「目と手を養う魅力的なおもちゃないかしら、、、」
「組み立てを存分にたのしむかっこいいおもちゃないかな?」
「達成感や充実感を育ててあげたい。どうしたらいい?」
子どものリハビリを専門に行う療法士が、おもちゃに含まれる「まなび」を分析します。
ここに書かれたおもちゃによって、より楽しみながら子どもたちの成長をサポートします。
今回紹介するおもちゃはコチラ↓
組み立てて、重力を楽しむ『GRAVITRAX』
『GRAVITRAX』は、コースを組んで玉を転がす魅力的なおもちゃです。その拡張性と多彩なギミックが特徴で、さまざまな楽しみ方ができます。さらに、専用のアプリを使ってコースの設計も可能です。
このようなおもちゃは、コースを組み立てて玉が予想通りに進んでいく様子を楽しむというロマンがあります。私自身、こうしたおもちゃやピタゴラスイッチのようなものが大好きで、いまでもワクワク感を味わえます。GRAVITRAXはその魅力を持つおもちゃの一つです。
GRAVITRAXでは、重力や運動の法則についての理解が必要です。子供たちは玉がどのように転がり、どのような速度で移動するのかを観察し、推論します。物理的な原理を体験的に学びながら、科学的思考力を養うことができます。
もっとどんな学びがあるのか、
みてみましょう!
どんな効果があるんですか?
目と手の協調性の発達
空間認識の促進
計画性と推論力の育成
視覚的な変化と眼球運動の刺激
達成感の獲得
問題解決能力
目と手の協調性の発達
「GRAVITRAX」では立体的なコースを組み立てるため、目と手の協調性が必要です。コースパーツを正確に配置することで、子供の目と手の連携能力が向上します。例えば、玉を正確な位置に置くために目で目標を捉え、手でパーツを配置します。
空間認識の促進
コースを構築する際には、空間の認識や形の把握が必要です。コースパーツの配置や傾斜の計画において、子供はコース全体の空間をイメージしながらパーツを選んで配置します。これにより、子供の空間認識能力が向上します。
計画性と推論力の育成
コースの組み立てや玉の転がり方を計画する必要があります。子供はどのパーツをどこに配置すれば玉が思い通りに転がるかを考えます。計画的な思考や推論力が養われ、数学的な認識が促進されます。
視覚的な変化と眼球運動の刺激
玉が転がる様子を追いながら楽しむことができます。子供は玉の動きに注目し、視覚的な変化や玉の軌道を追いかけるため、眼球運動が刺激されます。
達成感の獲得
子供が自分でコースを組み立て、成功した時には達成感を得ることができます。
自分のアイデアや計画が実現し、玉が思い通りに転がる喜びを味わいます。逆にうまくいかなかった場合でも、原因を考えて調整し、再挑戦することで達成感を高めます。
問題解決能力
コースを設計する際に問題が発生することがあります。子供たちはコースがうまく機能しない場合に、原因を分析し、調整や修正を行う必要があります。問題解決能力を発展させることで、トラブルシューティングや改善策の見出しに役立ちます。
私は廃材を使って子供たちと一緒に「GRAVITRAX」のようなコースを作ります。ダンボールや厚紙を切り抜いて、自由な形を作ります。子供たちと一緒にどのパーツをどこに配置するかを話し合い、計画を立てます。廃材を使って作るため、見栄えは完璧ではありませんが、子供たちは自分たちの作品に大いに喜びます。
まとめ
一緒にコースを作り上げ、玉が思い通りに転がる瞬間には大きな達成感を味わえます。
また、コース作りやプレイの過程で、コミュニケーションや協力の大切さも学びます。お互いの考えを聞きながら作業し、共感しながら達成感を分かち合うことで、より深い絆が生まれるでしょう。
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