半身の勁力のカギは、大腿二頭筋の等尺性収縮です。
上半身の勁力のカギは、前鋸筋の等尺性収縮です。
最前線の勁力のカギは、前腕と指先の等尺性収縮です。

ゆるめる力は、肩甲骨の力、鼠蹊部の力、足首の力、の三箇所です。そこは力を抜きます。

体重は使いますが、体重を直接使ってはいけません。
勢いではなく、等尺性収縮により勁力を作ります。

つい勢いに頼ってしまいます。それが簡単だから。それがヒトの本能だから。本能にしたがっていると、進歩はありません。
本能を乗り越えることにより、勁力を学習します。
勁力はヒトの反本能にあります。それは不自然なものです。自然なものならば、勢いならば、学ぶ必要はありません。

# by tiger-hawk | 2025-03-17 07:17 | 反人間本能の勁力

回族心意六合拳・宋氏形意拳・動物武術・虎鷹拳院・反人間本能の勁力・藤松英一


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